英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

親孝行という香川うどん食べ旅行

2012-07-30 20:36:48 | 日記
香川県丸亀、善通寺、琴平あたりにあるB級グルメの王道の店へ
息子が毎月往復夜行高速バスで出かけるようになったのは、1年ほど前からだったかな?

ゲーム三昧で本当にファミコンとの戦いを繰り広げたわが家の息子。
宵っ張りで朝寝坊。
学校の授業よりゲームを24時間ずっとしていたいほどの,
のめり込みようでした。

だから学校のお勉強も本当にしない子でした。
学期末にある保護者会、つまり通信簿をいただきに行く日が近づくと
マジで知恵熱が出しまうほどのイヤさでした。

「忘れ物が多い」「遅刻が多い」「授業中ぼぉ~っとしている」
中学校の定期テストの前日に翌日の科目(理科)の教科書一式を学校においてくるというほど
全く勉強しない子どもだったのですぞ。
もう泣きそうでした。

教育者の夫は、そのすべて私のせいにするという悪循環。
彼の義務教育逸脱行動?で夫婦喧嘩が絶えない家でしたからねぇ(ため息)。
学期末毎に彼のせいで夫婦喧嘩が絶えませんでした。
いや~、教育者の家庭の子どもは大変ですわ。

このような親泣かせの息子も何とかシステムエンジニアとなり
県下にある半導体の工場に勤務して今に至っています。

彼がとても好きな役者が北海道出身の同じく中学校教師を両親に持つ「大泉洋さん」。
同じような親泣かせの人生前半を歩んできたそうです。
そこがどうも息子の心の琴線を揺さぶるのか。

その大泉さんが主演の20年ほど前にローカル番組として出発した『水曜どうでしょう』。
ゲームオタクだった息子を30歳になって世界を見歩く目を持たせてくれたのです。

番組内の企画で四国八十八ヶ所巡りを罰ゲームで大泉さんたちが回っているを見て
「俺も行ってみようかな?」と思わせてくれたのです。


いや~、これだけでも命の恩人かもしれません。
それくらい奇人変人で変わり者でしたから。
自宅でずっとPCのモニター画面を朝から晩まで見てて平気な子でしたもん。

7月27-28日に彼が、
「ええとこに泊まらせてあげるから、俺がいつもいくうどん屋へいこうや!」
ということで旅行が決定。

一泊の宿は、琴平にある琴参閣という温泉旅館。
いや~、金毘羅さんの宿泊施設では一番大きいのじゃないですか??

1日目は、丸亀城に行ったり(写真のお城と大手門内の男性二人参照)、
自分の汗で陽炎が立ち昇るほどの暑さの中、
夫は宿についてから止せばいいのに、金毘羅宮まで息子と登ってくると言い残して出て行きました。

1時間ほどして・・・・。
目の下に疲労でクマが出来てんのとちがう?というほど、くたくたに疲れてご帰還。
バカダナァ、30歳の息子と同じことしたらアカンよな。

担当係の妙齢のお姉さんに、
「うちの息子いかが?おねえさん、もう彼氏いますよね??」
などと、もうオバタリアン炸裂で誰かいないか尋ねる母でした(汗)。

その彼女が給仕してくださった夕食がこれ→

茶碗蒸しの中にとうもろこしを団子にした、もろこし団子いり茶碗蒸しというのが面白かったですね。

そうそう。
香川県民でもご存知なさそうな場所にも行きました。
それは「まんのう池」。
満濃池ともいうそうです。

夫は元・社会科、それも日本史が専門の教師だったので、このまんのう池が空海とゆかりがある池でせっかくだから見てみるぞ、と出かけると・・・。

なんとういうか。
格別どうということもない灌漑用の池でした。

おかしかったのは、釣りに来ていた地元の男性がわが家の車の三重ナンバーを見て一言、
「三重県から来るってびっくりやな!」と驚いていたこと。

そりゃそうやろ。
この池だけわざわざ見にきてたら、どんな変わりモンかと思われますわ。

2日目は、1日目に2軒巡ったうどん屋とは別の場所を3軒制覇。
土曜日ということもあり、他県からきた私たちみたいな人ばっかりで
付近は渋滞がでる始末。

写真にはとれなかったのですが、愛媛に近い山奥にある谷川米穀店という看板も出ていない店にも行きました。
ここも行列が・・・・。

香川県民いこいの森のような場所なんですが、いや~びっくりした。
ここはうどんの汁はなし。
ゆでたての麺に醤油とからーい唐辛子の佃煮をかけて食べるスタイルでした。

帰る前に高松城に寄りました。
止せばいいのに、観光課の方とおぼしきハッピを着込んだ男性に夫が声をかけたら・・・・。
「合点承知!」とばかり、高松の由来から城の城主、
生駒親正氏の人となりと政治経済、
最後には香川県民の県民性まで語っていただきました。
時刻がお昼の12時過ぎから1時間ほど・・・・。
なはははは~。記憶に鮮やかに残る高松城の知識が増えました。

日本のベネチアをめざしたという高松城。
正妻がキリシタンに帰依したということから、
それをシンボルとする蘇鉄(そてつ)を大切に育てたということでした。

あまり普通では味わえない旅行の長々した顛末紀となりました。

あさってからは、断り続けたのにすっかりスタッフの一員に組まれていた地獄の中三生への半月に渡る夏期講習がスタートします。

はぁ~、萎えるなぁ・・・・。

疫病とよべるほどの軍隊での白人の自殺率の増加

2012-07-26 10:26:31 | TIME reading
7月23日づけのTIMEの記事、「自殺との戦い」は興味深い話だった。
それはここ!二人の自殺した兵士が紹介されている。

1人は、Michael McCaddon。
4人の子どもがあり、日本なら防衛大学付属医学校を卒業後に見習い医師として
ハワイのある病院へ勤務してすぐに命をたった。

もう1人は、Ian Morrison。
ヘリコプターの操縦士だった。
奥さんが画像にあるとてもきれいな女性。
まだ結婚してそんなに経っていないカップルだろう。
彼女は心理学で博士号も取得している。

問題は、この二人の兵士が、戦争(イラク&アフガニスタン)の最前線に行っていないのに
強迫不安症のうつ病に度々悩まされて自殺したことだ。
アメリカの人種別にみても、白人男性兵士の割合が非常に高い。

驚くのは、アフガニスタンで死んだ兵士の数をアメリカに帰還した後で自殺した兵士の数が上回っていること。
どう考えてもなんとか打開策を見つけないとまずい。
でも、記事を読むとありきたりのことしか書いてない。
例・軍人向け自殺予防HP、ホットライン、自死した家族向けの集まり等。

軍隊の所属別では、陸軍がダントツに多い。
次が空軍、海軍、そして海兵隊。

ここで思い当たるのが、先週の英会話クラスでのこと。

先週は、次に私たちの担当になる新しい男性講師(46歳、オーストラリア人で奥様が日本人)とジェシカの二人の先生だった。

私の記事担当の日だったので、TIMEからの記事、「男の子向けの無料のバレエクラスが開始される」というのをやった。

アメリカでは、芸術関連の習い事はかなり中流以上じゃないとさせない親が多い。
まして男の子にバレエなんて・・・とBilly Elliotの映画みたいなことを思う男親は多い。

だから元プロダンサーだった男性が寄付金で基金を設立して、希望者に放課後、男の子だけのバレエクラスを始めた。
そうしたら、全米で希望者が多いことが判明して、少しずつ同様のクラスが増えてきたという内容だった。

この話をしていると、そのオーストラリア人の先生が、
「僕はまだ自分の子どもがいないけど、もし息子がこんなこと言ったら絶対にNO!だ。」と言う。

また面白いのは、大の男が軽自動車に乗ったり、いわゆるママチャリに乗って近くをうろちょろしたら
写真に撮られてからかわれるというじゃないの!

そうなのだ。
男は男らしくしないとダメだ、という既成概念がとても強いんだな。
特に白人男性の中には、そういう保守的な考え方がいまだに根強く残っているのかもしれない。
なんだか面倒くさいなぁと思ってしまう。

日本のテレビでマツコデラックスをはじめとして、オネエキャラ(女装した男性、つまりgay)を見ない日はない。

ということは、日本は性の境界線には、欧米よりずっと寛容な気持ちをもつ国民じゃないのかな?

私の考えはちょっと違う。

親が完璧なパートナーを捜して、離婚→再婚を繰り返してきた欧米では、
そういう葛藤を見させられて大きくなった子どもの精神衛生は置き去りにされてこなかったのかな?

大人になり、自分が家族をもつ側になって、人生の大きな試練をくぐっていかなくちゃいけなくなった時、
実は無条件の親の愛情の下で育たなかった、大きな不安や磐石な一体感がないということは、
中年期以降の人生の危機になかなかうまく立ち向かえないことがおこるのじゃないかと思ったりする。

自分を自分でちゃんと肯定できるためには、お金や物質的な豊かさもあったらいいけど、
その基礎に自分をあるがまま受け止めてもらえた大人の存在が必要不可欠だと思う。

その親が自分の幸せを第一に考えてグラグラしていると、やはり子どもは不幸な人生を送ることにならないかな?

Drの資格をもった、二番目の男性の奥様はお子さんがいない分、今後の人生に幸多かれと思わずにはいられないのだ。

医学部生のおこした銃乱射事件

2012-07-21 16:11:01 | TIME reading


コロラドのオーロラでおこった銃乱射事件、ご存知ですか?
驚くことに、あの地下鉄サリン事件より死者数が多くなりそうです。
なんてことでしょう。
(注・現在の死者数12名、危篤状態7名)

7/20日が封切り初日の「バットマン/ダークナイト/ライジング」、真夜中の回が始まって30分ほどの犯行だったそうです。
私も来週日本でも封切りなので、とても楽しみにしていたのですが。

犯人は、ジェームズ・ホームズ、24歳のコロラド大学院医学部博士課程の学生。
専攻は神経科学で、博士号をとれば精神科医になったかもしれないエリート学生だという。

こんな悲惨な事件をアメリカでエリートに属する人物がおこすことに
この国の深刻さがわかる気がする。
うぅ~ん、簡単にアメリカで暮らそうと思わなくなる。

容疑者は、カリフォルニア州立大学リバーサイド校を優秀学生賞までもらって卒業している。
両親には自慢の息子だったそうだ。
詳細はこれからどんどん報道されるのだろうが、
悪意をもつ人間が簡単に銃火器の入手ができることが問題じゃないのだろうか。

私が以前入っていたプロテスタント教会の英会話クラスにクラスメートとして一緒に学んでいた女性には
優秀な3人のお子さんがいました。
その2人がAFS,American Field Service(鳥飼久美子さんで一躍有名になった)で高校時代に留学生として英語圏に行っていたということでした。

ところが、留学先がアメリカを希望する日本側の学生はほとんどいないし、
この留学したい学生数が三重県ではほぼゼロというからビックリ!
なんとか数を増やさないと、この団体自体が存続しなくなりそうだと嘆かれていました。

時代が変わったなぁ、とその話を数年前に聞いたときに思ったのです。
でも、こんな銃乱射事件を何ヶ月ごとにニュースで見聞きすると
どうにもアメリカに住みたいという気がなくなりますわ。

日本の10年先を行くとよく言われるけど、こういうのはやっぱり困る、
絶対にダメだと思います。

もし共和党のロムニー氏が新大統領になったら、こんなに銃規制をしないとダメだという事件が多くても
自分の身は自分で守るべきだ、ということで同様の事件は決してなくならないと思う。




うへぇ~、10%くらいしかわかんないぜぃ(スギちゃん風)

2012-07-19 22:50:03 | listening



facebookのお友だちには、な、なんとRoyal opera house のバレエ団のトップあたりの方々が申請を受理してくださって
新しいニュースがあると、自宅にいながらにして何がおきているのかわかります。

今日UPされたビデオがこれ。

バレリーナは拷問という人もいる、トゥシューズ(先っぽにニカワが固めてあってカチカチ)をはいて踊るのですが、
このロイヤルバレエ団が公式に使用しているFREEDの工場から実況中継の代物です。

ところが・・・・。
でんすけさんのブログでローリングストーンの歌と歌詞を読んだときにまきおこった感情・・・。
「何言ってるのか、さっぱりわかんない」という現象が出現しました!

バレリーナの二人とこの工場の責任者のおばさまの英語はまだわかります。

がっ、トゥシューズ職人のおじさんの話、これ、分かりますか??
5回ほど聴いてみたのだけど、暗号みたい。

angel妹ならどうなのでしょうか??
いや~手ごわいわ。

以前の英会話クラスでのこと。

ノースダコタ出身のネイティブのお嬢さんがイギリスのある地方に数ヶ月滞在したときのこと。

いつも通っていたところがあるのだけど、その前に守衛さんがいたそうな。
彼女が朝、その前を通ると、
'Hi,○×△■’
と同じセリフを言われたそうな。

とうとう何を話していたのか、彼女は分からずじまいでアメリカの実家へ帰ったというのです。

それくらい歴史のあるイギリスの中には、訛りがあるということなのかな?

1級ホルダーのブロ友方、いかがですか?
お分かりになります??

Nightmare scenario/7月9日号より

2012-07-15 13:15:29 | TIME reading
7/9日号のHEALTH特集は、『悪夢のシナリオ・どうやって管理、改善するか』。
なかなか興味深いストーリーでした(36ページから)。

まずクイズをやってみましょう!
http://healthland.time.com/2012/06/28/a-nightmare-quiz-just-how-bad-are-your-dreams/

1.週に一度は悪夢に悩まされる。
2.悪夢で起きることがある。
3.崖から落ちたり、体がマヒするという他に生命の危機や自尊心を汚される悪夢も見る。
4.日常のストレス(仕事や対人関係)から悪夢が起こりそうだが、出所は定かじゃない。
5.また悪夢を見るんじゃないかと、寝る前に不安になる。
6.同じ悪夢を何度も見ることがある。
7.悪夢を思いかえすと、恐怖はもとより驚くほど細部まで思い出せる。
8.見ている間に不安だけじゃなく、怒りや恥ずかしさも感じる。
9.悪夢を思い出すと、翌日もそれを引きずる。
10.悪夢で目が覚めると、体が緊張状態になっている。


以上、昨今の湿度の高さで寝られずに起きることはあっても、
この診断結果はすべて「NO」となり、
 あなたはまるで赤ちゃんのようにぐっすりと寝ています
というものでした。

悪夢というと映画『エルム街の悪夢』がすごい有名ですよね?
あんな夢を見たんじゃ、そりゃ寝るのが恐ろしくなります。

この記事には、いま睡眠障害の研究が非常に注目を浴び始めていることが書いてあります。
現在注目度No.1は、「睡眠時無呼吸症候群」と悪夢との関連性。

しかし、アメリカでこの研究が注目を浴びるのは、帰還兵のPTSDから悪夢を見るという病的な症状が出始めたからです。
やっぱり人間が虫けらのように殺されるのを目前に見て、自分もいつ?と思いながら過ごすのは
どんなに脳の心をつかさどる部分にダメージを与えることか。

不眠症、insomniaに苦しむアメリカ人が6千万人というのも驚き。

PTSDを含めたストレスから来る悪夢を改善するのは、
imagery rehearsal therapy(よいことを想像する治療方法?)が効果的だと書いてあります。

毎日数分自分にとって、こうあったらいいなぁ~、と思うことを考えるというもの。
本当にこんなんで大丈夫?と思うのですが、これが案外効果的だというのです。

ただこれだけでは悪夢とサヨナラはできません。
クスリの服用、prazosinという薬がお勧めだということです。

面白いのは、この薬は高血圧抑制剤として認可&普及したのです。
ところが、副産物として脳の血流を促進したら、悪夢を見ていた高血圧の患者さんが
見なくなったことから
悪夢治療に一役買うことになったということです。

よい眠りは潜在的なビジネスになりそう。

でも、悪夢ばかりでゆっくりぐっすり寝れないという人にとって
昼間の日常生活が送れないのでは、これは厄介な問題ですよね。