Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

「雑巾がけ」石川知裕著を読む

2018年01月16日 14時42分19秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
石川知裕著「雑巾がけ―小沢一郎という試練」(新潮新書)を読了。
小沢一郎と言う人は、政治の才能はあるが、かなり曖昧でルーズな面もある。この小沢一郎の秘書を務めてのちに国会議員となった石川氏。終わりに、「『小沢一郎』という巨大な謎に向かい合うことが、私にとっての雑巾がけの意味なのかもしれない」と結んでいる。
小沢一郎と言う厄介な存在。しかし、「人柄がいいが無能な社長」と「独善的だが有能な社長」とでは、当然後者につくと語る石川氏。けれども、一番いいのは、「人柄がよくて有能な社長」と言っている。企業と政治では考えが違うと述べる。
小沢一郎に仕えなければ、石川氏は政治資金規正法には引っかからなかっただろう。しかし、小沢氏の下では、十分に訓練を積んだ経験から、今の石川氏につながる。出会うべくして出会ってしまったのか。何とも、政治にバカが付くほど生真面目な態度の石川氏の本であった。