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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検四字熟語辞典から② 間違えそうな熟語、「爾雅」、「瑰意(琦行)」 

2018年06月04日 | 四字熟語
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●間違いを犯しやすい簡単な四字熟語 その① ・・・気韻“生”動の類・・・凡ミスは撲滅!!
一望千頃(せんけい) ✖千景
奇技淫“巧” ✖淫行
回光“反”照(かいこうへんしょう)  参考:回光返照(えこうへんしょう) 
疑事無“功” ✖無効
田“父”(でんぷ)之功 ✖田夫  「漁夫之利」の類
 *争っているもの同士が両方とも倒れて、その争いとは関係ない人が利益を得ること。「田父」は農夫のこと。
 *犬が兎を追いかけ続け、両方ともが疲労で死んでしまい、そこを通りかかった農夫が何の苦労もなく両方ともを手に入れたという話。
鉤心“闘”角 ✖頭角
攘臂疾言 ✖驤臂 ✖失言
辛労辛苦 ✖心労
晴雲秋月 ✖青雲
盛粧せいそう・せいしょう)麗服  ✖盛装

●温文爾雅 類)温文儒雅
 爾雅:(広辞苑はじめ国語辞典はほとんど①中国古代の辞書のことの説明のみ)(大字源)②文章・言語が正しく美しい。雅正。 *漢検四字熟語にも「「爾雅」は、礼にかなって正しく美しい意」とある。
 儒雅:(広辞苑)①儒教の正しい道。②儒学を修め、文にすぐれていること。また、その人。

*「爾雅」で語選択問題になりそうかも・・・「儒雅」は広辞苑にもあるけど・・・

●瑰意琦行=瑰意奇行 
 *大字源によれば、「琦行:同)奇行」・・・一般の国語辞典では「奇行」はマイナスのイメージの意味がほとんどだが、“普通とは違う”という意味合いがある・・・。
<瑰:カイ すぐれる・めずらしい・おおきい>
瑰:意味①美しい玉。「瑰瓊(カイケイ)」
    ②すぐれる。めずらしい。おおきい。「瑰偉」「瑰意」「瑰姿」
 下つき:瓊瑰(ケイカイ)・玫瑰(マイカイ)・(はまなす)
「瑰」から始まる言葉 瑰麗(カイレイ):珍しく、きれいなこと。美しくすぐれていること。

「瑰偉」と「瑰意」・・・両熟語とも漢検2にアリ・・・これはわかりづらいけど、「瑰意」のほうは“思想とか心が普通と違ってすぐれている”という意味合いのようだ・・・

瑰偉:(大字源)①すぐれて立派である。また、非常にめずらしい。②心が広く、物事にこだわらない。
瑰意琦行:(大字源)思想や行動が一般より優れる。
  (四字熟語辞典)考え方や行いが、並みの人と違ってすぐれていること。「瑰意」は、珍しくすぐれた心のこと。「琦行」は、ふつうとは違った行いの意。 「瑰意」を「瑰偉」と書き誤らない。👍👍👍 🐕 👍👍👍

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