クラフトビール
愚昧が飲み始めた頃は地ビールって呼んでましたね。
地ビールとクラフトビールは違うものだ!
そういう主張をされていらっしゃる方のご意見も一応理解はいたしますが、私にとっては、マイクロブリューワリーが作っているビールをクラフトビール(地ビール)と呼ぶものなのだ。
(写真は既に本日のお店の内観
)
横浜に住んでいた頃、クラフトビールが飲めるお店はあったが、自分が知っているお店はまだまだ限られていたと思う。チアーズさんとかクラフトビアバーさんとか良く通った。
そのうちそういうお店で隣に座った人に別のお店を教えていただいたり、飲み友達が情報を仕入れて来たりして行動範囲が広くなっていった。また、馬車道にベアードさんのタップルームが出来、ヨコハマベイ・ブルーイングさんが出来るなど直営店で飲めるようになった。
直営店といえば、驛(うまや)の食卓のIPAイベントでベロンベロンになるまで飲んだことも
職場は東京だった。東京で地ビール(クラフトビール)といえば神田を思い浮かべたものだが、新橋にもクラフトビールや外国のビールを飲ませてくれるお店を何軒か見つけた。その中で、クラフトビアマーケットさんはクラフトビールの価格破壊をされたお店(感覚的だが他店より2割くらい安かった?)で、出来た当初は良く通ったが直ぐに予約必須店になってしまった。
自分にとって、アルコールは飲みたいときに飲むもので何日も前に予約して飲むものではない。
単に予約すら面倒なナマケモノなだけだが。
一応、名誉回復のため言い訳を述べるとその日対応の職種のため前もって予定が立たないのだ。
予定を立てて仕事をしないからだ
あぁ、無情。今日はいつもと違う心持ちで書き始めたものの、身についてしまった自虐癖、隠し切ることが出来ず・・・
何でしたっけ
多くのクラフトビールを飲ませてくれるお店が椅子あり、そう座って飲むお店だった。
ワイワイガヤガヤ、兎に角飲みまくるってぇのがビールの楽しみ方の一つだし、愚昧もそういうビール飲みは好きである
だが、味わい深いクラフトビール、個性のあるビールを落ち着いて静かに飲むっていうのも良いもんだ
ただ、席数が限られている分、「ごめんなさい満席です~!」って憂き目に遭うことも少なくない
そこで新橋の立飲み親爺、新橋には立ってクラフトビールが飲めるお店がある事を聞き出した。
日本一スーパードライを美味く飲ませるお店(不確かだがこんなキャッチのお店)である新橋ドライドックさん。スーパードライを好んでは飲まない愚昧も最初の一杯は必ずスーパードライを頼んでいたのだが、このお店はタップ数は少ないもののクラフトビールも飲めた。ハーヴェスト・ムーンの園田さんを何度かお見かけもしたもんだ。
そういうクラフトビール好き親爺が大阪に転勤になり、なかもずのビール屋さんで、大阪のクラフトビール事情を教えてもらい、マップも貰い、利便性と立飲みという特徴から梅田のBeer Stand moltoさんに通うようになった。
今年の周年イベントで頂いたハンドタオル。
確かまだブログに載せていなかったので、この機会に乗じ・・・
さて、ここからが本日のお話
この日は3月16日に新福島駅近くにオープンした、前述のmoltoの3号店にお邪魔する機会を得た。
本日のラインナップ
きっと中にもあるだろうし
手ブレの言い訳は幾らでも湧いてくる
本日はパーティープラン(\3000)に、
スーパードライに加えクラフトビール7種も飲み放題のフリードリンクプラン(\3000)。
クラフトビールの飲み放題は楽しみじゃのぉ・・・
まずは乾杯
こういうお店は、「
とりあえずビール!」は通用しない。
各々が好きなものを発注する。
多くのクラフトビールを飲ませてくださるお店がそうであるように、moltoさんもリストの上から飲んでいくのがお勧めの飲み方。
特にクラフトビール初心者の愚昧、定石通り
「ヴァイツェン頂戴な」
一番上からとちゃうんかい?
ええんです。好きなのから頼めば
ヴァイツェン、エステル臭というかバナナのかおりというか、最初に何も食べずに喉を潤すにはもってこい
最近、手抜きの乾杯ブロガー。
カメラを持つことずらせず。
儂は早くクラフトビールがのみたいんじゃぁ~!
はよしてくれ!
さて、ついついビールに気が取られがちだが、パーティープランも紹介せねば
まずは、燻製とシャルキュリーの5種盛り
あれや、これや、あんなものや、こんなものまで入ってっちょる。
あと一つは思い出せない・・・
「宴もたけなわではございますが、こぶみかん入れちゃいました頂戴な」
まだ始まったばかりですけど
10種野菜のサラダ
サラダをワシワシ食いながらビールを飲む贅沢
本日はブロガーさんもいらっしゃるのか、配置を変えながら何枚も写真を撮られる方のテクを盗む
そして自分には無理なことを妙に納得する
店内観察も大事なルーティン
自家製ソーセージ2種
ビールにソーセージ、定番中の定番
しかも自家製ソーセージが美味い。
レッドエール
これどこのだったっけ?レッドエールといえばいわて蔵さんを思い出すが・・・
先程のカンペ(飲み放題メニュー)には書いてない。
クラフトビール、例えばペールエールと言ってもブリューワーさんで大きく異なるので、単純にカテゴリーを聞いただけで味のイメージをしては痛い目をみる。
同じブリューワーさんでも、年が違えば大きく変わるし、同じ年でもバッチで・・・
それがクラフトビールの楽しみでもあり、残念に思う事もあり・・・
ちなみにレッドエールと手書きで書き足された代わりに取り消し線で消されているのが、愚昧の故郷、海軍さんの麦酒のペールエール。
お隣に座られていた方も呉所縁ということで、しかもとんでもなくご近所らしいことがわかりプチ盛り上がり
そして呉ビール売り切れに盛り下がり
代わりに選んだのはシトラスIPA
ベアードの柑橘ビールは大好きなのである。
沼津で酔い潰れた日が昨日の事のように・・・
酔い潰れて何も覚えていないので、思い出されるはずもなし
あ、そうそう、飛び乗った電車が東海道線ではなく御殿場線だったらしく、飛び乗った瞬間の次は国府津で起こされた記憶なのである
まだ東京行きの最終があったのは、運が良かったに違いない
この後、ピルスナーや京都醸造の一意専心(京都醸造のビールの名前は高度な日本語過ぎて無学な愚昧には覚えられないのである)も飲んだが、一意専心は非常に飲み易いベルギー風のビールであった。
クラフトビール。ついつい飲む方に専念し取り皿にアテが溜まってしまい、慌ててみんなに追いつく
もしかして、昔話などに花が咲きアテの紹介がおろそかになったやもしれんが、スパゲッティーである。
多分なんらかの説明を受けたが、覚えているはずもなく
ただ見るからに桜海老の姿を見て、駿河ベイ、そう、ベアードのビールを頼んだに違いない。
儂はラーメンブロガーじゃけんとパスタを箸あげする馬鹿者がここにいた
どうせなら海老も上げなさいと思ったに違いない
最近、麺ブログに目覚めたので、やたらと写真を載せたがる素人麺ブロガーくん
パスタで〆だと思ったであろう。
だが、ここはイタリア、そうは問屋がおろさない。
パスタの後にセコンドピアット、本日のメインである。
ハサミとナイフ
いや、ちと違うかも知れぬ
というか、そんな筈はない。
ドンと置かれたのはひな鳥のロースト
本日はひな鳥だが、子豚やウサギなどの一匹丸焼もあるらしいぞ。
メニューの類は後で撮影しようと思っておったのだが案の定忘れた。
同行した人達のブログを参考して欲しい
ここで先ほどのハサミとナイフの出番とお思いであろうがさにあらず
入場頂いたひな鳥だが、ここでお色直しのため一旦退場となる
みなさま拍手で送り出してください
ついでに、ハサミとナイフも退場された。
スタウトで場を持たす
きっと別室で切った張ったの大捕物があったに違いない。
ひな鳥様はこのように変わり果てたお姿で我らの前に登場した。
ちなみに、ハサミたちは取り調べのため身柄を拘束されていた。きっと身体を洗って出直してこいという大岡裁きが行われたに違いない
さて、お鳥様。なんと美味いのであろうか。
コースは、ジェラートで終わりの筈だが、
本日の仲間たち他のお料理も試してみたいと追加オーダーを始められたみたい。
クラフトビールは大手のビールと違って個性が豊かである。料理そのものを楽しむというよりは、ビールを楽しむために口をリフレッシュするお料理であれば本日のコースで十二分な量だと思う
お腹が膨れてはビールが飲めないしなぁ~
さて延長戦
薫玉
ホッキ貝
ラオホを飲みながらなんて良いんだろうなぁ・・・
自家製ソーセージ
コースの中にあったやつとは違う大きめのプレミアな奴。
流石にこれは切り分けないと
愚昧なんかは油をその辺りに撒き散らしてしまう奴だ。
お料理上手に任せよう
でも、美味いですよ
IPAを飲みながら
お野菜は
フルーツトマトはもちろん甘し
持ち上げたものの構図悪し
コースにもあった細身のソーセージの盛り合わせ。
一本90円のものもあるのだとか。
チョリソーはピリッと辛味も効いて。
やっぱりソーセージとビールは鉄板だ!
レッドエールとの相性抜群、どっちも美味い
福島モルト。すわってじっくり飲みたいときはええかも。
今度はカウンターで自家製ソーセージ齧りながらのんびり飲んでみるか
ちなみに、
食べログによると、
『
クラフトビアハウスモルト 福島店』
大阪府大阪市福島区福島2-7-16
JR東西線 新福島駅 徒歩3分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:無