英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

マスターコース課題、今日出すわよ!

2013-02-28 09:26:24 | 翻訳
なんちゃって今映画もかかってる『ストロベリーナイト』主人公・姫川玲子風に言ってみました。

私が実務翻訳をやろうとしたのは、英検1級チャレンジ中の昨年3月から。
つまり1年前ですねぇ~(遠くを見る目)。

とりあえずは、フェローのシステムとしてまずこの初心者コース・ベータか、
総合翻訳コース(かなんかの?)初級者コースのいずれかを
受講せねばならなかったと記憶しています。

1ヶ月に2回の提出がある6ヶ月コースで12回提出しました。
そこから見えてきたものは・・・・・自分がいかに日本語の語彙が少ないか、です。
英語じゃなくて、日本語。
これは見落としていました。

日ごろから堅い文体に接しておらず、読み物も小説や易し目の説明文ばかり。
こういう日常の読書では、どうしても太刀打ちできないのが実務現場での文章。

やはり母国語でいかに難解な本を読めているか。
この点に翻訳を目指す者のヒントが隠れていそう。

とどのつまり、母国語の読解力のレベルが外国語のレベルと正比例の関係があると思います。
だから学歴云々とかということではなく、
まず日本語の論理的文章の初歩、
新書あたりから嫌がらずに多読する癖もつけないとダメだろうと思うな~~。

さて4月開講通信コースの上級コース、
マスターの課題文提出は明日の正午が締め切りです。

10日ほど前から最寄のメガバンク・東京三菱UFJの支店にこっそり客を装い、
課題文とかぶる企業統治、corpolate governanceに関する記述の日英パンフを入手。

その他、ネット上での日本にある銀行の企業統治の日英もプリントアウトして
比較&検討してみました。

がっ、日本人の株主向けに充実している日本語のパンフレットに比べて
英文で書かれてあるほうは、いささかトーンダウンしてるなぁというのが本音。

しみじみ翻訳者の苦労が行間から透けて見えます。
簡単じゃないよね、うん、そうだと思うと独り言など言ってみます。

受講許可が下りるのか。
まだ未定だけど、とりあえず推敲を重ねつつ
今日提出します。

ボリショイバレエの暗い闇より

2013-02-22 10:04:33 | TIME reading
TIME2/25日号より'World/Dirty Dancing.

ボリショイバレエと聞いて?「ん?サーカスなら知ってる!」と思われる方、
はい、そうです。
どっちもとても有名ですよね。

バレエ団のほうは世界でも指折りの有名バレエ団です。(私的には、イギリス・ロイヤルバレエ、サンクトペテルスブルグ・マリンスキーバレエ団の次に好き)

私がバレエに興味を持ち始めたのは、少女雑誌を読み始めた小学3年生辺りから。
何せ専業農家のド田舎の3世代住居の田舎暮らしでは
こんな世界があるんや~~!ともう呆気にとられてましたね。
13歳、中学一年で別の窓となる英語との出会いとこのクラシックバレエの窓。
どちらも世界は広いな、と私に思わせてくれるものでした。

そこからウン十年(汗)が経過して、アイフォンでFBやTwitterで
どれだけでも世界中から瞬時に自分の好きな情報が入手できるようになったんです!
すごいわ~~、技術革新には舌を巻く。

最近のこのバレエ団の一大スキャンダルが、芸術監督セルゲイ・フィーリンが帰宅時、
暴漢に襲われて顔面に硫酸のようなものをかけられたという事件です

まるでアルカイダの一味になったかのようなフィーリン・・・。
まったくひどいことをします。

この事件の発端は、フィーリンを芸術監督に指名したボリショイ劇場のドン、Iksanovとフィーリンと同時代にライバルとして覇を競ったNikolai Tskiskaridze(ニコライ・ツィスカリーゼ)の権力争いということらしい。

私が小さい頃に有名歌手や芸能人がにたような事件に遭遇したことがあったような??
うぅぅ・・・・ロシアはまだそのレベルなんだろうと思います。
中国も同様な文化レベルかな??
裏での権力争いが表面化して、その後、多少なりとも状況が民主化されるといいのだけど。
美しい芸術の裏には、お金や権力が渦巻くどす黒い抗争がある・・・・。
なんともやりきれない思いがしますね。

一つだけ明るいニュースが。
2月19日付朝日新聞文化欄より。
法学者の巨人、ドウォーキン氏を悼むから。

少し前一躍時の人となったハーバード大学教授サンデル氏が指示するロールズとは異なる法哲学者、ロナルド・ドウォーキン氏について書かれた記事でした。

彼は東欧からの貧しい移民の子としてアメリカにやってきたそうです。
母子家庭で育ったことから、苦学して自分の知力を頼りに学者になった方でしょうか。

多用な価値を認めるコミュニタリズムのロールズ派(サンデルも含む)よりも
伝統的な倫理的価値観は一つではないか?から始まる考え方をもつ人だそうです。

私に読みこなせるかは甚だ疑問。
でも「善く生きる」という彼の座右の銘は心に強く響きますね。
まず論文集から読んでみようかと思っています。
がんばるぞぉ~~♪

私が胸にぐっときたのは、特にこの記事でのこの部分、
「善き生は人並み優れた業績を残す生ではない。<中略>
我々はむしろ善く生きることを目指すべきである。
尊厳なき生は、一瞬で消える。
しかし他者を尊重し、自らも善く生きるならば、
我々の生を宇宙の膨大な砂粒の中の小さなダイヤモンドとすることができる」

私も無名なまま生きて死ぬんだ、と覚悟はしています。
でも、このような著名な法哲学者の彼もそう思い、
実行をしていたとは!

ボリショイバレエ団内での権力争いを見るにつけ、
つくづく善く生きることは、他者を尊重しつつ
自分の尊厳も認めることだと思いました。

マスターコース申し込み完了!

2013-02-18 09:27:40 | 翻訳
あぁぁ~、清水の舞台から飛び降りる、という気分で
フェローの経済・金融、マスターコースに申請を出しました。
トライアルを通過しないと受理してもらえないそうな・・・・。
プリントアウトしてみて一言、
「はぁ~、こういうことをやっていくのだ」
とまだ覚悟ができていない感じです。

課題文はある銀行の企業統治に関するもの。
実務翻訳者なら、超簡単な部類じゃないですか??
ただねぇ、私はアマチュアのアマチュア。
3月1日の締め切りまでちょっと精神的に負荷をかけて
実務翻訳チックに体裁を整えなくてはいけないな、と思っています。

知る人ぞ知る、アメリア、翻訳者の斡旋会社があります。
これはフェローコースの卒業生対象におこなっているところです。

ここが開催する翻訳トライアスロンというイベントがあります。
幾つかのジャンルにまたがって翻訳の技能を期限付きで課題提出をして
その優劣から得点を競うというものです。

そこで上位にいつも顔を出す男性の方がブログを書いています→『翻訳屋佐吉の生活と意見』

彼のブログの中で「なるほど!同じ考えを持つ人なんだなぁ」と
深く納得したのが今月4日の部分:「翻訳学校で学んだこと」。

この中の特にこの部分にピンと来た!
引用始まり>結果、佐吉が辿り着いた結論は、「翻訳の勉強とは、目的のジャンルの文章をとにかく実際に訳してみること」ということだった。それは、翻訳学校に通わずとも、また、通信講座を受講せずとも、ひとりでいくらでもできることだ。<引用終わり

私が独学で英語学習を進める理由もこれだったな、と思った。
○×流とか、△■方針とか、その先生なり学校や学院の進め方に自分が合うかどうか。
これはとても大切なことだ。

私のように個性が強いタイプは、合わないところに入ると
大してない良い部分が全てつぶれてしまう恐れがある。
自分のことを知る絶好のチャンスが目の前にあるのに、
時間がかかるから、という理由だけでそれを手放すような勿体なさを感じる。

それじゃぁ、貴女はどうして今回マスターに??という疑問。
そうなんですよね、確かにそうだ。

引用させていただいた佐吉さんは、以前のリーマン生活で
社内翻訳という業務でふんだんに翻訳のノウハウを身につけることができたのです。
で、私は??
まるでゼロ(いやマイナス?)から「てにをは」を取得せねばならないのです。
おまけにこの田舎の地方都市では、実生活でこの実務に関連することは
ほぼ100%なしですもんね。

在宅で英語を仕事にするには、やはりその体裁や約束事を身につけねば
プロの仕事にはならんだろうな、と思うわけです。

ただ大事なのは、自分らしい部分を消し去ってしまわないことだろうと
このプロの翻訳者から教えてもらった気がします。

しかし、こんな偉そうなことを書き散らしてみても
なんともはや、課題文だけでも心が重くなる・・・・。
でも待っていても何も始まらないので、半年間8万円弱のコースで
どれだけ自分が技能を身につけられるのか、やるだけやってみようかと思っています。

成熟するって何やろね??

2013-02-11 13:00:10 | 日記
昨日の朝日・朝刊、読書欄、『売れてる本』より■55歳からのハローライフ/村上龍。

青年心理、特に引きこもりの心理で有名な精神科医・斉藤環氏がこの「ハロー~」について書評を書いています。

「成熟」なき時代に希望を探る、という副題がついている。
うぅ~ん、成熟かぁ。

まさしくドンピシャ55歳なんですけど????
自分が成熟した人間だとホンマに言い切れるかなぁ・・・・・。

わが子たちがお世話になっていた現在のパート仕事の塾での講師仕事も
塾長先生の命令で受け持つことになる生徒の皆さんからは
先生と呼ぶかどうかは、彼ら(彼女ら)に一任してある。
というのも、英語の1学習者として先にいるだけという私なりの考えから。
先にいるから、偉いんだという思い込みは絶対にしないと心に決めている。
これも実は何も立派な考えからこうなっている訳じゃないのです。

私より先に1級ホルダーになった以前のクラスのメンバーから
かなり露骨に差別的発言をされたことが発端。
そういう経験知から、知識の多少で決して威張ったりする人間にはならんぞ、と
心に誓ったに過ぎないのです。
それから考えると、まぁ、私なんかも成熟した人間とは程遠いなぁ。

話を該当する村上作品に戻すと・・・・・。
なんと2030年には50-60代が単身男性が4人に1人となるという!
この中には、ずっとシングルもいれば、シングルアゲインという男性もいるんだろうな。
もちろんオヤジ化したシングル女性も心理的には同じような寂しさを持つだろう。

自分が55歳になってみて思うのは「ちっともしっかりしてないぞ」という気持ち。
仕事柄、中高生と馴染んでいることも一因かもしれない。

ただちょっとだけ、自分が成熟したかも?と思えるなら
それは子育てをしたからかもしれないとは思う。
自分のこと以外にまず第一に考えないといけない存在だったからなぁ。

少し前の1級問題に「利他的遺伝子は生得的か?」という内容一致問題が出たっけ。
こういう問題になると、試験そっちのけで
のめりこんで読もうとしないようにするのが必死だったなぁと思い出します。

もしもともと人間の脳に組み込まれているなら、
それを引き出す教育的取り組みがいるでしょう。

でも後天的に環境から意図的に作り上げねばならないとしたら???
かなりの努力が必要になると思う。

私が思うに、人間の成熟度=利他的行動=自分の喜び、という図式かな、と
思ってみます。

話は変わって・・・・。
でんすけさんご推奨『海街diary1ー5巻』吉田秋生作、読了しました。
マンガなんだけど、一字一句にかなり時間をかけて読みました。
ほのぼのとした日常の1コマが美しいタッチで描かれてますよね。
無名の市井人として生きて死んでいく人々の人生模様。
女性漫画家ならではの作品だと思いました。
まだ完結していないので、これからも続くのでしょうね。

やっとappを購入

2013-02-07 09:16:45 | 日記
こんなことを書くと、
「何を今さら!」
とメカ音痴をさらけ出しそうですが、
昨日、iPhoneにブリタニカ百科辞典を2300円にて
無事DLしました。

スマフォのこのアイフォンに替えてから
きちんとキャッシュカード情報を入力していなかった(3桁のコード番号など)ので
一発かんたん購入ができませんでした。

というか、不便を感じなかったのです。
まぁ、裏を知っているITの猛者から見れば
ネットでの金品のやり取りなど、簡単に詐欺行為まがいのことが可能になるほど、
隙だらけだぞ、というのをSEの息子からコンコンと聞かされていたから。

あまり高額な商品の売買はネット上でやりとりしないこと。
これは匿顔性のネットの宿命でしょうか。

でもね、無視できないのは何度でも新しい情報がupdateされる点。
昔の百科辞典などは、一度出版されて購入したらどんどん古くなる。
それがデジタルなら、定期的に見直しがされるから
これから分からない事項がでてきても、たちどころに意味がわかるようになる!
これってすごいこと。
かなりの魅力がありますよねぇ??

ただ、問題はある。
つまりデジタルを使いこなすようになるのに
私のようなおばちゃん族は、我慢して使い続ける根気が必要不可欠になる点。
これが唯一、最大の難点かも。

おまけにさっぱり使えない状況になったら、
自分でネット上で同じような問題を解決したFQAのようなサイトで
解答を見出さなくちゃいけないところかも。

60代後半になった夫には、くれぐれも安易にスマフォにしないでほしいと
釘をさしてあるのです。
というのも、このお殿様、うまく物事が進まないとすぐに答えが欲しくて
私や息子にSOSを出してくる。
自分で何とかしようという苦しさを省こうとするから。
その度に駆りだされて、問題解決を代わってしなくちゃいけなくなる。
そりゃ時々イラ~っっとなること、当り前でしょう??

さてさて、話は変わって。
毎土曜日に場所だけ提供していただいている英会話スクールから
1級合格体験記の依頼があったことを以前書きました。
そうすると、ななんと図書券を5000円分もいただけました!!

その図書券で3冊買った内の一冊がこれ→

論理性が乏しいと、常日頃、自分の不甲斐なさを確認することオビタダシイので
どうするともう少しうまく書けたり読めたり話したりできるのか。
これはまず母国語でできないと話しにならんな、と思ってました。

ここでも福澤先生が一例として挙げられたのは、
「就職が決まったら先生の研究室へ顔を出します。」
というゼミ生の発言。

これは普通、私も当然この学生が顔を出したら心の中で、
『あっ、就職内定もらったな?』
と思うじゃないですか??

ところがそうじゃない。
この学生の視点から見れば、決定しようがしまいが
先生の研究室に顔を出すのはどうでもいいことなのです。
この感覚、わかります??

私が当然考えて結論付けたのは、
前提条件の逆(対偶ともトートロジーとも言う)、
「就職が決まらなければ、研究室に顔を出さない」
という思い込み。
ところが、その条件はこの学生から言われていないことです。
ここが大事。
考え方を変えないとまずいことになるのです。

じゃぁ、どうしてこんな誤解が生じるのか。
これは、勝手に(自動的に?)この対偶を当然だと思ってしまうから。
つまり私が心理的な勘違いをしているだけだということなのです。
言われてもいないことを、結論から勝手に穴埋めして
自分だけの物語を作り上げていると言ってもいいかも。

要は、論理性というのに大切なこととして
答えは一つだけだということらしい(というかまだはっきり分かっていない自分)。

逆もまた真なり、とは言われていない以上、
勝手に先読みすることは「偽り」ということです。

論理性に必要なことが、こういう演繹的な考え方だとか。
というと、一般的に私などが考えるやり方は、ばりばりの帰納的方法でしょう。
答えはいくつもあり、どっちともいえない、というファジーな部分が殆どかも。

数学をふくむ自然科学の分野が好きな人は、
こういう一つの答えがある世界にぐっとくるんでしょうねぇ。

私が目指したいのは、この著者・福澤一吉氏がいう、
「書くように読め」という部分。

書いている人が、一体なにを言いたいのか探す作業が
私にはけっこう楽しい~~♪

だから1級の何を言いたいんだか、さっぱりわかんない、という
内容一致問題の大3はかなり好きです。
ちょっとしたゲームをして気晴らしする感覚ですか??
「根拠は?根拠は??」と宝探しをするような・・・・。

そういえば、2012年度英検の合格点がすでに発表されましたね。
私の生徒さんの中にも指定校推薦ですでに合格を決めていた高校3年生の女子さんが
1次突破しました。

彼女とは1月31日づけで終了したのです。
がっ、今回3度目でとうとう合格できたようなので
2次試験対策を今月も週2回やることになりました。

彼女の進む学科は「英米語学科・英語専攻」なので、
英検2級合格者は大勢いるだろうなぁ。
昨年1月からその点を言い続けて6月から受験してもらっていました。
何とか滑り込みセーフなるか??
できるだけサポートしたいと思っています。