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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級:漢和辞典について・・・「大漢和辞典」と「字通」の比較・・・

2015年07月10日 | 日記
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
●今、1級配当漢字の音訓整理でお世話になっている漢和辞典・・大漢和と字通の比較です・・・勿論、私見です。ご参考まで。
①語彙の量               
大漢和(〇)>字通(△) *ただし、大漢和は字によっては地名・人名も含めて多すぎて本来の熟語探しが大変!!
②各熟語の説明・意味(わかりやすさ)
大漢和(〇)>字通(×) *字通は簡略すぎて、かえって訓読みに対応する意味が理解しづらい熟語がある。
③下付き熟語              
大漢和(×)<字通(〇) *ただし、字通は下付き熟語があるのは良いが、意味の説明がない。地名等も入ってる場合もあり若干難。
④熟語の背景説明等(故事成語、出典の類)
大漢和(〇)>字通(△) *字通は読み下し文になっているのは良いが、大漢和に比し、量が少ない。
⑤1級配当漢字の有無            
大漢和(〇)>字通(△) *字通には、ときどき、配当漢字が見当たらないものがある。
⑥対象漢字そのものの成り立ち・意味合い 
大漢和(×)<字通(〇) *字通は親切な説明でわかりやすい。
⑦音読みの説明・・・慣用音かどうかも含めて・・・
大漢和(〇)>字通(△) 
⑧訓読みの量・説明
大漢和(〇)>字通(×) *大漢和は、通常の(認められている?)訓読み以外にもたくさんありすぎる!!理解の助けには大いになるけど。
●結局、これだけ素晴らしい辞典でも、一長一短あるって事ですね(^^;)
●両方を見比べながら、整理・学習しているのですが、前にも触れたことがありますが、
 ①同じ熟語でも意味・説明が異なるものがある・・・熟語によっては極端に異なるものもある。
 ②熟語の「音」読みが異なるものがある。
 など、理解・整理に時間がかかります。ホントにシンドい。
 こんなケースの場合は、サード・オピニオンとして、各種国語辞典や他の漢和辞典もちょっと調べたりしています。

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