英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

一仕事片付きました~♪

2015-08-22 13:31:01 | 講師の仕事


毎年お盆明けから高校3年生向けに過去問題(記述式)を5日間90分ほどで3題してもらっています。

というのも河合塾全統記述模擬試験が受験生向けに8月末に計画されているからです。
少しでも結果がよくでれば、その後の気合いによい影響がでるだろうという配慮からです。

昨夕、5日間全部通して15題やり終えてもらい、めいめい1人ずつ感想を尋ねました。
だいたい教師か講師が生徒さんたちにこれを訊くのは目論見があるから。
こちらの意図する反応をしてくれよぉ~という思いです。

「もっと単語力をあげないとアカンと思った」「読む量が少なすぎてやばいと思った」、
これくらい語ってくれるとありがとう~~と言いたい。
そしてやはりその感想でした、よかった、よかった。

他の科目とちがうのは、英語は言葉なので道具になることです。
でも英検などの試験も受けてみてしみじみ思うのは、
試験のテクニックで満足してしまわないでほしいと思うところです。
内容の精査、吟味、味わい。
作者は人称をどこにおいて書いているのか。
時間の経緯はどうなのか。
本当に伝えたい部分はいったいどこだと思うのか。
このあたりが語れるようになれば、かなり読む行為自体が面白くなるはずです。

好き嫌いが人間全般もふくめてけっこうある私は、
頭ごなしにやれ!と言われて従うタイプじゃないです。
それを決めるのはいつも自分で、決めた以上は投げ出さずにやりとおしたい。
つまりあまり多くのことをやれない、職人気質な偏屈な人間かもしれない。
営業や接客業などには不向きなタイプだろうなと思います。

そういうタイプには読む行為は魅力的です。
それも自分の好きな分野を自由に読めることは大きな喜びがあります。
なので、あてがわれているとは云え、彼らに問題としてやってもらう以上、
その喜びの断片は伝えられないとダメだなぁと思っています。
聴くのは頭に残りにくいけど、読めばその言葉を何度も確かめられるから。
英語でその喜びがわかるようになりたくない??と
あちこちに仕掛けを施して「うん、そうなりたい!」と
嬉しそうに言ってくれたらもうやったぁ~の気分です。

ところで以前残念だなぁとブログにも書いた茅ヶ崎出版の書籍ですが、
実は会社自体が破産しました。
定期購読を近くの書店でしていた関係上、そのように電話で聞いたのですが、
公に破産宣告がされない以上、ブログに書くのはダメだろうと思っていました。
やはり初級、中級者向けの英語出版物は購買者数がある程度確保できそうですが、
中・上級者向けの本は経営が難しいのでしょうね。
この月刊誌にわが師匠も参加されていたので、水曜日の夜お会いすることもあり
もう少し事情を伺ってみようと思っています。
というのも、全国に茅ヶ崎方式の教室を展開していたこともあって
事後処理はどうなるのだろうと思うからです。
ビジネスの世界、特に出版業は紙媒体からデジタル媒体に移行期で
難しいかじ取りが要求されますね。
甚だ残念です。

夏の終わりに気持ち的にすとんと来る画像を見つけました。
クレーの『蛾の踊り』。
キュービズムを基本とした青のグラデーションが美しいですね♪
そしてこの曲、Tony Bennette,'The good life'

お盆も最終日

2015-08-16 15:08:51 | 日記


インターネット店で農産品を廉く売るお店があり、
そちらからお盆あたりに必ず咲く大型の百合、カサブランカの発芽球根を買い求めました。
12球あったのですが本当に咲くのかな?と疑心暗鬼になりつつ
7月の初旬に植えつけました。

数日後からすくすくグングン芽を伸ばし続け、
数日前から20輪ほど見事に咲き誇っています!

姉が未婚の頃、実家暮らしをしていた時に
その手先の器用さからあれこれ習い事をしていたことがあります。
生花でフラワーアレンジメントのブーケを習ってきたことがありました。
その時のお花は白百合のブーケ。
中学生だった私にはため息が出るほど美しかった印象があります。
たぶん今もその名残があり、クラシックバレエが好きなのはきっとそのご縁でしょう。


ただ昨日のような故人を弔う日の花は日本なら白菊。
欧米なら白百合だと言われています。
大型でもカサブランカは故人を偲ぶのによいかもしれないなと思いました。


亡くなってあちら側にいった姉も自宅と我が家のこのベランダの百合の乱舞、
そしてお嫁に行った姪と甥の家にも律儀な性格だった彼女のことなので
きっと「パトロール」をしにきてくれているでしょう(苦笑)。

今年のしつこい暑さで私の密かに企てていた医薬分野の学習計画ははなから諦めムード。
そのかわりに長年視聴契約を結んでいるWOWOWの面白いドラマをたくさん見ました。

1つ目が「死の臓器」。小泉孝太郎主演。臓器移植を巡る制度の不備が焦点。
2つ目が「パンドラ」。三上博史主演。ガンの特効薬発見にまつわる人間の醜さを描く作品。

どちらも医療関連で生と死がテーマになっています。
お金を月額で払って契約者になっているので、
地上波などで通常製作されるスポンサーの配慮が不必要である関係上、
力のある役者をがんがん起用して大変見所が多い作品に仕上げています。
なおかつiPadや携帯端末からアプリをDLするだけで
どこででも視聴できるのが凄い。

退職後の夫のおもちゃになっている居間のテレビでは
自分の好きな時間に思う存分ドラマを10話ほど見ることは中々難しい。
自分の自由な時間帯に見れるこの方式は素晴らしいなと思っています。

ところで英語ネタですが、
私は明日から金曜日まで高校3年生に夏期講習(長文読解指導)が入っています。
今年は3つの学校から構成されるクラスなので
それぞれの定期考査の日程がバラバラ。
そのせいで基礎の基礎というべき文法事項の強化が遅れています。
これが頭痛の種。
たぶん易しめの国公立2次試験用記述問題をしてもらうと
あまりの出来の悪さに茫然自失になるだろうと予想。
でも自分の出来の良さ悪さを客観視することから実力を養成するしか他に道なし。

もう一点、かなりがっかりしたこと。
土曜日に自主勉強サークルで通訳訓練のパートをしてくださっている方が使用していた
茅ヶ崎方式月刊時事英語教本が7月号をもって廃刊になりました(涙)。
中・上級者向けの出版物だったことが原因なのかもしれません。
7月に入会希望だった日米カップルのご夫婦(奥さまがこの雑誌のライターでしたが)も、
新たな分野の開拓もあってお越しになっていただいていたのかもしれません。
何せご自宅から時間がかかるということで
8月は毎年休会になっていますが、9月からは来られないと言われてました。
ぜひお近くで中・上級者向けのクラスを作られるといいなぁと切に思います。

やはりあるレベル以上になった人たちが自由に屈託なく学び合う場所というのは、
地方都市ではかなり制限がかかると実感しています。
そういう点では人口の多い都会は機会に恵まれていると思う。

ただ2日間の初日に江戸川区で観たバレエ発表会の帰り道、
その地点より千葉よりで開催された江戸川花火大会のせいで
中野区の娘の自宅まで帰るのが大幅に遅れてしまった・・・・。
東京のど真ん中で何か起きたらどうなるんかな??と
あまりの人口集中っぷりにやや不安になりました。
しかし今年の東京は暑すぎでした。