実姉のことで暗くなっても仕方ないって思いながら暮らしています。
人生初、目の前が真っ暗とはこのことか、と思いましたが、
真っ暗じゃなくて、「無彩色」になる感覚でした。
自分の命を賭けて闘うということの意味がどういうものか。
私はやっとわかったように思います。
同じ時期に私よりずっと優秀なスコアで1級を取得なさったYoshikoさんのブログから
この抜粋の転載の許可をいただきました:
「わたしは1秒1秒を楽しむつもりです。
そして、楽しんでいる間は、そのことを意識していようと思います。
たいていの人たちは、生きているのではなく、
ただ競争をしているだけ。
はるかかなたの地平線にある決勝点にたどりつこうと一生懸命です。
そして、そこに行くことに熱中するあまり、
息がきれ、あえいでしまって、自分たちがいま通過しいる、
美しく静かな田園風景も目に入らないのです。
そして、そのあげくに知ることは、もう自分たちは年老いて、疲れ果てていて、
決勝点に着いても着かなくても、結局、何の違いもない、ということ。
わたしは、たとえ大作家になれなくても、道草をして、小さなしあわせ
をたくさん積み上げることに決めました。」
A・J・ウェブスター『あしながおじさん』より
とても示唆に富んだ文章だなぁと心にしみじみ染み入りました。
ウェブスターの人生の真の幸せとは?という命題への追求が
彼の作品を時代の淘汰に負けずに、
名作として後世に読みつがれていく一因だと思います。
人間って欲の塊だなぁ、と常日頃思っています。
私がうまくつきあえない人のタイプが自分の考えを押し付ける人です。
誤解を承知で言うなら、私の姉は第一子の長女として
このタイプの人間だといえると思う。
平等にたとうとするとぴしゃりとはね付けられてきたなぁ、と
まるで娘と同等の妹の私は思い返します。
でも、生まれ順って日本では人間の性格形成に多大な影響があると思います。
長年培われた日本の風土と文化のなせるものでしょう。
習俗ともいいますね。
欲や快の感情は良いものとするアメリカの文化は、
日本人とはちょっと趣が異なるのではと感じています。
その最たるものが、時宜を得た今週号のTIME'How to cure cancer'。
姉に少しでも希望を持てるような内容がないだろうか。
この一念で一字一句読みました。
こんなに真剣に英文から情報を読み取ろうとしたのは
1級の1次試験以来だなぁ。
でもこういうのが本当の読解力になっていくのだろう。
「必死に取り組む」、これが最終的な手段になると思う。
今回の「ガン特集」で興味深いのは、ハリウッド方式のがん治療法解明レース。
何人かの著名なハリウッド関係の映画人がガンに倒れてきた。
2011年に亡くなったLaura Ziskinは映画『スパイダーマン』の敏腕プロディーサーだった女性。
こういった映画関係者が大金を出し合って作った団体が、
'Stand Up to Cancer',SU2C。
映画の作製手段と同じく、どうやってヒットする映画を作るのか。
MITの教授であり、分子生物学分野のノーベル賞受賞者でもある
Philip Sharpが議長となって、3年以内という期限つきで
最初に治療法を解明した組織および団体に膨大な報奨金を出すのだそうな。
内容は・・・・。
まぁ、アメリカ的です!
お金の力でそれぞれに個々の名誉や秘密保持をしてきた団体が
縦横の障壁をとっぱらってしまい、必死に解決策を探り始めています。
あともう少しかもしれない。
日本でもips細胞の技術が革命的に進んでいるので
あっと驚くような打開策がもたらされるかもしれない。
絶対に希望を捨てないようにします。
自分が一番辛かった時に親身に助けてくれた人が
心身ともに弱り、助けを求めている。
その災難は誰にでもいつおこるかわからないわけです。
たとえ可能性や望みがわずかでも、安易に「○×にかかれば助からない」という
自分だけは大丈夫、勝ち組だ、というような言葉は絶対に聞きたくありません。
今日最終回だったNHKドラマ『純と愛』の中で、
主人公の待田純のセリフに、
「神様がいても、神様にはもう頼らない。奇跡は人間がおこすのだから。」
と彼女が語っていました。
姉ともいっしょに温泉や名古屋の街へ靴を買いにいこうと
話しています。
最後に、とうとう買いましたiPad。
まだ使い方がぎこちないのだけど
retinaにしたので、なんてキレイ!
これで実務翻訳のgoogle操作もきびきび行えそうです。
すこしずつ「前に前に」向かって歩いていきます。
人生初、目の前が真っ暗とはこのことか、と思いましたが、
真っ暗じゃなくて、「無彩色」になる感覚でした。
自分の命を賭けて闘うということの意味がどういうものか。
私はやっとわかったように思います。
同じ時期に私よりずっと優秀なスコアで1級を取得なさったYoshikoさんのブログから
この抜粋の転載の許可をいただきました:
「わたしは1秒1秒を楽しむつもりです。
そして、楽しんでいる間は、そのことを意識していようと思います。
たいていの人たちは、生きているのではなく、
ただ競争をしているだけ。
はるかかなたの地平線にある決勝点にたどりつこうと一生懸命です。
そして、そこに行くことに熱中するあまり、
息がきれ、あえいでしまって、自分たちがいま通過しいる、
美しく静かな田園風景も目に入らないのです。
そして、そのあげくに知ることは、もう自分たちは年老いて、疲れ果てていて、
決勝点に着いても着かなくても、結局、何の違いもない、ということ。
わたしは、たとえ大作家になれなくても、道草をして、小さなしあわせ
をたくさん積み上げることに決めました。」
A・J・ウェブスター『あしながおじさん』より
とても示唆に富んだ文章だなぁと心にしみじみ染み入りました。
ウェブスターの人生の真の幸せとは?という命題への追求が
彼の作品を時代の淘汰に負けずに、
名作として後世に読みつがれていく一因だと思います。
人間って欲の塊だなぁ、と常日頃思っています。
私がうまくつきあえない人のタイプが自分の考えを押し付ける人です。
誤解を承知で言うなら、私の姉は第一子の長女として
このタイプの人間だといえると思う。
平等にたとうとするとぴしゃりとはね付けられてきたなぁ、と
まるで娘と同等の妹の私は思い返します。
でも、生まれ順って日本では人間の性格形成に多大な影響があると思います。
長年培われた日本の風土と文化のなせるものでしょう。
習俗ともいいますね。
欲や快の感情は良いものとするアメリカの文化は、
日本人とはちょっと趣が異なるのではと感じています。
その最たるものが、時宜を得た今週号のTIME'How to cure cancer'。
姉に少しでも希望を持てるような内容がないだろうか。
この一念で一字一句読みました。
こんなに真剣に英文から情報を読み取ろうとしたのは
1級の1次試験以来だなぁ。
でもこういうのが本当の読解力になっていくのだろう。
「必死に取り組む」、これが最終的な手段になると思う。
今回の「ガン特集」で興味深いのは、ハリウッド方式のがん治療法解明レース。
何人かの著名なハリウッド関係の映画人がガンに倒れてきた。
2011年に亡くなったLaura Ziskinは映画『スパイダーマン』の敏腕プロディーサーだった女性。
こういった映画関係者が大金を出し合って作った団体が、
'Stand Up to Cancer',SU2C。
映画の作製手段と同じく、どうやってヒットする映画を作るのか。
MITの教授であり、分子生物学分野のノーベル賞受賞者でもある
Philip Sharpが議長となって、3年以内という期限つきで
最初に治療法を解明した組織および団体に膨大な報奨金を出すのだそうな。
内容は・・・・。
まぁ、アメリカ的です!
お金の力でそれぞれに個々の名誉や秘密保持をしてきた団体が
縦横の障壁をとっぱらってしまい、必死に解決策を探り始めています。
あともう少しかもしれない。
日本でもips細胞の技術が革命的に進んでいるので
あっと驚くような打開策がもたらされるかもしれない。
絶対に希望を捨てないようにします。
自分が一番辛かった時に親身に助けてくれた人が
心身ともに弱り、助けを求めている。
その災難は誰にでもいつおこるかわからないわけです。
たとえ可能性や望みがわずかでも、安易に「○×にかかれば助からない」という
自分だけは大丈夫、勝ち組だ、というような言葉は絶対に聞きたくありません。
今日最終回だったNHKドラマ『純と愛』の中で、
主人公の待田純のセリフに、
「神様がいても、神様にはもう頼らない。奇跡は人間がおこすのだから。」
と彼女が語っていました。
姉ともいっしょに温泉や名古屋の街へ靴を買いにいこうと
話しています。
最後に、とうとう買いましたiPad。
まだ使い方がぎこちないのだけど
retinaにしたので、なんてキレイ!
これで実務翻訳のgoogle操作もきびきび行えそうです。
すこしずつ「前に前に」向かって歩いていきます。