気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

今年のお盆も~

2021年08月12日 | 日記

ふるさとを恋うて帰れぬお盆かな

明日からお盆です。

我が家は新暦の盆なので、すでに先月行っていますが、実家は旧盆(月遅れの盆)でした。

ほぼ全国的に多くの地域がこの旧盆のようです。

お盆には毎年恒例のように、息子達が高校生の頃まではふたりを連れ、孫ができてからは孫達も連れ、実家に帰っていました。

私にとっては、ふるさとの景色の中で両親、弟妹、伯父伯母に逢える、年に一度の嬉しい行事でした。

 実家の垣根沿いに弟夫婦が植えたひまわり(2010年盆帰省時)

(当時はガラケーだったのでデーターが小さくトリミングしたらぼやけてしまいました。)

句(今回は添削未提出)を載せた見出し写真は実家近くの川端から撮ったもの(2011年盆帰省時)

青々とした水田の遠くに見えるのは、利根川の土手に沿った民家です。

実家からそこまでは家がありませんでした。(今もありません。)

      

この頃には父は既に他界していたけれど、80歳前後だった母はまだとても元気で「いらしゃい!」と笑顔で迎えてくれました。

とても懐かしい。

今年は母が亡くなって3回目のお盆。

長引くコロナの自粛で、去年に続き今年も行けません。(行かないことにしました。)

でも、お盆のような行事は、亡くなったことを認識する役目もあるのだと思うので・・・

ずうっと行っていないので、亡くなったことの認識が薄れ、逆に今行ったなら何もなかったかのように、

「いらしゃい!」と母が出迎えてくれるような・・・なんて妄想をしてしまう私です。

故郷恋しは母恋し…なのかもしれません・・・。

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