訪問看護が開始されて、途中で訪問が難しくなる事があります。
ほとんどの場合、ご家族の中で「もう、必要ない。」と強く主張される方がいる場合です。
いろんな問題があり、四苦八苦しながら少しでも改善できるように頑張ってきましたが・・・
病状が不安定で通院も大変になってきたため往診医がつき、いろんな相談が出来るようにしました。
すると、まず『先生がいるので、緊急の加算はいりません。』と言われました。
つぎに、訪問看護の時間を90分から60分にして『何があっても途中で帰っていいから。』と言われました。
処置の途中で帰れって言われても、患者さんもかわいそうです。
けれど『後は家族がやるから帰って。』と言われれば、居座るわけにもいかずそのように・・・。
しかし、状況は悪化し排せつコントロールの悪さから殿部糜爛が悪化。
主治医の方針で、一切排便処置をせずに内服だけで様子を見る。お尻は亜鉛華軟膏を塗るだけにする。ということに・・・
そしてその翌日訪問すると、『何で来たの?!』と言わんばかりの雰囲気。
「排便介助がいらないんだから、看護師さん来てもすることないでしょ?もう来ないと思った。」みたいなことを言われ・・
スタッフ凹む・・・。
そして何をするのか、看護師のやる事をじっと観察・・。
う~ん・・・。
排泄ケアは確かに訪問看護では重要なお仕事ですが、それだけしているわけじゃあないんです。
清潔の援助や全身状態の観察、医師やケアマネとのパイプ役にもなっています。
ケアマネさんもこれにはびっくり。
今までも何度も訪問看護の必要性を話してくれていたのですが、太刀打ちできず・・・
主治医にそのことを伝えると、主治医もびっくり。
「えー!?緊急はずしちゃったんですか?訪問看護、入ってくれないと困りますよね。病状大変なんですよ。なんで?!」
どうもご家族の中でも「看護師さんには来てもらいたい。」という人と、「処置がなければ必要ない、お金の無駄。」と言う人がいる事がわかりました。
時々あります・・・。
訪問看護の価値を、「やってほしい事だけやる人。」と思っている方。
だいぶ前ですが「あなたは、私の言う事だけやってればいいのよ!」と言われて落ち込んでたスタッフもいます。
確かに、何もしない事が看護になる事もありますが、それはご本人の意思であって成り立つ事で、ご家族(しかも意見の強い外野の御家族)が言うのとは違います。
とはいえ、ご家族のご希望でもありますし、「それなら一旦引いてみて、ご自分たちでやって見るのもいいんじゃない?」と私は言いました。
ま、往診医もいますしケアマネもいます。
なにより、訪問看護は要らないと言っているご家族は介護職とのこと。
時に引くのも必要ですから。
でも、そのようにご相談をしたら、主治医が「それは困ります!僕が明日話に行きます。」と。
ケアマネさんもそれを聴いてホットしたようです。
引いてもいいんだけどな~。と思いつつも、結局排せつや病状が悪化するのは目に見えているので、先生も困るよな・・
そんな事を考えながら・・・
どちらにせよ先生のお話しの後にどうするかはっきりするのだと思います。
ただ、『先生の言う事は絶対!』の御家族なので、継続になるのかもしれません。
何だかすっきりしませんが、当の患者さんが一番辛いわけで、代弁者(介護者)によって、こんなにも状況は変わってきちゃうんですよね。
ちょっとがっかりなお話しでした。
ほとんどの場合、ご家族の中で「もう、必要ない。」と強く主張される方がいる場合です。
いろんな問題があり、四苦八苦しながら少しでも改善できるように頑張ってきましたが・・・
病状が不安定で通院も大変になってきたため往診医がつき、いろんな相談が出来るようにしました。
すると、まず『先生がいるので、緊急の加算はいりません。』と言われました。
つぎに、訪問看護の時間を90分から60分にして『何があっても途中で帰っていいから。』と言われました。
処置の途中で帰れって言われても、患者さんもかわいそうです。
けれど『後は家族がやるから帰って。』と言われれば、居座るわけにもいかずそのように・・・。
しかし、状況は悪化し排せつコントロールの悪さから殿部糜爛が悪化。
主治医の方針で、一切排便処置をせずに内服だけで様子を見る。お尻は亜鉛華軟膏を塗るだけにする。ということに・・・
そしてその翌日訪問すると、『何で来たの?!』と言わんばかりの雰囲気。
「排便介助がいらないんだから、看護師さん来てもすることないでしょ?もう来ないと思った。」みたいなことを言われ・・
スタッフ凹む・・・。
そして何をするのか、看護師のやる事をじっと観察・・。
う~ん・・・。
排泄ケアは確かに訪問看護では重要なお仕事ですが、それだけしているわけじゃあないんです。
清潔の援助や全身状態の観察、医師やケアマネとのパイプ役にもなっています。
ケアマネさんもこれにはびっくり。
今までも何度も訪問看護の必要性を話してくれていたのですが、太刀打ちできず・・・
主治医にそのことを伝えると、主治医もびっくり。
「えー!?緊急はずしちゃったんですか?訪問看護、入ってくれないと困りますよね。病状大変なんですよ。なんで?!」
どうもご家族の中でも「看護師さんには来てもらいたい。」という人と、「処置がなければ必要ない、お金の無駄。」と言う人がいる事がわかりました。
時々あります・・・。
訪問看護の価値を、「やってほしい事だけやる人。」と思っている方。
だいぶ前ですが「あなたは、私の言う事だけやってればいいのよ!」と言われて落ち込んでたスタッフもいます。
確かに、何もしない事が看護になる事もありますが、それはご本人の意思であって成り立つ事で、ご家族(しかも意見の強い外野の御家族)が言うのとは違います。
とはいえ、ご家族のご希望でもありますし、「それなら一旦引いてみて、ご自分たちでやって見るのもいいんじゃない?」と私は言いました。
ま、往診医もいますしケアマネもいます。
なにより、訪問看護は要らないと言っているご家族は介護職とのこと。
時に引くのも必要ですから。
でも、そのようにご相談をしたら、主治医が「それは困ります!僕が明日話に行きます。」と。
ケアマネさんもそれを聴いてホットしたようです。
引いてもいいんだけどな~。と思いつつも、結局排せつや病状が悪化するのは目に見えているので、先生も困るよな・・
そんな事を考えながら・・・
どちらにせよ先生のお話しの後にどうするかはっきりするのだと思います。
ただ、『先生の言う事は絶対!』の御家族なので、継続になるのかもしれません。
何だかすっきりしませんが、当の患者さんが一番辛いわけで、代弁者(介護者)によって、こんなにも状況は変わってきちゃうんですよね。
ちょっとがっかりなお話しでした。