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●熟語の読み・一字訓読(その148)です。
<漓:リ、したた(る)、なが(れる)>
・したた(る):淋漓=①水・汗・血などが、したたり流れるさま。②勢いなどが表面にあふれ出るさま
・なが(れる):流漓
・その他:澆漓 =世が末となって道徳が衰え、人情の薄いこと。 「澆」「漓」ともに「うすい」と読む。
*澆漓末代・剳青淋漓(サッセイリンリ)・鮮血淋漓・溌墨淋漓 ・悲壮淋漓・墨痕淋漓・流汗淋漓・流血淋漓・淋漓尽致
<澆:ギョウ、そそ(ぐ)、うす(い)、かるがる(しい)>
・そそ(ぐ):澆漑=澆灌=水をそそぐ、澆濯=そそぎあらう、澆花、澆地・・・~に水をそそぐ
・うす(い):澆漓、澆季、澆末
・かるがる(しい):澆詭=かるがるしくていつわる(人情が薄くなって偽りの多いこと)、澆訛=軽薄でまことがない
*「澆瓜之恵(ギョウカのめぐみ)」=瓜に水をそそぐような恩恵(故事あり)=灌瓜
<潯:ジン、ふち、ほとり、みぎわ>
・ふち:(水涯の深いところ)水潯
・みぎわ:(=水涯)江潯=水涯
<潭:タン、シン、ふち、ふか(い)、みぎわ>
・ふち:潭水=底深くたたえられた淵 (ふち) の水。碧潭・深潭=深く水をたたえた所、ふち。濬潭(シュンタン)=ふかいふち
・ふか(い):潭月=深く水をたたえた淵に映る月。潭潭=水が深くたたえられているさま。潭影、潭思、潭心、潭深・・・
・みぎわ:大潭、小潭、深潭・・・
<2018.3.26加筆>
(漢検2)
江潭:①川の深いふち。また、そのほとり。②(地の名)長江の南にあるふちで・・・楚の屈原が投身した汨羅付近という。
碧潭:(広辞苑)あおあおとした深い淵
緑潭:みどり色に水をたたえた深い淵。碧潭。
潭潭:(大見出し)①水を深くたたえているさま。 ②奥深いさま。
<潘:ハン、しろみず、うずまき>
・しろみず:潘沐=米のとぎみず(しろみず)で髪を洗う、潘汁=米を洗った汁(しろみず)、潘煮(ハンシャ)=煮たしろみず、米潘(ベイハン)=米のしろ みず・とぎみず
・うずまき:(水が集まりめぐってうずをまいている流れ)旋潘・・・「鯢、旋(めぐ)るの潘(うずまき)を淵となす」・・・
・その他:潘渚(ハンショ)=水のあふれているところや水を遮っているところ(大)。なぎさ(字通)。 この「潘」は「あふれる」意。
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●熟語の読み・一字訓読(その148)です。
<漓:リ、したた(る)、なが(れる)>
・したた(る):淋漓=①水・汗・血などが、したたり流れるさま。②勢いなどが表面にあふれ出るさま
・なが(れる):流漓
・その他:澆漓 =世が末となって道徳が衰え、人情の薄いこと。 「澆」「漓」ともに「うすい」と読む。
*澆漓末代・剳青淋漓(サッセイリンリ)・鮮血淋漓・溌墨淋漓 ・悲壮淋漓・墨痕淋漓・流汗淋漓・流血淋漓・淋漓尽致
<澆:ギョウ、そそ(ぐ)、うす(い)、かるがる(しい)>
・そそ(ぐ):澆漑=澆灌=水をそそぐ、澆濯=そそぎあらう、澆花、澆地・・・~に水をそそぐ
・うす(い):澆漓、澆季、澆末
・かるがる(しい):澆詭=かるがるしくていつわる(人情が薄くなって偽りの多いこと)、澆訛=軽薄でまことがない
*「澆瓜之恵(ギョウカのめぐみ)」=瓜に水をそそぐような恩恵(故事あり)=灌瓜
<潯:ジン、ふち、ほとり、みぎわ>
・ふち:(水涯の深いところ)水潯
・みぎわ:(=水涯)江潯=水涯
<潭:タン、シン、ふち、ふか(い)、みぎわ>
・ふち:潭水=底深くたたえられた淵 (ふち) の水。碧潭・深潭=深く水をたたえた所、ふち。濬潭(シュンタン)=ふかいふち
・ふか(い):潭月=深く水をたたえた淵に映る月。潭潭=水が深くたたえられているさま。潭影、潭思、潭心、潭深・・・
・みぎわ:大潭、小潭、深潭・・・
<2018.3.26加筆>
(漢検2)
江潭:①川の深いふち。また、そのほとり。②(地の名)長江の南にあるふちで・・・楚の屈原が投身した汨羅付近という。
碧潭:(広辞苑)あおあおとした深い淵
緑潭:みどり色に水をたたえた深い淵。碧潭。
潭潭:(大見出し)①水を深くたたえているさま。 ②奥深いさま。
<潘:ハン、しろみず、うずまき>
・しろみず:潘沐=米のとぎみず(しろみず)で髪を洗う、潘汁=米を洗った汁(しろみず)、潘煮(ハンシャ)=煮たしろみず、米潘(ベイハン)=米のしろ みず・とぎみず
・うずまき:(水が集まりめぐってうずをまいている流れ)旋潘・・・「鯢、旋(めぐ)るの潘(うずまき)を淵となす」・・・
・その他:潘渚(ハンショ)=水のあふれているところや水を遮っているところ(大)。なぎさ(字通)。 この「潘」は「あふれる」意。
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