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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●現在の学習状況でお知らせしたとおり、今、某・国語辞典を“虱潰し”に読んでいて、語選択問題になりそうな熟語抔(など)も、洗いだしているところです。
●時間が非常にかかるのと、少し倦(う)んでしまうこともあるので、たまには、こういう形で出題して、お互いに切磋琢磨するのも良いかなと思い、語選択問題を作ってみました・・・。
●その①でコメントをいただき、すこしはお役にたちそうなので、ちょっと続けてみようと思います。どれも、簡単と云えば簡単、どこかで見たり聞いたり学習したりした熟語が多いと思いますが、故事成語類や対義語・類義語など他の分野の学習(語彙の増加など)にも役立つと思います。そういう視点で楽しんで取り組んでもらうと良いと思います・・・。
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<漢検1級 28ー②に向けて 語選択問題㉛>
1.多くのものの中から抜きんでて進むこと
2.非常に深く感動すること
3.①(梁の孝王の蔵書が俚語で書いてあったからいう)俗語で書いた卑近な冊子・俗書。②自分の著書の謙譲語。
4.知り尽くすこと
5.主君にこびへつらうこと。また、その人。
<語群>
(はいしょ、とえんさつ、しっち、かいしつ、かいちょう、へいねい、ていしん、てんへい)
<漢検1級 28-②に向けて 語選択問題㉜>
1.はげしい顔色をすること。血相を変えること。
2.待ちぶせしてうつこと
3.自分の住まいの謙譲語
4.人材を選んで派遣すること
5.人の意思が通じあうたとえ。
<語群>
(じゃっきょ、きゅうきょ、れいさい、かんつう、ようげき、かんぱ、れいしょく、げきじん)
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<解答㉛>
1.挺進(ていしん):多くのものの中から抜きんでて進むこと。cf:挺身:自ら進み出ること。自分の身を投げ出して物事をすること。
2.回腸(かいちょう):①(はらわたを回らしかえす意から)非常に深く感動すること ②小腸の後半部・・・
3.兎園冊(とえんさつ):①(梁の孝王の蔵書が俚語で書いてあったからいう)俗語で書いた卑近な冊子・俗書。②自分の著書の謙譲語。
*兎園:前漢、梁の孝王(文帝の次子・劉武)が造った庭園の名。
4.悉知(しっち):知り尽くすこと 知悉 *さかさま熟語
5.嬖佞(へいねい):主君にこびへつらうこと。また、その人。
<解答㉜>
1.厲色(れいしょく):はげしい顔色をすること。血相を変えること。
cf:令色:①(論語)他人の気に入るように顔色をよくし飾ること 「巧言令色」 ②容儀を正した顔つき。
cf:麗色:①うららかな景色 ②うるわしい顔色
2.要撃(ようげき):待ちぶせしてうつこと
cf:邀撃:むかえうつこと。迎撃。 cf:要劇:要職にあっていそがしいこと
3.鳩居(きゅうきょ):(詩経)①女が自分の力で家庭を営むことができないで夫の家にいることのたとえ。 ②自分の住まいの謙譲語
4.簡派(かんぱ):人材を選んで派遣すること
5.霊犀(れいさい):霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元があい通じているということから、人の意思が通じあうたとえ。
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