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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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<漢検1級 27-③に向けて その83 >
●真冬の特訓中・・・「syuusyuu模擬試験問題(27ー③用)」を公開中です。奮ってご参加ください。
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●漢検漢字辞典第2版から・・・
<娵:ソウ、シュ、たおやめ、よめ>
・第2版に音訓すべてあり。熟語はナシ。「娵(よめ)」は掲載されていた。この「よめ」は和語(邦語)。
・字通には、この字、掲載なし。
・音も各辞典で異なっていた・・・漢字源「シュ(漢)、ス(呉)」大字源「シュ」大漢和「ソウ、シュ」・・・大漢和だけ「ソウ」音あり。
・音熟語も各辞典ともナシ。大漢和だけ、「娵娃(シュアイ・シュア)」という熟語があった。
・でも、この「娵娃」・・・「閭娵(リョシュ)」と「呉娃(ゴアイ・ゴア)」という、2人の古の美人の名前から取っているらしい。「娵娃、皆、美女なり」って文例でした。
・訓の「たおやめ」=美人のこと。
<媽:ボ、モ、はは>
・第2版・・・「媽(はは):母親。かあちゃん。主に俗語で用いられる。」だって。熟語は「媽祖」*読みナシ
・漢字源「ボ(漢)、モ(呉)」、大字源「ボ(漢)、マ」
・第2版に痴れっと載せている「媽祖」・・・これ「マソ」と読む・・・なんでこんなの載せてんの(ーー)。現行音にない「マ」音だし・・・。
ま、でも、有名といえば有名なのかな・・・詳細はウイキペデイアで見てください・・・
「媽祖(マソ)」=中国南部の女性神(航海などの守護神) *対するは中国北部の女性神「娘娘(ニャンニャン)」 ・・・冗談でなくホントですよ(^^)・・・広辞苑にも両方とも出ていますよお(^^)
・その他
「阿媽(アマ)」=もと東アジア在住の外国人家庭に雇われていた現地人女性のこと。「アモ」とも云ったと思うが・・・。
大字源「アマ」、広辞苑も「アマ」。他はなし。また、広辞苑では「阿媽」=「媽媽(ママ) 」となっていた。
*大字源・大漢和では、この「媽媽」は「ボボ」で、「①母と呼ぶ称 ②年老いた女、老婦」となっています。
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