英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

泉は足元から

2014-12-14 22:41:30 | 翻訳
いや~、気がつけば最後のブログからほぼ1カ月も経ってしまっていたんだ。
なんだか翻訳修行はそんなにダイナミックなあるいはドラマチックなもんがないんです。

おまけに英日の作業は英語のセンスを磨く日英よりずっと日本語の専門用語探しに
精力を注入せねばなりませぬ。

フェローかDHCのえらい先生がおっしゃっていたように、
調べ物がほとんどの世界ですと翻訳作業の内容を形容されていましたっけ。

まず自分で訳してみて、その日本語が存在するのか?と
その日本語をネット検索してみる、という繰り返し。
地味な作業が嫌いな人は翻訳分野には不向きだろうなぁ。
色んな人と会って、そこからエネルギーをもらいたい人も
この分野には向かないと言えそう。

入れていただいた女性翻訳者の会では
いま私が入っている翻訳学校のマスタークラスの講師もなさっている方も
会員としていらっしゃるわけです。

そうなるとぺーぺーの駆けだしとも言えそうにない
私のような力量の人物ではまだ主宰される勉強会に
出席する意味がなさそうに思えてしまう。
もうちょっと力がつかないと猫に小判、豚に真珠??かなぁ~。

ただタイトルにもあるように、
自分が取り組むべき課題は遠くにある「何か」ではなく、
近くにある実は意識してないモノだったりする。

フェローのベータ応用メディカルコースを受講中だけど、
HIV感染防止の薬剤に関する話なのですね。
先週のTIMEの記事で、AIDSが発症して一躍有名になってしまった
サンフランシスコのこの病気の取り組みが記事になっていました。

毎水曜日の英文輪読会ではこれを読みましょうということになり、
とても興味深く読んだのです。
課題の記事は17年ほど前のものなのだけど、
その当時と現在の状況のちがいがこれほどなんだと、
きちんと読む癖をつけなくちゃいけないからこそ
しっかり把握ができるんだと実感。
日本語の関連記事も一字一句しっかり把握しつつ
読む癖がついてきたように思います。
というか、検索するのが日本語の馴染がない言葉だったりするんですよね。

敵は英語にあらず、母国語の日本語という逆説あるいはアイロニー。
取り組むべき課題も実はここにあったりするんですよね。

今月は7日と22日の2回提出があります。
クリスマス明けから高校3年生の冬期講習が入っている関係上、
明日中に22日と来年1月7日提出分を仕上げてしまうつもり。
数をこなすことでしか、腕が上がる方法はないと思います。

ぼちぼち、でもしっかり半歩でも前にですね。