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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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・ここのところ、アクセス状況をみると、だいぶ前の、「大壑拐然」(の記事)とか「怕」「懼」関連の記事とかが読まれているようで、なぜなのかなと思っていたけど疑問が氷解。
・ツイッターやブログ内のコメントのやりとりの中などで、当ブログを紹介してくれていたりするかららしい・・・ツイッターのやりとりはよお分からんけど、どうやら、そのようだ・・・
・で、この種のやりとりを見ていたら、その中に、この間の「模擬試験倉庫」の模試34中の「懼怕ー怕れる」問題(答えは「クハーおそ(れる)」)で、「懼怕」は“クハ”読みだけか“クハク”でも良いかが問題になっていたようだ・・・
・当ブログの中では今まで「懼怕(クハク)」と記載しており、今後、混乱も生じそうなので、以下のとおり、関連記事にそれぞれ加筆しておきましたので、お知らせいたします。
・今後は、アクセス状況だけでなく、他の方の、ブログやツイッター中のやりとりやコメントなどもよく読むようにしないとイカンかも・・・そうは言っても全般目を配れるわけでもないので、できれば、気がついたら、また、疑問に思ったら、当ブログにもコメントなり質問なりお寄せいただけるとありがたいと思う。
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●「熟語の読み・一字訓読 (その93)&(その94) 很 怎 怛 怕 怦 恁 恊 恍 恃 恤 恂 恬」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・おそ(れる):怕畏(ハイ)=怕懼(ハク)=怕怯(ハキョウ)=おそれる、怕驚(ハキョウ)=おそれおどろく、怕婦(ハフ)=嫉妬深い妻をおそれる、 *四字熟語「欺軟怕硬」 *懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる
・その他:「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい
<2017.7.20追記>
「怕懼」と「懼怕」
*大字源では、
・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。
*他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・
●「熟語の読み・一字訓読 (その103)&(その104) 懶 懿 懼 戈 戍 戔 戛 戡 扁 」
<懼:ク、グ、おそ(れる)、おどろ(く)>
・おそ(れる):畏懼、懼怖、懼憚=おそれはばかる、懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる、・・・ほか多数あり。
・おどろ(く):駭懼、驚懼、懼然・・・「おそれる」意もあり・・・
<2017.7.20追記>
*懼怕(クハク?クハ?)・・・懼怕(クハ)と読んでいる辞典もあるようである。「怕」は(音による意味分けでは)“ハ”で読んだ方が良いような気もするが・・・当方で調べた辞典(大字源、字通か大漢和)では“クハク”だった。
●「漢検1級 27-③に向けて その92 悖 怕 」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・音訓すべてあり。熟語はナシ。当て字で、<怕癢樹(さるすべり)>。「怕(おそ)れる」。音による意味分けもないが、意味で「①おそれる、こわがる ②しずか、心やすらか」。・・・意味の②は訓読みには無いじゃないか!!
・大字源・大漢和では音分けあり・・・(漢字源には「ハク」音なし)
「ハ(漢音)」=おそれる、はじる、はずかしがる・・・・「怕畏」「怕怯」「怕驚」「怕羞」「怕婦(ハフ)(=嫉妬深い妻をおそれる)」・・・
「ハク(漢音)」=しずか、やすらか、無為、無欲のさま・・・「怕乎(ハクコ)=何もしないさま」=「怕兮(ハクケイ」 *「兮(ケイ)」は対象外漢字、漢文の助字の一つで語調をととのえるための字。
・ついでに、
「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい
という熟語もありました。
<2017.7.20追記>
「怕懼」「懼怕」
*大字源では、
・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。
*他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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・ここのところ、アクセス状況をみると、だいぶ前の、「大壑拐然」(の記事)とか「怕」「懼」関連の記事とかが読まれているようで、なぜなのかなと思っていたけど疑問が氷解。
・ツイッターやブログ内のコメントのやりとりの中などで、当ブログを紹介してくれていたりするかららしい・・・ツイッターのやりとりはよお分からんけど、どうやら、そのようだ・・・
・で、この種のやりとりを見ていたら、その中に、この間の「模擬試験倉庫」の模試34中の「懼怕ー怕れる」問題(答えは「クハーおそ(れる)」)で、「懼怕」は“クハ”読みだけか“クハク”でも良いかが問題になっていたようだ・・・
・当ブログの中では今まで「懼怕(クハク)」と記載しており、今後、混乱も生じそうなので、以下のとおり、関連記事にそれぞれ加筆しておきましたので、お知らせいたします。
・今後は、アクセス状況だけでなく、他の方の、ブログやツイッター中のやりとりやコメントなどもよく読むようにしないとイカンかも・・・そうは言っても全般目を配れるわけでもないので、できれば、気がついたら、また、疑問に思ったら、当ブログにもコメントなり質問なりお寄せいただけるとありがたいと思う。
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●「熟語の読み・一字訓読 (その93)&(その94) 很 怎 怛 怕 怦 恁 恊 恍 恃 恤 恂 恬」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・おそ(れる):怕畏(ハイ)=怕懼(ハク)=怕怯(ハキョウ)=おそれる、怕驚(ハキョウ)=おそれおどろく、怕婦(ハフ)=嫉妬深い妻をおそれる、 *四字熟語「欺軟怕硬」 *懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる
・その他:「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい
<2017.7.20追記>
「怕懼」と「懼怕」
*大字源では、
・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。
*他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・
●「熟語の読み・一字訓読 (その103)&(その104) 懶 懿 懼 戈 戍 戔 戛 戡 扁 」
<懼:ク、グ、おそ(れる)、おどろ(く)>
・おそ(れる):畏懼、懼怖、懼憚=おそれはばかる、懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる、・・・ほか多数あり。
・おどろ(く):駭懼、驚懼、懼然・・・「おそれる」意もあり・・・
<2017.7.20追記>
*懼怕(クハク?クハ?)・・・懼怕(クハ)と読んでいる辞典もあるようである。「怕」は(音による意味分けでは)“ハ”で読んだ方が良いような気もするが・・・当方で調べた辞典(大字源、字通か大漢和)では“クハク”だった。
●「漢検1級 27-③に向けて その92 悖 怕 」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・音訓すべてあり。熟語はナシ。当て字で、<怕癢樹(さるすべり)>。「怕(おそ)れる」。音による意味分けもないが、意味で「①おそれる、こわがる ②しずか、心やすらか」。・・・意味の②は訓読みには無いじゃないか!!
・大字源・大漢和では音分けあり・・・(漢字源には「ハク」音なし)
「ハ(漢音)」=おそれる、はじる、はずかしがる・・・・「怕畏」「怕怯」「怕驚」「怕羞」「怕婦(ハフ)(=嫉妬深い妻をおそれる)」・・・
「ハク(漢音)」=しずか、やすらか、無為、無欲のさま・・・「怕乎(ハクコ)=何もしないさま」=「怕兮(ハクケイ」 *「兮(ケイ)」は対象外漢字、漢文の助字の一つで語調をととのえるための字。
・ついでに、
「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい
という熟語もありました。
<2017.7.20追記>
「怕懼」「懼怕」
*大字源では、
・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。
*他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
その後、調べてみましたが、大した情報は得られませんでした。
まさかこちらのアクセス状況に影響を与えるとは思いませんでした(苦笑)
今後、リンクさせていただいた際には、軽くコメントさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ちなみに、「大壑拐然」は、ツイッターの検索フォームで検索したら、犯人(?笑)が見つかりますね…^^;
調べ物をすると大抵、syuuちゃんのブログがヒットします。
こちらのブログは様々な辞書の粋を集めた「至高の大辞典」ですね。
いつもありがとうございます。
ツイッターの検索フォームなんて知らなかったけど、やってみたら・・・ホントだ、一発で出た・・・
はは、自首してこなくても、とっくにわかっていたけど(笑)
お二人とも、時、まさしく暑鬱、よろしく愛嗇を加えられんことを・・・。