こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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退院前訪問にて

2010-06-08 22:11:17 | 訪問看護、緩和ケア
今日は、県立がんセンターに退院前訪問に行ってきました。

退院前訪問は、退院にあたっての御家族や御本人との顔合わせであり、病院側からの申し送りであり、退院後の準備のためでもあります。

ですから、この近隣の大きな病院には、あちこち顔を出していて、相談室や連携室のスタッフの方とは、とてもいい感じで連携させてもらっています。

相談室に行くと、いつものお世話になっているSさんから「内部で大きな移動があったんです。新しいスタッフをご紹介します」と言われました。そういえば、Sさんも、室長のWさんも昇格されたと聞いています。

新しい連携室のスタッフが、にこやかに名刺を差しだしご挨拶して下さいました。

「私、去年瀬谷メディカルで研修させていただいたんですよ。」とのこと。

Sさんは「彼女、それで今回自分から地域連携を志願して、ここに異動になったんですよ。」と・・・

「えー!!うれしいです~!

「あの時、がんセンターから在宅に移ったKさんに連れて行って頂いたんです。」

「あー!!覚えています。忘れられない患者さんです。そうですか、あの時の!」

何だかうれしいですよね。

2年ほど前から、がんセンターに就労中の看護師を、在宅現場の研修場所として受け入れています。
みなさん、忙しい病棟勤務のなかで、お休みの時に研修に志願してこられる方なので、いろいろ思うところあっての研修なのですね。

たった1日の研修ですが、病棟看護師が在宅現場を目の当たりにして、両方の視点からより良い連携をしたいと考え、そのセクションに志願して来られた。

すごくうれしいことです。

実習や研修の受け入れが、こんな形で実っていくのは感無量ですね。

明日の朝カンファでスタッフに伝えようかと思います。

いつも、同行訪問を面倒がらず、誰でも気持ちよく連れて行ってくれるスタッフのおかげです。

地域でちゃんと交流して、いろんなことを教えたり教えられたり・・・

昨日の記事じゃないけれど、自分から得ようとしなければ、目の前にあっても得られない。

みんなで、イイもの作りあげられたら、何よりうれしいことですね。