ほぼ10年まえにTBS系「学校に行こう」というV6がMCの番組で観たのが高田茜さんとの出会いでした。
なんて才能あふれる抒情的な踊りのできるお嬢さんだこと!と思って注目していました。
そうするとローザンヌバレエコンクールでスカラシップ賞を受賞し、その後熊川哲也さんで有名になったロイヤルバレエ団に入団。
苦節8年。
とうとう来シーズンは本バレエ団のトップ、プリンシパルに昇格が決定しました。
芸術監督がケビン・オハラですが、彼は吉田都さんが同じくプリンシパルの頃、ペアで踊った方です。
都さんの持つ日本人特有の繊細さ、ひたむきさ、誠実な人柄が今回の茜さんともう一方、京都出身の平野良一さんの2名のプリンシパル誕生になったのだと思います。
以前にも書いたことがあると思うのですが、facebookでのお友達にも入れていただいていて
ロイヤルがとても大事にしている演目「眠れる森の美女」の主役に抜擢された1年半ほど前に怪我で降板を余儀なくされた時、
どれほど辛かったことかと心を痛めていました。
そしてそういう充電期間を経ての昇格発表。
本当によかったと身内でもないのに胸が熱くなります。
このビデオでコーチを務めているのはカルロス・アコスタ、キューバ人の伝説のロイヤルバレエ・プリンシパルです。
茜さんの相手方、今回の日本ツァーでも踊るムンタギロフはまだ最近ロイヤルにプリンシパル待遇で入った若手ダンサー。
彼もローザンヌ出身者ですが、驚くほどの研鑽を積んできたのだろうと感心します。
残念なのは茜さんの真骨頂、「ジゼル」が今回の日本ツァーで組まれているのに彼女のジゼルが見られないことです。
でも次回はぜひ、あるいは私がロンドンまで見に行こうかなぁ?とウキウキしています。
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