
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>


(庭のミニトマト・・・いっぱい稔ってます・・・もうだいぶ食べたけど(^^))
●漢和辞典から・・・
*音訓問題の続きです・・・
①「褫奪(チダツ)」の「褫」・・・褫奪 ー 褫(う ば)う、褫( は )ぐ・・・両方の読みがあります。後者は衣服などをそうする意味です。衣へんですからね・・・本来そういう意味なんでしょう。ほかに、褫職、褫官、褫散、褫取、褫皮・・・などという熟語がありました👋
②「籟(ライ)」・・・天籟、地籟、人籟などでおなじみの「籟」・・・これらは「籟(ひび)き」ですね。ほかに、松籟、澗籟・・・。もう一つの訓読みは「ふえ」です。竹かんむりですので、竹管の楽器のこと。籟籥(ライヤク)=簫(ショウ)のふえ。籟竽。説文に「①三孔の龠(ヤク、ふえ)なり。大なるを笙、中なるを”籟”、小なるをヤク(←竹カンムリに約。対象外)と謂う」とありました👋
*天籟=①天地に発するひびき。風が物にあたって鳴る音。②すぐれたできばえの詩歌のたとえ。 地籟=地上に発する音響。 人籟=人の吹きならす鳴物の音。
③「綸言(リンゲン)」の「綸」・・・「綸(いと)」の意。綸言、綸旨、綸宣(リンゼン)・・・天子のおおせ、みことのり。これらはみんな「いと」。・・・始めは糸のように細いけど、ひとたび出て天下に達すると綸(いと←ふといとの意味らしい)のように太くなるという意味だそうです。
「綸」の訓読みは「経綸ー綸(おさ)める、綸閣ー綸(つかさど)る、綸綬ー綸(おびひも)」など・・・。
*忘れてならないのは「綸巾(カンキン)」・・・かの有名な諸葛孔明の頭巾ですね、青いおびひもで作った頭巾らしい。でも、字通では「リンキン」と読んでいました。
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