Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。日蓮正宗とは一切関係なく私個人の見解です。

「精神科医Tomyが教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」を読了

2023年06月02日 16時04分37秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
 「精神科医Tomyが教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」を読了した。
 作者はゲイ、同性愛者らしいが、精神科医でもあり、もっともらしく語っている。
 実際、これらの言葉は、励まされるものも多いが、何か、自分が読んだこの本は、消化不良、というか、余りに短文化、文章が短すぎ、長文が好きな自分には、納得が行かない、余り、良い感じを受けなかった。
 今の時代の、Twitterなどが持てはやされる時代には、合っているのだろうが、その、話の軽妙さ、軽さが、逆に非常に気にはなった。
 ツイッターで、ただで発信されるならば、まだ判る。しかし、これとて、電子書籍で、千円以上する代物であり、それらを考慮に入れると、サイフが痛い、というか、お金出してまで、説教されたくないは、こちとらは、との感を強く持った。
 精神科医で、言う事はもっともだが、何か、けむに巻かれているような、語尾が、オネエ言葉で、不遜な態度にも見受けられ、最近のLGBT問題と絡めても、あんまり、良い印象はいだけなかった。

以上。よしなに。wainai

「真っ赤なウソ」養老孟司著、を読む

2023年06月02日 10時03分19秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類
 養老孟司著「真っ赤なウソ」(PHP文庫)電子書籍版を、本日、読了した。
 この本の、アマゾン側のレビューにもあったが、実に、「宗教論」、そのものであり、この「真っ赤なウソ」のタイトルは、本文章にはそぐわない、合わないと私自身も、思った。
 この日本社会も、キリスト教的、一元論社会に染まりつつ、染まり切っている事を指摘して、少し、著者も、心配気味だが、実際の所、著者の養老先生は、高校が、キリスト教系、カトリックの修道会の、ミッション系の学校の出身者だったとは、この本で、他でも読んでいたかも知れないが、初めて知った。
 そうして、仏教的世界観の大事さも、よーく先生は、御説き遊ばされる。仏教のこの日本に於いての活動の役割の重要性を、養老先生程、良く認識なさっている先生は、得難い存在だ。
 とにかく、仏教の豊饒さ、世界観の素晴らしさ、日本国憲法第九条の、問答無用で、戦争放棄を説く、その矛盾点、悪質さも書き、豪快に論を進めている。
 養老先生の、歯に衣着せぬ、論調の素晴らしさに、こちらも唸った次第。

以上。よしなに。wainai