業務日誌

旅行会社に勤めていた30代男の雑記・業務日誌

味噌煮込みの話

2011-01-22 | Weblog
つい先日、ランチで山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べてきた。
名古屋といえば「味噌煮込み」だが、その名店のひとつ。
少々お高いし、近くのうどん店で済ませてしまうことがあって
めったに行くことはないのだが、
行ってみて驚いたことを順に。

料理が運ばれて、いざ食べる段階になって、
通常、味噌煮込みにはついてくるはずの”取り皿”がないことに気づいた。
えっ?と思ってまわりをキョロキョロ。
えーーー?なんと、皆が鍋のふたを裏返して取り皿にして、
あたり前のようにうどんを食べているが・・・。
えー?これって冗談!?洗練された綺麗な店内で、こんな食べ方は・・・。
しかし、よくみると皆そうしているし、ここではそうして食べるんだ、と無理に納得・・・。
こんな習慣、自分にはなかったのでこの光景にはちょっと衝撃的!
山本屋って昔からそうだったっけ?古い記憶をたどっても思い出せないが・・・。
さて、自分も同じようにして”普通に”いただきました。

なるほどー、だから土鍋のふたに丸い小さな穴がないし、それで
わざとふたを鍋に完全にしない状態で運ばれてくるのか、とひとり納得。
鍋のふたを裏返して食べるなんて確かに効率的かも。

続いて、鍋の中で半生状態になって入っている玉子をレンゲですくって、
それをご飯にかけて食べている人が普通にいたこと。
確かにこれはこれでかなり旨そう。通な食べ方か。

あと、ここのランチはご飯と漬物付きなのだが、
その漬物が何と立派なこと。定食屋でちょこんと出てくるようなものではなく、
なんというか上品というか、サラダのような漬物というか、とにかく立派な漬物付き。

いや~、名古屋に居ながら・・・。
あとで社内のフタッフに聞いてもそれは知らなかったと・・・。

味噌煮込みうどんとライスと漬物(浅漬け)が付いて892円。
通常は味噌煮込みだけでもそれくらいするようなので、
ランチはかなりお値打ち。今の時期、温まるよ。

余談だが、名古屋で山本屋と言えば味噌煮込み。これは多分名古屋の誰でもが知っている。
でも、山本屋には「山本屋本店」と「山本屋総本家」があって
どちらも味噌煮込みの老舗ではあるが、店は全く別で、系列店でもないらしい。
市内ではよく”山本屋”の店舗ををいくつも見かけるが、
よく見ると本店だったり、総本家、だったり。