三島の砲兵連隊と銀杏並木 「日大通り（静岡県三島市）」

三島の日大通りにある銀杏並木も黄色く色づき始めてきました。さて、この銀杏並木はどうして出来たかご存知でしょうか？



１９１９年（大正８年）に野戦重砲兵第２連隊が横須賀から移転してきました。１９２９年（大正９年）には野戦重砲兵第３連隊が和歌山から移転して両連隊で野戦重砲兵第１旅団となりました。
連隊が移転してから道路の幅が広げられ、それを記念して植えられたのが銀杏並木です。





第２連隊は現在の北中から日大の場所に、第３連隊は北高から税務署の場所にあり、現在東レの工場がある場所は練兵場になっていたそうです。

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箱根の土木遺産 （神奈川県箱根町）

箱根湯本から塔ノ沢間にある旭橋、千歳橋、函嶺洞門は土木遺産に指定されている歴史ある構造物。



旭橋は昭和８年に造られた鉄筋コンクリート製タイドアーチ橋、長さは３９．５メートル。



千歳橋も昭和８年に造られた鉄筋コンクリート製タイドアーチ橋で長さは２５．５メートル。こちらは橋の親柱に付けられた灯篭が和風になっています。





函嶺洞門は昭和６年竣工で長さは１００．９メートル。箱根は欧米からの旅行客が多いために洋風の王宮をイメージしたアーチになったそうです。



険しい箱根の山を登る箱根登山鉄道も小田原-強羅間の全線が土木遺産に指定されています。鉄道の全線が土木遺産になっているのは非常に珍しいですね。
小田原-箱根湯本間は小田急の車両ですが、箱根湯本から強羅は急勾配を走る専用の車両になっています。

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秋の箱根 桃源台～強羅 （神奈川県箱根町）

桃源台からは大涌谷・早雲山へのロープウエィが出ています。その前に湖畔の林を散策。落ち葉をガサガサいわせて散策路を歩きます。色付いた木々と湖は油絵のようでした。



箱根ロープウエィは桃源台から大涌谷を経て早雲山を結んでおり、乗車数が世界一としてギネスに認定されています。この日は天気が良かったので富士山もくっきりと見えましたが風が強くてときおり大きく揺れビックリしました。



ロープウエィは大涌谷でいったん乗り換えになります。大涌谷は箱根の中でも火山活動が活発な所、あちこちから噴煙があがり地球は生きているんだなと実感できます。大涌谷からは山を下るロープウエィで早雲山へ、早雲山の駅では巨大な滑車がロープを回している所が見れます。



早雲山から強羅まではケーブルカーです。強羅公園に寄る場合は途中の公園上駅で降りて、帰りは歩いて強羅駅まで行くのがおすすめです。

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箱根を愛したバーニーの別邸跡 「御殿公園（神奈川県箱根町）」

かなり混雑していた箱根でしたが、意外と人が少なかったのが元箱根港のそばにある御殿公園。この公園は明治２０年に来日した英国人バーニー氏の別邸があった場所。

バーニーはオーストラリア生まれのイギリス人貿易商で来日して箱根を訪れてから美しい箱根の自然に魅せられて、この地に別邸を構えました。箱根の美しさを守るために自然保護の重要性を強く訴えました。

秋の芦ノ湖 （神奈川県箱根町）

今週は秋の箱根特集でいきたいと思います。
箱根といえばやっぱり芦ノ湖、芦ノ湖は火山の噴火によって出来たカルデラ湖で湖の周りを神奈川県で一番大きな湖。





湖畔の箱根町は箱根駅伝の折り返し地点でモニュメントには歴代勇勝校の名前が記録されていおり、すぐ近くに駅伝ミュージアムがあります。





芦ノ湖には伊豆箱根の「芦ノ湖遊覧船」と小田急の「箱根海賊船」２社が客船を運航しています。芦ノ湖遊覧船は箱根関所跡・元箱根・湖尻を箱根海賊船は箱根町・元箱根・桃源台を結んでいます。（箱根フリーパスでは芦ノ湖遊覧船に乗れませんので注意して下さい）



船上からは湖にある平和鳥居や欧風の山のホテル、平等院を模して作られた籠宮殿などがよく見えて陸から見るのとは一味違った景色が楽しめます。湖上ではワカサギ釣りのボートが出ているのも今頃の風物詩ですね。

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