Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

あゝ、格差・階級社会、自民の政治の結果

2018年01月29日 07時25分05秒 | 政治政党・左右政党・国際情勢・時代論・護憲改憲憲法論・日蓮正宗から見た政治論
我々の世代、三十代四十代は、有名大学を立派に卒業しても、コンビニのパート、バイトの店員にしかなれないような人たちが非常に多い。それでも職があるだけでもまだましと捉えられている現状だ。
 昔の昭和の頃は、中卒・高校中退者でも、立派に国鉄(現JR)等に勤められて、三、四十年勤め上げた、と豪語する。この世代間の格差は一体何なのか。
 今の若い人達は、皆、学校はいい所、立派な学歴でも、次の社会のステージに出ると、途端にみすぼらしくなる。
 パナソニック(旧松下電器産業)等に父親が勤めているとする。息子も今年、同じ工場に採用された。しかし、息子は、今で言う、派遣の請負社員だ。父親は福利厚生の整った正社員であり、息子は不安定なパート社員。この格差、世代の階級の差はどうして生み出されたのか。
 時代の変遷に飲み込まれた今の若者世代。これには、与党自民党歴代政権の負の遺産、負の責任も大きい。これは政治の責任だ。政治が本来解決すべき問題だ。
 自民党は、大企業の金儲け主義の方針に従い、基本、資本家のご意向を伺う事のみに専念し、労働者、貧困層を無視し続けてきた。それに、2009年の政権交代で、民主党が躍進したのは良かったが、彼らはそれにあぐらをかき、却って民意を無視して国民を失望させた。
 だからといって、自民党が優れた政治をしている証明にはならない。民主党の失敗と言う敵失により、漁夫の利を得た自民党は、今、憲法改悪に乗り出し、消費増税にひた走る。どんどん政治が劣化、悪化している。
 自民党の最大の支持者が、今、虐げられている二十代が一番多いと言うのも、おかしな話。このマンネリ化状況に終止符を打ってくれるのが、今の野党の役目だ。私は、去年の選挙以来、今の政治情勢を見据え、野党の躍進に期待を懸け、寄せている。立憲民主党、日本共産党、希望、民進党に私は期待する。