業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

広州訪問紀~香港日帰り編2~中国新幹線

2009-01-10 | 
香港から広州への帰りは、行きとは別の方法で戻ることに。

まずは尖東駅から九広鉄道KCRの列車に乗って中国本土との境界の羅湖駅へ向う。
KCRは地下鉄と同じ造り。タッチパネル式の券売機で切符を購入し、自動改札を通って列車に乗る。始発駅なので座って行く。地下鉄並に列車も次々来るのでほとんど待たずに乗れる。便利がいい。今回は境界の羅湖駅の手前、上水駅までの切符を購入。この駅で一旦、下車し改札を出て、新たに羅湖までの切符を購入し、再び列車に乗って羅湖駅へ向うことにする。尖東駅から羅湖駅まで切符を通しで買うと、81HKDするが、上水で下車する方法で行くと、31.5HKDで済む。えらい違いだ。上水駅で下車してもホーム目の前が改札で、出ると直ぐに券売機があり切符を購入でき、直再び改札を通ってホームへ出ると、もう直ぐに列車が来るの全くで苦にならない。次の駅が羅湖なので座れなくても苦にならない。境界の羅湖までは尖東を出発して40分程度で到着する。
駅に着いたら、シンセンの矢印に沿って進む。多くの乗客がイミグレーションの方へ向うので迷うことはない。改札を出て真っ直ぐ進むとイミグレーション。香港マカオ用と外国人用(VISITOR)に分かれている。外国人用は混雑もなく、スムーズに出国審査を終える。香港のイミグレを出ると免税店等がある。真っ直ぐ歩いて小さな橋を渡ると、中国側のイミグレーションがある。体温測定器の前を通り過ぎ、中国の入国カードに記入し、入国審査を受ける。行列もなくスムーズ。終えると税関。通り過ぎ、中国入国を果たす。建物の中には両替所もある。売店ではHKDドルも利用できる。難しいことはなく案内板に従って進むだけでいたって簡単。
シンセン駅は目の前。人は多いが危険な雰囲気は全く感じない。駅前は意外と都会的で整然としていて汚さがないので驚いたほどだ。駅へ向う前に、羅湖商場という大きなショッピングセンターをのぞいてみる。中国らしいいろんな生活用品を扱う店がたくさん入っていて賑わっている。
シンセンから広州へ向う為、駅の窓口で中国新幹線CRHの切符を購入する。行列もなく直ぐに買える。広州東駅までは75元。新幹線は大体15~20分毎に出ており、とても便利。改札へ向う。X線を通り、ホームへと向う。


ホームには既に8両編成のCRHが停車している。



中国新幹線CRHは、「和諧号」という。





全席指定。1等と2等がある。軽食を提供する?食堂車のような車両も連結されている。広州東駅までの所用時間は約60分。途中2ヵ所の駅に停車する。各車両には速度を表示するモニターがついており、今回の最高時速は188キロだった。


座席は固定式。2等車は2・3列の座席の配列。座席自体は割と手狭で安っぽい。
リクライニングはしない。

車内は清潔感はある。車内販売・弁当の販売がある。
列車はスムーズで快適な走り。外観は確かに日本の新幹線っぽい。中国でもこんな高速鉄道ができ、どんどん変っていくんだなと感じる。
広州東駅へ到着。