本日は、午前十一時に日蓮正宗無量山寿海寺に御参詣しようかと思ったが、フライングして、朝九時からの「広布唱題会」に出て、静岡県富士宮市の総本山富士大石寺の御法主上人猊下様と同時刻に唱題した。
それから、我が菩提寺の御住職様が、十字(むしもち)御書から正月の心構えや、季節ごとの振る舞いを大聖人様が説き、書かれた御書を用いて、甚深の意味を御説法為さった。
十字御書(むしもちごしょ)
「十字(むしもち)一百まい・かし(菓子)ひとこ(一籠)給び了んぬ。正月の一日は日のはじめ、月の初め、とし(年)のはじめ、春の始め。此をもてなす人は月の西より東をさしてみつ(満つ)がごとく、日の東より西へわたりてあき(明)らかなるがごとく、とく(徳)もまさり人にもあい(愛)せられ候なり。」(新編御書:一五五一頁、弘安四年一月五日 六〇歳)
今年も良い年でありますように。合掌。南無妙法蓮華経。
以上。よしなに。wainai
※編集後記
最後の帰り際に、お寺の玄関先で、私の所に、我がお寺の講頭さんがわざわざ来て、昨日の深夜零時の時の元朝参りの時に、或る人が久しぶりにお寺に顔を表したという。それが誰だか分かる?といたずらっぽく講頭さんが聞いて来たので、さあ、と言うと、実は、去年、日蓮正宗を辞めると言って、ぷいと出て行ってしまった、私より数歳年上男性の、Y川さんが、実際にお寺に来ていたという。
そうして、Y川さんは、その、謗法生活、勤行をしない生活に嫌気が差し、勤行をやらないと何か調子がすこぶる悪い、気持ちが悪い、と講頭さん含め、周りの人々に訴えて、しっかりと祈って、元朝参りの後、帰って行ったという。
私は「本当?!」と言って、何か笑みを浮かべ笑い声を上げざるを得なかった。本当ならば、これは春から縁起が良い、と。
そうして、それが、今年の私の初笑いとなったのであった。
再度、以上。よしなに。wainai