英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

失業率24.4%のスペインの現状

2012-05-29 16:37:54 | TIME reading
-The Vanguard of Disaster-Worldより40ページから5/28日号。

Jerez de la frontera、ヘレスデラフロンテーラというアフリカのジブラルタル海峡に近い都市の財政状況のひっ迫具合が特集記事になっている。

驚くのは、都市機能がほとんど機能しないほどのひどさ。
学校も閉鎖されてしまい、公共交通機関も動かないのだ。

なぜこのような財政破綻がおこったかというと、TIMEの記事では不動産の景況が基準になってきたスペインの経済計画に問題があると書いている。
国内にある銀行がうまく機能せずに、いくつかが国有化される予定だとも書いてある。
日本の東電や日本航空などと同じ感じなのだろうか。

経済ネタがイマイチしっかり分かっていない私には、中国の不動産ブームと被るイメージしかない。

しかし、失業率の高さは際立っていると思いませんか?
特に若い世代がひどいということになると社会不安がおこるのではないかと思ってしまう。

話は変わって・・・・。
来月には英検の試験日がありますが、姪の結婚式のためにキャンセルしました。
10月まで資格試験がないかわりに、8月末までフェローの通信教育があります。
たぶんあまりのヘッポコぶりで、その上のベータ応用講座を受けないと怖くて仕事にならないのじゃないかと思っています。

もう既に仕事を貰ってバリバリ働いている実務翻訳家(IT関連)のお嬢さんの方が書いているブログ、『高卒ですがなにか?』http://blog.livedoor.jp/natsu_snooker/
では彼女の言葉、現場主義で行きます、という精神にエールを贈っています。

がっ、小心者ゆえ、ある程度の地盤をこさえてからじゃないと私には恐ろしくてトライアルなどにチャレンジできなさそうなのです。

なんといいましょうか。
Facebookで大好きな英国ロイヤルバレエのダンサーの皆さんがお友達になってくださって
相互に情報交換ができるようになったくらいで、私の英語の目標がすっかり達成した気分になっているくらいです。
きっと私の苗字が、もうすぐプリンシパル(第一舞踊者)になるだろうという日本人女性ダンサーの方と同じなので
親族の1人と勘違いしてもらってるのかもしれません。

英語で好きな人たちとコミュニケーションが自由に取れる。
私の目標レベルってこれくらいハードル低いんですよねぇ。

8月末には鎌倉にある芸術館というところでトップダンサーの競演があります。
既にチケットはゲットしました~♪
Facebookで情報もつかんでおいて、「いざ鎌倉へ」。
楽しいデジタル生活をエンジョイしています・・・・。

実務翻訳ベータ折り返し地点すぎました

2012-05-22 10:36:35 | 翻訳
ちょっとは賢くなったのかな??と疑問符ばっかりついてしまうほど
自分の進捗状況が読み込めない実務翻訳の通信コースです。
全12回課題提出の半分である6回目を23日午前9時提出締め切りですが
昨日の午前中に無事提出済みとなりました(祝)

半分を過ぎたっていうのに、まだまだ未知との遭遇ばかり。

ただiphoneのウィキペデア検索がすぐにできることになったので
『おや?』と思ったものは、即座に検索できるようになりラクチンですわ。
まだいわゆるtappingがうまく使いこなせずに
誤動作の連続で「サクサクこれなしには毎日過ごせない」ほど便利だと思えないのがネックです。
ここをクリアーしないと、便利で手離せないものにはならないのとちがうかなぁ。

因みにすごく便利だと思ったのが、今回の課題のFRB、連邦準備銀行の英文和訳の課題文でした。

銀行業務というか、銀行を始めよう♪と思ったらアメリカで(いやどこででも)何をするのかという単純なことが私には分からない。
たんす預金より危なくないモノくらいの知識しかないとすると、
FRBがなにやってるのかわからないし、こんな課題文を読んでもさっぱりだなぁ。

だからウィキペディアで日本語と英語のどちらからも「サルでもわかる」式の知識を得て、
ようやく英文の内容に臨まないとチンプンカンプンの訳文になってしまう。

実際に最初に自分で訳したのは、何を言いたいのかさっぱりわかんない日本語の文の羅列なのです。

それをどうやって自分でも他の誰が読んでもわかる日本語の文にするか、
このさじ加減がいかにも難しい。
それで私はいつも課題の英文和訳の箇所が20点の半分くらい、12点どまりなんです。

基礎のコースから始めなかったからきっとこういうことになってるんだなぁ・・・と
そんな風にも思ったりするのだけど、まぁ、仕方ないや。

いちおう課題に付随するテキストの理解はほぼ満点ということなので
現在100点満点の80点半ばという点数を90点以上にしたいなら
英文和訳、つまり延々と中学校からやってきた、このパートを見直さないとダメだなぁ。

思い知ったのは、私の日本語訳は妙なままなのだということ。
つまり問題は「日本語」なのだろう。
身についた受験英語のままの訳出ではまずいんだな。

だから教える側になるときと、自分が生徒になって訳を提出するときは
別のやりかたをしないとダメなんだと気がつきました。
ここらあたりが悩ましいのですよねぇ・・・・。

とうとうiphone4sに機種変だ!

2012-05-17 22:22:20 | 翻訳
TIMEを読んでいたり、実務翻訳ベータのさっぱりわかんない単語の意味をあれこれ調べるのに
いちいちOSがXPのままのPCをたちあげるのに不便を感じていたこのごろ。

ipadにしようか、iphoneにしようか、ずっと1ヶ月ほど迷っていたのですが、
2年以上の前の携帯のカメラ性能がかなり劣っていたのもあり
思い切ってiphoneに機種変更しました!

まぁ、それは喜ばしいことではあるのですが、問題が・・・・。
それは、
「中々スムースに使いこなせない」

やっとアドレス帳を変更し、AppleIDを入れてiTunesから
それまで溜め込んでいたものをiphoneで見れるようになったのです(汗)。

ところが、携帯メールと同じだと思ってもメールを打つのが慣れないと
あっという間に誤動作してしまい、何度も堂々巡りに・・・・。
ヒィ~~、便利なものを使いこなすには苦労がいるなぁ・・・。

しかしアプリのNewsstandには驚いた。
無料でNewYorkTimesの抜粋記事が読め、AERAも週遅れで読めるのだ。
「そんなこと今さら」なんて言われそうなんだけど、浦島太郎状態な私。
Newsweekの週遅れ日本語版も読めるそうなので、TIMEと格闘している私としては
同様な記事がプロの翻訳家の手でどう料理されて訳出してあるか比較もできるなぁ~。

何よりカメラの画素数がブラウン管のテレビから地デジのごとく鮮明なので
資料をこのカメラで撮ってそれをどれだけでも指でtapしただけで
自由自在に大きさを変更できるのもすごい技術だ。

スマフォはこのiphoneを除いたものを言うのだということも、今回知ったこと。
まぁ、本当に目からウロコってのはこのことだなぁ。

もちろん紙の辞書も電子辞書も使うのだけど、それだけで意味がわからないスラングなどは、ネット上でわかることが多い。

ただあまりに便利すぎ、つまり汎用性が高すぎて利用者がその技術の高さに追いつけないようになってる。

自分でネットからわからないことを調べて、その後に実際にやってみるというガッツがないと
デジタル機器は使いこなせないだろうというのが、偽らざる私の気持ちです。

翻訳の課題が23日の朝9時までに提出というのに、iphoneに振り回されっぱなしかもしれない。
いやはや、すごい、すごい。
注・私はwhiteの64GBを購入。いっぱいムービーも入れられますよ♪

Irvingさん、ええんですか?

2012-05-16 10:13:01 | TIME reading
5月14日号も昨日読了しました。
ナカナカ興味深いライン・アップでした。

カバーストーリーとアゼルバイジャンの記事(中国での高官汚職と人権活動家の記事&独裁体制のアゼルバイジャン、バクーのユーロビジョン歌謡コンテスト)、
この二つはあんまり面白くなく、密かに『これは終わらないかもしれへんで汗』と思っていたら・・・・。

その後に最近苦労して読み終えた『あの川のほとりで』、'Last night in Twisted River'の著者、
John・Irvingの最新著書と彼のインタビュー記事が載っていた('The Wrestler',pp31-37)。

最新作は、'In One Person'、この5月8日に発売開始。
なんとカナダで彼の出版販売元になっている妻(結婚25周年だとか)との間の息子が
gayであることが判明して
その一件で今回の小説が書けたというのだ。

いや~、正直であること。
これはアメリカ人の特質だろうと私は思う。
いいことじゃないかとも思う。
でも子どもにとってどうなんだろう?
作家の父親が自分を題材にして私生活を小説にしたらどうなんかな?
私ならイヤだなぁ、絶対にイヤだ。

この小説の最大のテーマは34ページのこの箇所:
Life is so hard for sexual outsiders, Irving says, and it makes him love them all the more.
Which is what he told his youngest son Everett revealed he was gay: I love you all the more.

Irvingは、結末をまず思いついて、そこから物語を作っていく作家だ。
しかし、つじつま合わせがうまくいかないと、読者は路頭に迷ってしまう。

「あの川~」もちょっと長すぎて中だるみしてしまう箇所がいくつもあった。
もっと短く分かりやすくできそうな気もする。
しかし、これが彼の作風なのかもしれない。

「ガープの世界」に比べると量がどんどん減っているのが、彼曰く、
「作家として年をとってエネルギーが衰えているのだろう」とも語っている。

他の人は彼の過去の作品から性の奔放さを指摘しているけど、
私はちがった印象を受けている。
彼には性の甘美な描写はあまり得意じゃないと思える。

どういうんだろう。
寒い地方ばっかり風景描写しているせいか、性描写も白くまの交尾のような簡素さに思えてしまう。
なぜかというと、出てくる異性である女性は大柄でクマみたいな人ばかり(汗)。
日本人の楚々としたとらえどころのない女性は出てこない。
アラスカの針葉樹林の大地、タイガを彷彿とさせる女性ばかりだから。
いけばなの剣山を思い出してほしい。
いきなり近づけば「グサッ!」と手を刺される。
彼の作品に登場する女性像はこんなすごい猛者ばっかり、まるでメスの白くま。

彼の最新作、'In one'には性描写が多いのかな?
でも現代アメリカ文学界でのディケンズと称されるIrvingなので
ただそれだけじゃないかもしれない。

きっと版権を巡って日本の出版社のどこかが必死に死闘をくり返しているかも。
そして1~2年後にこの作品の日本語版が市場に出回るのじゃないかと思っている。

ワクワク感いっぱいの若い才能爆発

2012-05-10 14:21:34 | TIME reading
1人は先週号のTIME、Cultureで取り上げられていた
大ヒット映画になりそうな,'Marvel's The Avengers'。
日本ではお盆のころに封切りだそうです。

なんというか、AKB48のアメリカン・ヒーロー版とでもいう感じ。
まず、
1.アイアンマン
2.キャプテン・アメリカ
3.ザ・ハルク
4.雷神ソー
5.黒い未亡人、ブラックウィドォー
6.元締め、ニック・フィーリー
7.ホーキー


ここへ捜査員、エージェントの男女二人が入ってSHEILDというチームで
からの地球撲滅作戦に戦いを挑む話。
なんちゅうか、荒唐無稽なコミックをディズニーがふんだんにお金とCGで
作り上げた映画のようです。
映画館でみるにはぴったりでしょうね。
ちょっと見ようかな?という気持ちになってます。

どうなんでしょうね。
1人じゃ立ち向かえないぞ、という感覚はアメリカ人にも起こりつつあるのかも。
ガソリンの値段も1リットル100円に近くなっているみたいだし、
以前のように湯水のような使い方はできなくなっている。

そうなると、「がまん、節約だ」ということになって
あの我慢強くないアメリカ人はストレスが溜まってくるのでは?と思ってしまう。
こういうアクション満載の破壊しつくしまくりの映画は見るとすっきりするんでしょうね。

監督は前頭部が印象的(汗)な、Joss・Whedon。
まだせいぜい40歳になったくらいにしか見えない男性です。
子どもの頃にみた絶対的に強いアメリカのヒーローを映画制作に取り入れているみたいです。
これからが楽しみな監督さんではないですか?



もう1人の期待の新星が山口一郎くん。
「サカナクション」という面白い名前のグループのリーダーです。
すごいですよぉ~。
もう目からウロコ状態の彼の斬新な創作意欲に脱帽。



でも個人的にはこの曲が一番好きかな?



ちょっと『いや~、そうなんか』と思ってしまったのは、
寺山修司に歌詞では強く影響を受けてやしないか?というのは当りなのだけど
音楽じゃYMOもかなりかな?というのも、彼のお父さんがずっと好きで聞いていたからだと判明。
そうか「お父さんの好み」なんやな・・・。
彼のお父さんは多分私とあんまり年齢差がないってことだわ。

どこかで聞いたことがある、また見たことがある。
つまりパクリじゃないの?という手厳しい意見もあるでしょう。
でも、私が「これって外国語?」と思いつつ読んだ科学哲学の大学時のテキストでも
科学の歴史は前任者の否定もしつつ、そこに次の新しいものを載せていくというものだった。
世間が斬新だと思う感覚はどうもそこにあるのかもしれない。
だからパクリ疑惑といわれれば、「いや王道でしょう!」というしかないのかも。

ただそのまんまではダメなんです。
だってそれは正真正銘のパクリ。

ただ、あまり突拍子もなく前に進みすぎていては受け入れられない。
すこしだけ、ちょっとだけ一般大衆に、
「おぉ~すごいやん、おもしろいやん」
と思われるところにあると、その新味のあるもんで一時代が作れるかもなぁ、
なんて思いました。

innovative、innovationとかすっごく大事と言われるけど、
この辺りの線引きがなんとも悩ましいものだと思われます。