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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その30 陂

2015年08月20日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(あまりにも可憐なので思わずカメラに・・・女青・牛皮凍・・・屁糞葛(へくそかずら)・・・)
●syuusyuu模擬試験問題・・・第11回まで作成完了・・・
●漢和辞典から・・・
「陂陀(ハダ)」の「陂」・・・現行の読みでは「ハ、ヒ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま」・・・
*「陂陀」は、過去問でお目にかかったような記憶がありますが、「①地面が平らでない・斜めな土地 ②高低のあるさま」という意味。
*この「陂」も厄介で、大漢和と字通で音読みが違うものがいくつかありました・・・。
・「つつみ」の意味
 陂地(ヒチ)=①つつみ、ためいけ ②土地のななめなこと
 陂唐(ヒトウ)・陂塘(ヒトウ)・・・「字通」では両字とも「ハトウ」・・・
 陂渠(ヒキョ)=つつみ、掘割
 陂溝(ヒコウ)=陂渠と同じ
 陂遏(ヒアツ)=堤防のこと。 陂障(ヒショウ)=つつみを築いて防ぐ
・「さか、かたむ(く)」の意味
 陂陀、山陂(サンパ?)=山さか
・「よこしま」の意味
 陂曲(ヒキョク)=かたよってよこしまなこと
 険陂(ケンハ?、ケンヒ?)=かたよる・ねじける
 陂僻(ヒヘキ)=偏頗=よこしまなこと  ・・・「字通」では「ハヘキ」・・・
 陂知(ヒチ)=かたよった智恵
・その他
 陂淀(ヒテン)=あさいふち (現行読みにはないが「ほとり、ふち、はた」の意味あり)

<結論>「陂陀(ハダ)」以外は「ヒ」音で読んでおけば良さそうですね。「?」マーク付きは、読みが載っていなかった熟語です。

*ちなみに、漢検漢字辞典(第1版)では、熟語は載っておらず、
「陂」:音=ヒ、ハ 訓=(記載なし) 意味:①さか(坂) ②つつみ。土手。 参考:もともと「坂」の異体字。
・第2版がどこまで載っているかわかりませんが、いずれにしても、ここまで広範には載っていないでしょうし、また、1級用だけに作っているわけでもないでしょうから、同辞典の限界なんでしょうかね・・・(^^)
・1級受検者や1級以上の知識を身につけたい人は自分でバンバンしろってことダネ(^^)

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