英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

新しい門出

2015-02-22 11:13:21 | 翻訳
うわぁ~~~、あっという間の3カ月間でした!
フェロー、ベータメディカル応用通信講座全6回提出完了しました♪
本当にやっと×3、どうやって専門分野の英文を訳出するのか、
その調査と訳語(日本語)の選択するときの決め手が
おぼろげながら薄ぼんやりと分りかけてきました。

つまり「日本語の用語をどれにするか」が一番大事なんですね。
そのために悲しいですが、どれだけ英文を多量に読んでも
あまり役には立たないなぁ、と実感します。

副産物として得たものは、今までの自分の英文読解力がいかに稚拙だったか。
言い換えると、「読んだ気になっていただけか」を切々と反省。
しっかり分りきるというのと、ただ読んだだけは
その性質で言うとまったく別物です。
特に専門分野の英文はそのギャップが大きいといわざるを得ない。

次にフェローからマスターコースが設定されれば、
また受講しようと思います。
これまで泥縄式に適当にしのいでしのいで乗り切ってきた感ありありでした。
でもダメなんですよね。
今まで生きてきて、なんとかすり抜けてやれてきたことは
自分としてまったく身についていないと言い切れます。
専門家になろうとするなら、弱点を埋める意気込みがないといけないと思ってます。

添削コーチの方に質問をしたのですが、
とても親切な温かな回答をいただきました。
それは「目先のランクに惑わされず、メディカル分野の翻訳とはこういうものだというイメージをつかむようにしてください」というもの。

私の場合、やっと並ランクになったばかりのひよっこなので
ここからじっくりと中レベルへ上がるべく、
専門分野の英文とその和訳があるものを比較対象していこうと考慮中。
一番興味がある'Nature'をiPadで英語版と日本語ダイジェスト版とどちらも購読しました。
適当なものを英文とその訳出部分を書き写してみて、
しっかりと頭に叩き込もうと思います。
最終的に自分なりの訳がつけられたら・・・・・。
何度かこれまでやってみたのだけど、『えっ!この訳出ってどこから??』という感じ。
その記事に関してかなり調査をしないと出てこない訳文が書いてあったりします。
プロってこういう仕事をするんだなぁ、と感心しきり。
とりあえずは地味な作業をしようかと思っています。

さて受け持ち大学受験組の塾生さんたち。
昨年4月に志望希望大学を宣言してもらっていました。
ほぼ全員がその希望通りに前期2次試験を受験します。
あと3日ほどでその試験日になるんですね。
私の授業はすでに終了しました。
その中の数人は私と同業の道を志すようです。
つまり同じ仲間になるんですよね?
彼らにはそのように話をしました。
「同じ英語で仕事をする仲間になるんだからぜひ頑張ろうね。よろしく!」

春はもうすぐ。
明るい色の服装をしたくて気分がウキウキしてきますね!

あと残すは1回!

2015-02-07 11:05:29 | 翻訳
フェローアカデミー通信講座ベータ応用メディカルコースも
全6回提出のうち、5回目を昨晩提出しました~♪

いったい何度読み返したでしょうか。。。。。。。
50回???
修行中なので、何度も何度も時間をたっぷりかけて
吟味できるのが強みというか。
これが弱みにもなったりするんですが(汗)。

前半3回がエイズ発症の前駆段階のHIV感染予防薬の話。
後半3回は喘息の機序、仕組みについてです。

喘息は夫が初夏と初秋に気管支が喘息様になったりするので
非常に興味深く下調べをしました。
いや~、わかっていると思っていたことが
なんとわずかだったことか。

全患者数の7割ほどがアレルゲン原因の喘息で
残りは確固とした原因はなく、
突然発症したりするんですね、ごぞんじでしたか?

姉の死からガンについて調べることが多くなりました。
そうすると日本人のガン死では圧倒的に肺がんがトップ。
その中にはよく言われる喫煙が原因とも言い切れない割合があるんですね。

な、なんと原因はまだはっきりしないままです。
なぜ人生の中で突如として喘息が発症して重症化するのか。
『そうなんや』と夫の辛さが少しだけ(?)わかったようになりました。
メディカル分野の翻訳作業は実生活にこうやってダイナミックに知識が積み上がるんですね。

しかしまぁ、まだまだ暗中模索の日々は続く。
前年11月に提出したトライアルの結果も届きました。
やっと(本当に涙)その他大勢の仲間入りができたところ。
過去に提出した今回の課題とも一致する評価です。

結局のところ、英検やトイックなどの結果と翻訳力はリンクしないなぁと
私は実感しています。
いやいや、それは違うよというご意見はあるかもしれないので、
あくまでもこれは私の意見と前置きして。

なぜかと言えば、上記の2つの試験は時間内に早くできるだけ正確に読みとる(聞きとる)ことが
善であり高得点が目指せると思います。
一方、時間をかけつつ読むであろう読者(つまり顧客のニーズ)を想定しながら
訳出を考える翻訳作業は脳の部位の働き具合が異なるのでは?と考えるからです。

1級合格後は万能感に満たされ、なんでもできそうに思いがちなんですが
合格の前後に予想した感覚、「自分がめざす翻訳分野とはリンクしないかも」は
やはり的中しているように感じます。

お若い方ですが、すでに在宅ワークで実務翻訳家としてIT関連のお仕事をされている方がいます。
今回のやや難度が高い英検1級1次をパスされたようです(おめでとう~♪)。
私とは逆の道筋ですが、よくぞチャレンジされて1次合格されたことでしょうか。
2次は自分の言葉で語ることがまず基本ですね。
でも、日々の実務翻訳作業でやや生硬な文章を英日訳されている方だから
きっと切り抜けられると期待しています。
aoさん、頑張って!