英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

一歩前に

2014-06-21 16:16:41 | 翻訳
実は翻訳、それも純文系人間の私が自然科学系のメディカル分野の翻訳で
曲がりなりにも職人になれるのか、
どうしても自信がないままでした。

フェローで金融&経済を基礎コース(ベータ)とマスターコース終了後、
予期せぬ姉のガン闘病もあって
必要に迫られてその分野の最先端の英語文献を読む羽目に。 

ただ本当に理解していたのかは甚だ疑問ありでした。
日本語版にあらすじが書いてあるものを読むと、
その日本語の用語が障害になって立ちはだかるということも多々あり。

DHCメディカル英日通信コースは7月9日に最終回の6回目を提出して
とりあえず終了となります。

3か月の猶予が認められているのですが、
私の中で一つだけ死守するぞ、という固い決意がありました。
それは「絶対に提出期日は守る」というものです。
これには理由が2つあり。

1つ目は、延長してもよい、と自分に認めてしまうと、
絶対に最後まで走りぬけなくなるな、と思ったからです。

あともう1つは、お仕事をもらう立場になった時に
延長などできないだろうと自分に言い聞かせるためです。


たぶんこんな訳文、絶対に違うで!と
自問自答する時におまじないのように云うのは、
「習うより慣れろ」。
慣れるしか他に方法がない。
これ本当にそれしかないようです。

こんなへっぽこで一体この先、大丈夫か?私、と
自信喪失もいいところです。

が、いつまでも凹んでいたって仕方ないやと
以前、フェローのマスターコースで面接授業を受けた時に知り合った
神戸在住のクラスメートさんが教えて下さったHPを思い出した。
それは「ミズトラ会」。
女性限定の翻訳者の交流会です。

昨日、意を決してメールを送信。
するとすぐに返信をいただけた!
とてもフレンドリーな雰囲気で私のような新人とも言いづらい人間も
どうぞ、と云っていただきました。

定例会や講師派遣で一線で活躍する先輩翻訳者の方と
出会うチャンスもあるはず。
自分だけで独善に陥りやすい自学自習に一筋の光明が見える思いです。

教えることは楽しいのですが、
独身で通した塾長先生も早60代半ば。
彼女に何かあれば、後を続ける人はいないわけです。
そうなると他でまた教えようという気持ちにはならないだろうなと思ってます。

おとついの夜は、秋から北米に語学留学に行く予定の
理系大学卒の元生徒君と英検のダブル受験(2級&準1級)の見直しをしました。
彼の準1級の見直しをやりつつ、大学受験生の高校3年生には
模擬テスト対策向けの問題をやってもらうという並列作業での授業です。

5月のTOEICで700点弱だったことから、
このK君はあと50点ほど上がると準1級も合格に手が届くでしょう。
こういう見直し作業も初見でやっても結構楽しいです。
1級の過去問も時間をできるだけ短くして自分に負荷をかけてやるのも
私はけっこう好きですね。
でも1級の小論文とリスニングは現在のところ必要ないなぁ。

いつまでも教えることができるとは思えない以上、
今後のことも含めて自分の専門性を見極めつつ、
すこしは仕事として確立する部分を強化していこうと思います。
どんな先輩諸氏に出会えるか。
FBもフォローしてくださいと教えていただき、
今後どんな展開になるか楽しみです。

いつもお邪魔しているあるブログの方が撮った素敵な長野県の写真

澄み切った信州の湖にじぃ~んと来ますねぇ。

最近よく聴く曲、『Remember me』くるり。


♪時はながれ~ても、かわらないや~かわらないや~♪

いやいや・・・・。
ちょっとは変わらないと!

わが同胞やりました!

2014-06-11 10:44:57 | 英検1級
それはHiroshiさんです。
先週末に行われた2014年第1回実用英語検定、英検1級1次が突破できた模様です。

エッセーを除いて69点(85点中)ですか!
あれ?どっかで見たような数字???と
このブログの「英検1級」カテで過去をさかのぼると・・・・・。

な、なんと偶然、私も2012年2回目で1次が同点でした!
うわぁ~偶然ですよね、これ。

実は1次をできるだけエッセーを含めて113点中90点に近づける計画を立ててました。
だからエッセー抜きでの1次は限りなく70点を越えるんだ、という心づもりで臨んだのですよね。

というのも、日ごろの訓練で英文を書いて添削してもらえる環境にない以上、
エッセーが伸び悩むのはいたしかたない。

ムリして伸ばそうとしたんですが、
リスニングを伸ばすのに
どうしても嫌いなディクテーションをやりたくないのと同じく
中高年学習者が中級レベルを突破するために
自分の嫌いなことを無理やりやるのは得策じゃないですね。
受験自体がイヤになっては元も子もない。
受かるぞぉ~と明るい明日を目指す意気込みがなくちゃ。

それより「褒めて伸ばす」作戦の方がずっと有効だと思います。
日本人は集団で認められたいという意識がとても強い民族だと思う。

だから自分の個性に合わないようなことを
無理やり「我慢が美徳」とばかりやってしまい、
不必要なストレスをため込みやすいのじゃないのかな?
過労死って日本だけじゃないですか?
会社のために死ぬまで働くなんてナンセンスや、と
以前、この話題でディスカッションをしたときに云われましたもん。

まぁ、集団から認められなくちゃ、とばかり
若いころはそれでもいいだろうな。

アラフォーあたりから身体が中年→初老(嫌な言葉だ!)になってくるし、
そういう微妙なお年頃になることもあり、
お金をもらって働くならいざしらず、
無用なストレスで体も心も痛めつけてもなーんも良いことはないです。

多少のムリはせにゃいかんけど、
自分の気持ちが嫌や~と悲鳴を上げているのにムリは厳禁です。

上述の彼も単語を覚えるのが辛かったご様子ですが、
何とか乗り切られて2次に進まれそうです。


仙人のような響きのmentorですが、そんなもんとちがいますよぉ~。
同じ道の途上にいる仲間としてお付き合いください。
また大阪でオフ会しましょうね、Hiroshiさん。

その時は、すべて英語で話しますか?
ふわぁ~盛り下がるだろうなぁ(苦笑)。

さて面白い漫画のご紹介。
「悪あがき英会話」
コミックエッセイ劇場からの連載マンガです。

アラフォー夫婦のこのお二人。
一念発起で英会話教室に夫婦仲良く通いはじめたというところから話が始まる。

何がおかしいかと云うと、
忘れていた自分の記憶がふたを開けられて
「あぁぁぁ~あった、あった」
と何十年前の自分に会う懐かしさに囚われるから。

毎週水曜日(今夜もある)の自腹で月謝を払っている
勤務先の英会話クラス。
この日はさすがに緊張したりしないけど、
英検準1級前後の実力の頃は、
単純に'Yes,No'で答えられない質問の時など
かなり緊張して気合を入れながら出席していたなぁと思いだします。

現在の私の状況は、英語を話す→自分の云いたい内容を伝える、という状態で
テクニカルなことはすっかり卒業している気がする。
と書くと、まぁ~ペラペラ?
と錯覚されそうですが、そんなもんと違います。
もう勢いです、はい、浪速のおばちゃんもどきの勢いで分らせるという凄技です。

内容は多岐にわたるのだけど、
担当の同僚でもあるオージーおじさんの講師に言わせると、
「シルフの尋ねることは、シンキくさいことばっかりや。」
と苦笑いされています(涙)。

じゃぁ、どんなことが「シンキくさい」のかというと、
やっぱり文化の違いが日本と欧米とどう違うのか的なことになる。

2週前だったりすると2名しかいないメンバーの1人が
出張でお休みだったので、最新TIMEの特集記事の一つ
アメリカ南部での死刑執行の不手際が問題になったことを取り上げたのです。

なぜ気になるのか、という点は、
capital punishmentが主題ではないところ。
そうじゃなくて、それに使用する薬剤が死刑廃止の傾向が強まるヨーロッパ大手の製薬会社から入手できず、
入手先不明の第3国から仕入れするしかなくなってきているところです。
そういう薬剤は不純物が多くて苦痛を与えながら死刑囚が亡くなったことが
何よりも問題視されているということです。

なんで?と私は聞きたい訳です。
悪いことしたのに、苦しんで死んでもええんと違うの?

これが凄い!
苦痛を与えるというのが、自分にも苦痛が加わることになるという
キリスト教の文化からくる考えで絶対に行ってはいけないことだと言われました。
食肉にする動物でも「苦痛を与えなく処分する」なら問題はなし。
苦痛が何より罪悪なんですわ。

こういう考え方の違いを突き合わせるのが楽しい~♪
って、やっぱり面と向かって人間関係をある程度築かないと
こんな話、「シルフってどんな人間や」と思われませんか?

そういう考えに沿って物を見ていくと、
自分が何の影響をうけてこういう考えをしてるんかな、とか
自分の物の考え方を見直すよい機会になるんです。
こういうことをしたいがために英会話に行ってるようなもんだなぁ~。

たぶん一般的な英会話クラスじゃないだろうと思うけど、
方法論や技術的な話ばかりしている数クラスを終えた後で
このオージー講師、Jさんはノリノリです。
一つ問題はノリノリすぎると、ワンマン・ショーになりやすいこと。
ひたすら傾聴時間になってしまいかねないので、
無理やりペラペラ話せなくてもカットインしてボロボロの文法を駆使して話します。
あんまりへっぽこだったりすると、それで水を打ったように静かになったり(激汗)。
今日ももう1人のメンバーの持ち込み記事(ガーディアンより)を
輪読した後にディスカッションになりそうやわぁ。