おだやかな日々が続きますように。

脳腫瘍で結婚して3年間たたかった新婚カップルの日々

幸せな日

2006年10月09日 | 今までのこと
 10月8日は、亡くなった祖母の3回忌でした。その法事とあわせて、妻を親戚に紹介することになっていました。今までいとことの会食などもありましたが、親戚全部と会うのは、初めてで、妻も超緊張していました。
 なにしろ、前頭葉の再発が確認されて、再入院した時に、入籍はせず、結婚式と写真撮影だけするということを急いでやり、しばらくは事実婚ですごしていました。私のお袋の強い意向で6月に入籍しました。いずれも、私のおやじは、反対でした。 妻が嫌いということではなく、時間がなかったのだと思います。つきあいはじめた当初、オヤジが同居することを考えて、オヤジの書斎を私たちにあけ渡すことを考えていました。それが、きゅきょ、入院、病名確定となったものですから。
 法事の案内に合わせて、私たちが結婚したこと、妻が病気であることは、伝えてありました。会食の場でのあいさつで、反対といってた父が祖母の3回忌に集まっていただいたお礼と私たちが結婚したことを紹介してくれました。会食が終了するときに、私から一言挨拶する場がもうけられていました。
 この日の朝、「いつも、胃の調子が・・・」という妻が珍しく「おなかすいた」といって起きてきました。超珍しいことです。朝食食べてから、超ひさしぶりにお化粧して、カツラもかぶって、実家に向かいました。実家で私のお袋と一緒に着替えました。妻は、来る人、来る人に頭をさげて「よろしくお願いします」といっていました。
 お袋は、常日ごろ、妻に大丈夫だよと声をかけてくれて、妻も「ハイ」と返事をしていました。妻は、いろいろ苦労してきたこともあって、誰にでも、その都度「ありがとう」をいいます。私とご飯食べていても、ハシをとってくれてのアリガトウ、ご飯食べてアリガトウ、かたづけのアリガトウと何回でもアリガトウをいいます。自画自賛ですが、超性格はいいのです。
 父方の親戚の叔母さんたちからは、「おばあさんの命日に合わせてでかした」「どことなく、亡くなった祖母に似ているのでは」と言われました。とにかくかわいいお嫁さんだと言われて、好評でした。まあとにかく幸せな日でした。









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