英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

なんてひどいbroken Englishでしょ!

2013-03-07 10:00:13 | Speaking
昨晩の一応英会話クラス(実はリーディングクラスですが汗)にいたのは
私、たった一人。
他の二人は高校生→期末テスト期間、県職員→毎晩終電帰宅、ということで
私とJ先生の二人だけでした。

すっごいゴージャス!!
でもどうやって間を持たそうか、とやや不安も。
こういう気持ち、わかってもらえますでしょうか?


急ごしらえで昨日の朝日・朝刊から民間企業での幹部社員内の男女比率における
各国の女性割合の多さランキングを取り上げました。
というのも、美人で聡明な豪州総理、
ギラード女史がオーストラリアの地位が
あんまり上位になかったことにショックを受けたというのがメインだったからです。

アメリカでの治安が悪化して、私が学生の頃に夢にも見た留学制度、
AFSなどではアメリカの留学先は敬遠されて
カナダやオーストラリア、ニュージーランドが人気だと聞いたこともあります。

しかし、オーストラリアは一度行っただけ。
で、その旅行中、私、中国人とまちがえられて
シドニー行き待ちの地方空港の売店の白人のオージー女性から
露骨に無視されたというイワクつきでした。
あんまり良い印象がなかったわけです。

いやはや、そんなに中国人顔なんかな???
どうやって識別してるんかな???

ギラード女史は事実婚をしています。
同居人のパートナーは美容師さん。
彼女のきれいな髪形やメークは彼がしてるのかも。
いま流行の所得逆転夫婦ですか?

しどろもどろでしか英語を話せない私に
まぁ、先生は我慢強くつきあってくださるわけです(激汗)。

ここを強調せねば!!
英検1級合格でも、全然話せませんよ!
はぁ~、ひどいもんだ(しみじみ)。

そんな自己評価の低さに反して
周りの見る目は「英語がペラペラにちがいないぞ」という
恐ろしい現象がおこる。
あぁぁ、恐ろしい。
このギャップってなんやろ?と。
現実は誠に異なると断言しなくちゃいけません。

一つだけでは間がもたないだろうと、もう一つ朝日からトピックを持っていきました。
それが昨日と今日の教育欄、17ページあたりの『優秀な受講生、企業に紹介』。
副題が「教育をタダにする/オンライン授業の衝撃」。

私は多少の学歴コンプレックスを持っていました。
それは嫁いだ先が、東大を頂点として
国立大学卒が私大卒よりずっと人間性が上という
妙な待遇差(温度差)を感じる一族だったからです。

小学五年生から算数に苦手意識があったおかげで
国立大学なんてとんでもない自分は、
一度エリートと呼ばれる人たちってどういうんだろう?と
私大ではトップといわれる通信制の学生になりました。

卒業してみて感じたことは非常にシンプル。
「なぁ~んだ、こんなことか」。

結局英検1級と同様に、そこから自問自答して
自力で道をみつけていかねば
何もおこらないということだけ分かったのです。

世界でも1位か5位までには入る全米にあるエリート大学がこぞって
教育格差をものともせず、世界から優秀な人材をアメリカへ連れてくるために
大盤振る舞いでネットで惜しげもなく専門教育を教えてくれるのです。

この流れの早い時代では、5年で全てが新しくなるという。
昔からの因習を良いことだとしがみついている旧態然の日本の大学が
どんどん置いていかれるのは当然だと思いました。

今日の記事にはこうも書いてあります:
「このビジネスモデルが当り前になれば、既存大学の存在意義を揺るがしかねない。
 必要なのは優れた授業をする講師で、大学の名前や権威ではないからだ。」

張りぼてのトラはしょせん張りぼて。
びっしり中身が詰まった本物の教育を
どんな境遇にあっても強く望む生徒がいれば、
その人たちを優秀な人材に育てるんだぞ。
それには、時代の流れの先を読んで動かなくちゃダメだ。
ネットの力の凄さと潜在能力の高さ、そして人材戦略の先を見通した
アメリカの底力をみる思いがします!

ただ大切なのは、英語が読めることが第一条件だということは忘れずに付け加えないと(苦笑)。

参照→edX(ハーバードとMITが主になって運営しているサイト)。
ユダシティーUdacity(スタンフォード大が主に行っているサイト)。
One of the students who thanked Udacity;
I really like the approach of Udacity where you are shown a concept then asked to implement it.
This helps to solidify things for me.
— Stacy O.

昨晩の英会話クラスでのこと

2012-10-11 10:48:51 | Speaking
毎水曜日は自分の習い事がダブルで続く。

1つは午後3時前から1時間ちょっとの「虫こなーず風おばちゃんバレエクラス」、
あと1つは午後8時から1時間ほどの自塾でのジョーイ先生の英会話クラス。

バレエクラスの先生はバレエの世界では「東大」レベルと並び証される
キーロフマリンスキーバレエ団付属バレエ学校に留学した24歳のきれいなバレリーナ。

それに引き換え(引き換えられないのですが汗)、
毎水曜日のこのクラスの面々は実際おばあちゃんになっている人も含めて
片足ケンケンも1センチほどしか飛べないほどの女性メンバーです。
言い方も良し悪しなら「熟女・オバリーナたち」ですか??

昨日は動きで言えば「猫のごとく」パ・ド・シャというのを横一列6名で一斉に、
スタジオの端から端まで、呪文の如く、パドシャ、パドシャ、パドシャと横っとびしました・・・・・。
まぁ~~、この昔なら池上季美子似の先生、笑いをこらえるのに必死な様子でした。
というのも、いわゆる「アホの坂田」氏の例の動きのようにしか見えないオバリーナ集団なのです。

え?タイトルとどう関連が?とお思いでしょう。
ところがあるのです!

ジョーイ先生は、私のエッセー対策のリクエストで噛んで含めるように
読める英文と書けるそれとのギャップをどう埋めるのか教えてくれています。

そこで、昨晩の例が、
「今日はよい日だった、あるいは、悪い日だった」
これが結論か、トピックセンテンスで書き出してみようと言うことでした。

なので、私はまぁ、このお笑いパドシャの話をして
「今日は良い日でした」と始めると・・・・・。

やっぱりなぁ~~。
彼は笑い転げてしまい、すっかりクラスは中断・・・・・なははははは。

こちらに来てくださるマダムと私が呼ぶ方は、私のことを樋口可南子(おおぉぉぉ~コワ!)だと言われる。

ジョーイ先生が大笑いするのも、むべなるかな。
てんでかすらない人物なんですから。

とってもアットホームで楽しい英会話クラスですが、
昨晩の記事は、別のメンバーの持ち込み分、「カナダでの改悪と思われる政策転換」についてでした。
ガーディアンからの記事なので、めっちゃ調べました。
アメリカ人ライターの記事ばかり日ごろ読む私には、けっこうな異文化もんです。

来週は今週号のTIME、'Health and Science'からアメリカでの体罰の現状を私が担当でします。

アメリカじゃ体罰は撤廃されたはず?と思いきや、
裁判天国のアメリカじゃ、法に触れないような悪質なケースが後を絶たないようです。
なんでも裁判したら、誰が儲かる?
もちろん弁護士ですよねぇ~~。
グリシャムの「依頼人」を思い出します。

もう、メッチャ楽しい~♪

2012-08-02 14:17:28 | Speaking
昨晩の定例英会話クラスでのこと。

三重県じゃぁ、あまり見かけないアメリカ人の黒人女性のジェシカ。
ここに来る前に、埼玉県でALTをしていたのです。

彼女に昨晩の討論のネタ記事(TIME7/30、HEALTHより)から
アメリカでの新しい2つの薬についてどう思うか尋ねてみた。

1つの薬は健康上問題があると思われる人への肥満抑制剤。
記事には36%のアメリカ人が病的肥満の域に属していると書いてある。
ほぼ4割??
多すぎじゃないですか????

彼女によれば、これには反対という。
なぜならば、アメリカ人は身長が高い人が多く、単純なBMIの計算だけで
肥満といえないのでは?ということから。

もう1つの薬は、HIV感染のリスクを減らす予防薬(100%ではない)。
これはコトが終わって(汗)、あっ、やばそうだ!!と思ったら飲んでもいい薬。
ほぉ~、そういえば経口避妊薬いわゆるピル(錠剤を英語では指すのだけど)にも
こういう薬があったように記憶するなぁ。

それぞれの新薬に良い点、悪い点が列挙されているのだけど、
HIV感染予防薬でちょっと怖いのは、
この薬を多用すると変異した新型HIVが出てくるかもしれないこと。

ジェシカにこの話からちょっとつっこんだことを訊いた。

私「ねぇねぇ、アメリカの人は日本より蔓延しているHIV感染に心配してるでしょ?ということは、恋愛関係になるとカップルは以前の交際相手の履歴っぽいことをお互いに話すわけ?」


彼女「うん、そうそう。だってそうしないと、自分の人生計画が台無しになるかもしれないやん?大問題やわ~。」

深く納得です。

そこから派生して、彼女のこの件に関しての過去のエピソードも教えてくれました。

埼玉でのALT時代、外国人の彼女大好きな日本人の男性から猛烈アプローチされたとのコト。

彼女はこちらへ引っ越してそれから会っていないのだけど、
賢い彼女のこと。
どんなに熱烈でも予防線を張って突破されないようにしたのです。

メール交換だけしていたら、とんでもないことが発覚。
なんとその日本人男性、性器ヘルペスの持病有(汗)。

彼女はかなり激怒したといいます。
人生終わってしまうじゃないの・・・・。

シングルマザーだった母親からものすごくキチンと育てられたので
彼女は自尊心の高い知性の持ち主になったのだな、と実感しました。

しかしなぁ、この情けない日本人男性。
困った男です・・・・。

2名のクラスなのですが、もう1人の男性が昨晩はお休みでした。
ガールズ・トークができるのが、なんとも楽しい。
本音のアメリカ人の生活がわかるってのは、やっぱりコミュニケーションで一番の醍醐味ですね。

毎土曜日の上級クラス

2012-04-30 20:05:29 | Speaking
毎土曜日夜7時20分から8時50分まで、この4月から40代始めの男性が入ってくださり、
総勢4名となったのですが、何が正しくて間違っているのかわからないということから
一番年長の男性から知り合いのネイティブがもしオッケーなら少しの間
このクラスに招待したらどうだろうか?という案が突如持ち上がった。

この春に入っていただいた男性Yさんが知り合いに話したら
一度見学にいきますといってくださり、先週の土曜日に初顔合わせとなった。

このアメリカ国籍の25歳の男性、J君はインド系アメリカ人。
ALTとして日本のこの三重県に来たのだけど
驚くほど頭がよい男性だとお見受けした。

両親が意を決してアメリカ市民権を得たのだが
その両親の意向もあり、インドの少数言語の学校に12歳くらいから学ばされたそうな。
その後、アメリカの大学へ進学。
その間にフランスのパリの大学にも籍を置いたそうだ。
つまりインドの少数言語(聴いたけどマイナーすぎて忘れました汗)と
フランス語、もちろん英語、そして日本語も話せるという凄さ。

思った以上にアメリカでの中国人やインド人の台頭は進んでいるようで
アメリカが清教徒の国という考えは遅かれ早かれなくなるのじゃないの??と
そんな感覚も持ってしまいそう。

しかしまぁ、インドの人はなぜあんなに話すのが早いのだろうか?
大体気候が暑いところの人は、アメリカ南部でも日本の沖縄でも
話すのはゆっくりと相場が決まってるじゃないですか?

私も比較対照するほど何人も知っているわけじゃないけど
数人の知り合いを考えてみても話すのは早い人が多かった。
国民性の問題なのか、1人の大学教授だったインド人男性はツバキが飛ぶほど
早口、早口・・・・。
いや~、びっくりです。

次のこのクラスは5月5日が祝日で、12日になるのです。
この日にインド系アメリカ人のJ君にいくらくらいお金をお支払いするかを
4名で最終決定することになりそうです。

8月初旬にはアメリカに帰るそうです。
9月から専攻の建築学で大学院へ進学するからだとか。
きっと優秀な建築家になるのじゃないかな。

私が1月の半ばまでエッセーの添削指導を受けていたカクタス・エデュケーションのインド人男性といい、
英語が第一言語として育つということの強みは大きいですよね?
小学校で英会話を主体とした英語の時間が必修になり、
日本も遅ればせながら、少しずつグローバリゼーションとなるのかなぁ。

あんまりおかしてくUPしちゃうぞ

2012-03-16 10:19:50 | Speaking
さっき見つけた「旅行先で苦労した英語での経験」という話。
おかしいですよね。
きっと自分は英語力があると思っていてもこれがナカナカ。

コピペして見てみます:(→が私のコメントです)

Q.海外で英語が通じなかった経験はありますか?
はい ……67.5%
いいえ ……32.5%

「はい」と答えた人は7割近く……。多くの方が海外で英語が通じなかった経験のお持ちです。

具体的にどのように伝わらなかったのでしょうか。
■行きの飛行機で飲み物の種類を聞かれ「オレンジジュース」と言ったはずなのに「緑茶(グリーンティー)」を渡された。(27歳/男性)
旅の始めから心が折れます。

→オレンジジュースがグリーンティーとどうかぶったのかな??うぅーん、ミステリアス。

■機内の飲み物の注文でウォーターと注文したが通じず。
舌の巻き具合が足りないと思い、思い切りウォートゥルアーといったら通じた。(31歳/男性)
舌の巻き具合でそんなに変わるとは。今から巻き舌の特訓します。

→ワラァーと巻き舌にしたらアメリカじゃぁ通じそうなんですが、どうですか??

■税関で「どこに泊まるのか?」など簡単な質問をされていたが旅行で舞い上がっており私の英語が全く通じず……とうとう、あきらめられて通された。(23歳/女性)
常に冷静さを心がける必要がありそうですね。

→簡単でも相手が英会話の講師のように待ってくれないからなぁ。10秒以内にレスせねばと焦るから余計にね。

■タクシーで着いた観光地が全然違っていた。(27歳/女性)
パニックになりそうです。

→これは泣きそうになるわ。先日の行き先を聞き取れない難問リスニング問題みたい。

■ミルクを頼んでビールが出てきた。(25歳/女性)
もう黙って飲みます。

→メェルクと言わなかったのかな?ミの音はビとは全く違うはずなのになぁ。

■英語で話しかけたら「私は日本人だから日本語で大丈夫です」と言われた。(26歳/男性)
赤面!の直後、逆に安心します。

→もう格好なんて気取ってられずに、逆に天使に見えそうな気持ちが共感できますよね。

このほかにもファストフードで「フライドポテト」(フレンチポテトが正解)や、レストランで「バイキング」(ビュッフェが正解)など、いわゆる和製英語が通じなかったという意見もチラホラ。

→フレンチ・フライじゃないですか、フライド・ポテトの英語版って?バイキングは面白い。あの水牛の鉄兜を被った中世の海賊の子孫かと思われてしまいそう。

(マイナビニュース編集部より抜粋)

なんかしみじみ経験者の苦労が慮れます。お疲れ様でした。
くすっと笑えるエピソードで帰国後のお笑いネタの供給先になりそう。

ところで先日の例の一番難問だった行き先を聞き取る電車の説明ですが
ジェシカのクラスで彼女に直接聞いてもらってアドバイスをもらいました。

彼女がいうには、情報の優先順位を瞬時に目から判断して
リスニングがはじまった途端に不必要な情報を排除して聞くようにと言われました。

どれを取り入れ、どれを捨てるか。
この作業を瞬間にできるかどうかが鍵になりそうです。

ただ英検協会が意図的に聞き取りにくくしているなぁと
ちょっと悪意があるようにも思うとこっそり話してくれました。
どうでもいいような前半部分が全体の半分近くを占めているからです。
英語の特性はまず結論から言うというもの。
その鉄則が守られていないからですね。