こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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6月5日今日の庭

2010-06-05 23:45:10 | 草、花、収穫
カンパニュラやニゲラはほとんど終わりました。

今、満開なのはこれ。

マトリカリアスノーホワイト

菊の仲間ですね。種をまいて花が咲くまでどんな花なのかもよくわかりませんでしたが、白くてすごくかわいい小花がびっしりとついて、うれしい驚きです。
かわいいですよ。
切り花にしても、ほかの花との相性も抜群で、大好きな花になりました。

インパチェンスも満開です。
八重のドレッシーな花が、次々と開いています。

バレリーナもどんどん開いています。

そして、ゴージャスなアリストロメリアも。

これは千鳥草。
千鳥草は、悲しいかな花をほとんど虫に食べられちゃいました。ひどい!

アジサイも何種類かありますが、これが好きです。

写真で見るより、ほんものはもう少しグリーンがかっています。
小さめのグリーンがもう少し濃い状態で切り花にしてほかの花と合わせると、とてもおしゃれな感じになります。

矢車草  

長いですね、まだまだ咲いています。

カラー

タイム

短い間だけれど、気持ちを優しくしてくれる草花に感謝です。

読書タイム

2010-06-05 23:17:22 | 日々のあれこれ


やっと読み始めました。
出てすぐに楽天BOOKSで買っておいたのですが、夕飯終えてブログ更新したりして夜中に布団に入るとバタンQで、なかなか読み始められませんでした。
電車通勤とかだったら、読めたかな~?
いや、寝てたでしょうね。

3日に久々電車に乗り、ずっと読みかけでそのままだった浅田次郎氏の「天切り松 闇語り」を読み始めそのまま入り込んでしまいました。
笛のお稽古のあと、訪問看護連絡協議の役員会の待ち時間にそごうの地下で軽食を取りながら、不覚にも泣いてしまいあわてました。
デパ地下のカフェテリアで、女一人パンをかじりながら泣くのは変でしょう?

でも、やっぱすごいです。浅田節炸裂。
なんど浅田先生の作品に泣かされたか・・・

場面設定が留置場なのです。
ここに小柄で一見穏やかそうな老人が拘留されてくるのですが、彼こそ稀代の大泥棒「目細の安」の子分で、のちにその名も知られた「天切り松」という大泥棒だったわけです。

実は天切り松は、警察への防犯指導や犯罪の手口などを教えたり、現場の人材教育なんかのために拘留されているのですが、誰もが一目も二目もおく大物なのです。

その天切り松が、留置場の横柄な係官や、つまらない犯罪で留置されている犯罪者たちに、六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めるわけです。

これがもう、たまらなくかっこいいんですよ。
登場する人物「目細の安一家」のめんめんがどれほどかっこいいか。
泥棒ったって、けちな泥棒じゃなくてすごいんです。

松の悲劇的な幼少時代から、目細の安に見受けされてからの物語に、どんどん引きずり込まれ、そのスケールの大きさと暖かさにおもわず涙がこぼれます。

是非読んでみてください。

そんなわけで、読書週間がやってまいりました。
読み始めると止まらなくなるので、寝不足が心配ですが、やっぱり本っていいですねー。