英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

楽しいこと色々!

2015-04-27 10:42:28 | 英語力UP
ずいぶん間が空いてしまいましたが、
桜の季節ということで、こころウキウキ遊んでいます。
来週もGWだし、近場で楽しめて新鮮な食材もゲットできそうなところを物色中。
忍者の里、甲賀市もいいなぁ~♪と思っています。


まず4月のメインイベントは4/12日の「都をどり」でした。
私は2度目だったのですが、20年ほど前に当時習っていた小原流いけばなの先生たちと見ました。
もうすっかり忘却だったのは、やはり年上の先生といっしょという状況で
心からリラックスできなかったからかも、と。

今回は来年にはバレエクラスで会えなくなる方のために
関西の思い出づくりも兼ねてバスツァーに参加したためで
すっかり楽しめました。
2階の桟敷席から舞台上手、下手の両方にある花道を出演者が通る劇場の構造上、
真上から出演者の舞妓さん&芸妓さんたちの花かんざしなども見れる豪華な臨場感が味わえました。

なんと小栗瞬と山田優ご夫妻が赤ちゃん連れで優さんのお母さんも同行されて
いっしょに観劇しました。
私などいっしょに行ったクラスメンバーに指摘してもらわないと
まったく分らないまま。
すっごく背のすらっとした一団がいるんだ、外国の人?などと思ってたから。

そういえば、1回目の都をどりの時、西川ヘレンさんと遭遇したっけ、と
記憶の海からたぐり寄せて思いだしたりしました。

当日は日曜日ということもあり、偶然に有名人との出会いもあるもんだなぁと
妙な感動もあったりしました。

昨日4/26日は所属するバレエスクールの発表会でした。
伊勢宇治山田駅に隣接する会館で、東京に本部のある谷桃子バレエ団所属のダンサーでもある
主宰者が谷版「白鳥の湖」を上演されたのです。

主役の1人を踊る(黒鳥)の私たちの先生のために、クラスから花束を持参しました。
きれいな美しいものをみるのは、倫理学でも三本の柱(真・善・美)の一つで
大事なことだなぁ、と妙な納得。

しかし美を極めるのは、はらう代償が半端ないです。
白鳥が湖で湖面をスイスイ~と泳ぐ一方、水面下では必死の脚さばきが必要だから。
筋肉の美しさは日々の地味な努力以外にないですね。

翻訳修行の方は以前からの'Nature'英日要約部分を比較検討しつつ、
TIMEの記事を読んだり、またFBで広がったお友達のネットワークから得られる
関連記事を英語でUPされている恩恵にあずかって読んでいます。
もう出版社から出される関連本より、ネットにUPされる情報の方がずっと早くわかりやすい!
すごく便利で楽しい時代が到来したなぁとテクノロジーに感謝です。

ただ自分の中でやはり単語の強化は常に怠りなく目配りをしなくちゃなぁと思っています。
そこから英検1級準備のためにすでに購入済みだった本、

を再度やり直ししています。
そこで思うことは、私は英単語を覚えるのがイヤじゃないんだぁと言うことでしょうか。
期日を決められて無理やりやるってのは苦痛だったんだけど、
知的好奇心の翼を広げて興味が赴くままに自分が読みたいものを読めるようになりたい、
と思えると、どんどん楽しくなって楽しさだけが増します。

毎週木曜日に配信されるedX,Introduction of Bioethics from Geogetown University(「生命倫理入門」ジョージタウン大学配信)も
ネットの効用で恩恵に浴することができて本当に嬉しいです。

難解な物事を難解に言うのは簡単だけど、
誰にでも分りやすく誤りなく言えるのはかなり難しいことです。
非常に優秀な教授陣(The Kennedy Institute of Ethics)を有するこの大学が
世界各地から意欲のある人材確保を目的として配信されているんだろうなぁと思っています。

私はたぶんこういうことがしたかったんだと納得するのは、
「英語を学ぶ」方法論じゃなく、「英語で学ぶ」目的を探していたんですね。
1970年代から新しく始まった学問分野の生命倫理学。
命の始まりと終わりをどこに定義づけるかという難問に挑戦する学問です。
4/15日から開講しましたが、4-5つのビデオ学習(それぞれ5分間毎)に内容把握のクイズがあり、
自分がきちんと専門用語の定義を把握しているのか分る仕組みも素晴らしい。

1週目に登場した60代後半と思われる男性教授が言われた言葉、
「考えることを止めてはいけません、常に疑問を持ち考えることが大事です」
人が不寛容になることで、独裁的で偽善的な人間が増えて社会が悪くなる。
いつの時代でも起こりうることだと思います。
このような新しい学問をネットで海外から自由な時間に学べること。
21世紀に生きている幸せを感じます。
https://www.edx.org/school/georgetownx

フレッシュスタート!

2015-04-06 20:06:40 | 英語力UP
桜ちらほら散りぎわの美しい風景があちらこちらで見られる季節ですね!

残念なことに今年の夫は3月の最終週に寒の戻りで喉風邪を引き込み、
病弱い性格ゆえ、肺炎になるかも、喘息で死ぬかも、と大げさなことと云ったら(汗)。

24時間別の部屋にはいても、同じ家にいる以上、
3食向かい合って私が作る食事を食べているので
あまりぐちぐち言われるとこちらも精神衛生上非常に宜しくない。

何度か耳鼻科へ行くように言い、今回はとても大人しくちゃんとお医者にかかり
ようやく完治した模様です。

でもせっかくのお花見ができずじまいに終わりそうな気配。
それは非常に残念だとこぼすので、今日は伊勢市の宮川堤の桜並木を見てきました。
三重県も松阪市や伊勢市は観光名所があり、街並保存もしてあるから
本当に考えて郷土愛がもてるようになっているなぁと感心します。
日本人で本当によかったと思える美しい季節ですね!

それから考えると津市は・・・・・。
もう世界で一番短い街の名前だけしか取り柄がないのとちがうかな??
やはりお城があるなし、つまり目印=ランドマークがあるなしで
その土地への愛着が決まりそうな気がします。

亡くなった姉の新しいお墓は岐阜市内にあり、
金華山の頂上に位置する岐阜城を見上げています。
男勝りだった彼女のこと。
たいへん嬉しかったのではないかと思っています。
やはり城って日本人には大きな意味があるのでは?と思いました。

さてそんな美しい季節になり、
私もまた自分の英語との取り組みかたを再度見直してみる気持ちになりました。

まず基礎学習としては、
*NHKラジオ講座・・・・攻略リスニング、実践ビジネス英語
*毎水曜日のリーディング英語クラス(本当は英会話クラスなんですが)
*毎土曜日の上級英語自習勉強サークル

毎土曜日夜7時過ぎのクラスは本当にハード。
任意でやりたい教材を各自が準備して先生になり、
他のメンバーはそれを学ぶやり方です。
なんと10名まで増えて、ウェイティングリストに3名いらっしゃるとのこと。
ほぉ~、そんなに人気なんですね。

私は自分が読んだできるだけ短い記事や
英検1級レベルの単語増強のドリルを担当します。

準1級合格が入会の条件になっているのだと伺っていますが、
他のメンバーで茅ヶ崎の月刊英語教本で通訳訓練をしたい方がいて
私はこれが苦手なのでいつも真っ青になりつつしどろもどろで対応中。

実力養成部門としては、やはりフェローアカデミーのメディカルマスターコースに
次回からチャレンジできるように実力養成を行うことが目標です。

iPadでNatureを英日どちらも定期購読していますが、
それをプリントしてじっくり見直す作業をし続けます。

最近のトピックは、
*バイオシミラー(biosimilar medicine) 医薬品が普及するかどうか(抗がん剤などのジェネリック医薬品)
*ケタミンという抗ウツ剤の救世主がどう製薬会社から売り出されるか
*ヒト幹細胞から卵や精子の前駆細胞を高率で作成可能になる時代到来?

同じ翻訳者のお名前を何度も見ることになりまして、
それぞれの方の文体の癖なども興味が湧きます。

基礎訓練の一環であるNHKラジオ語学講座の攻略リスニングと実践ビジネス英語は
毎週月曜日の午前中にその前の週の語学講座を一度にやり直すのですが、
3月号の柴原先生がこんなことを書かれていました;

「言葉は道具だとよくいわれますが、私はよく包丁に例えることがあります。
<中略>
資格試験などで、より高い点を取りたいというのは、
もっと切れる包丁が欲しいと言っているのと同じこと。
より鋭利な刃物を持つなら、なおのこと、理想や理念、ポリシーのようなものが大切になってきます。
その点を考えながら、思う存分英語を学び、そして使って下さい。」

本当に同感です。
柴原先生は苦学生で新聞販売店で寝起きしながら同時通訳者になった方ですね。
Tidbitsにも含蓄深いコメントが多くて、一々うなづきながら学習を進めています。
簡単に手に入らないからこそ、苦労の果てに手にしたものは
値千金なんだなぁと思わずにはいられません。

明日からやや寒さが復活するようです。
夫のように遅い風邪などひかないように入学式の新入生を歓迎したいなと思います。

読解力アップの秘訣とは

2015-04-02 08:46:05 | 英語力UP
翻訳、それも実務の医薬論文に的をしぼって日々研鑽中の私にとって
英文、日本文のどちらにも読解力を上げることは必須作業です。

そこでしみじみ思うのは、準1級レベルだったころのこと。
英検しか測る尺度がないので、おおざっぱにこれを物差しにしますと、
自分の力量以上の内容の英文をさも読んだ気になっていたなぁと
微笑ましく、ちょっと苦々しく思い出します。

ここで「身の丈以上の内容の文章」というのは、
段落ごとに自分で要約もままならない英文内容のものと定義しましょうか。
ほとんどがはっきりと書き手の意見が表明されず、
ぼんやりとしか行間に浮かんでこないような文章が書いてあるものです。

朝日新聞を定期購読しているのですが、
天声人語を書き写してみよう、というウリで
慰安婦問題の失態もふくめて名誉挽回を狙っているようです。
しかし、あの天声人語も要約しようとすると
つじつまが合わないことが多い。
つまりイントロ→ボディ→コンクルの論文形式になっていないことがあります。
だからイントロの定義部分で、
『あぁぁ~これか』と思うと、
コンクルでまったくちがう話になっていたりする。
書き写しても、これどうなんかな?と思ったりします。

結局のところ、ベタな辛い作業をすることが
読解力をあげる方法なのだろうと思うことしきり。

つまり、段落ごとに要約する癖をつけること。
これができない文章は早々に見切りをつけて
自分に見合ったものに変えていくしかないのでは、ということです。

おとつい日本語版Natureダイジェストから過去にさかのぼって
2月に発行された本家Natureのバイオシミラー医薬品について
日英どちらもプリントアウトしつつ、
プロの方がどうやって訳出しているのか、
つきあわせの作業をしています。

まったく意訳されている部分に遭うと、
『へぇ~どこから出てきたんだろう』と首をかしげつつ、
あまりこだわらずに次に進むしかないんですねぇ。
例えば、(引用始まり)
*the US Food and Drug Adminisutoration(FDA) is poised to allow the sale of
biosimilars, cheaper versions of complex and expensive biological drugs
ured to treat conditions such as cancer and autoimmmune diseases.
*米国食品医薬局(FDA)が、数年にわたる議論を経てバイオシミラーの販売承認に踏み切る見通しだ。バイシミラーとは、がん、自己免疫疾患などの治療に用いる複雑で高価なバイオ医薬品の「後続品」のことで、先行品より低価格で販売される。(引用終わり)

「後続品」はどこなの?と探してもたぶん'cheaper versions'あたりがそれかな?と
思われませんか?
こうなると依頼側からの参考資料でもない限り、こんな訳出はムリだなぁと
しみじみ思うわけです。

面倒くさいと思われたらもうこれはできないかもしれません。
でも、面白いのです!
どんどん新しい発見があり、新事実が上書き保存のように塗りかえられていくから。

昨晩の英会話クラス、実は英文輪読会ではTIMEの先週号のカバーストーリー、
「ガン治療のギャップ」を読んだのです。
私は日本語に直しながら読むのですが、
その時にどうしてもうまく読めない部分に印をつけ、
ネイティブならどう解釈するのか訊くようにします。

そうすると自分の思いこみや正しさなどが一目瞭然で
気分爽快な晴れやかさ、達成感が得られる。
しっかり読めた感とでもいうのかな?
そこまで読めると要約ができるんだなぁと思います。
これは自分だけで読んだ気になっていると得られない感覚でもあるかな。
やはりフィードバックがもらえるありがたみですね。

自学自習の習慣づけは、通信課程の教育スタイルが性に合っていることで
大いに助かっている気がします。
たぶん私はこうやって地道にやるしかなさそうです。
まだプロの人たちに交じって勉強会に出席するほど
内容が入っていないので、もうすこし時間をかけて
インプットの量を増やす予定です。

マッサンが終わり、まれが始まりましたが、
「地道なことからコツコツと」の合言葉、
まさしく自分の座右の銘ともリンクしますねぇ。
語学学習から専門分野の学びへ。
その基礎にはやはりコツコツ毎日やることしかないように思えます。