俳句生活(通販生活の俳句投稿コーナー)
選者は夏井いつき先生で入選句は(天地・人・佳作)に分かれています。
3月の兼題 季語:【春雨】(春/天文)傍題:春の雨・春霖(しゅんりん)
※俳句歳時記
春雨はしめやかに小止みなく降る春の雨。
※goo辞書(小止み無い/こやみない)とは、少しの間も止むことなく続くさま
春霖は数日間降り続く春の雨のこと。
🔶現代では「春雨」と「春の雨」は同義で用いられることが多いが、蕉門(しょうもん)では区別し、しとしとと降り続く晩春の雨を春雨としていた。
例句:【春雨のあがるともなき明るさに】星野立子
【投句結果】
妹句(人)【春雨は優しいと誰が言ったのか】
私句(人)【春雨やミシンの音とため息と】
私は、はじめての【人選】でした。
春雨で検索すると、あの食す「春雨」が上位にでてきます。
調べてみると春に降る雨が、食べる「春雨」の由来になっているようです。
若い人たちは知らない人も多いかもしれませんが、
幸友李風(ゆきともりふう)作の「月形半平太」で主人公が、傘をさしかける舞妓さんに言うセリフ「春雨じゃ濡れていこう」は有名ですね。
カッコイイ!かもしれませんが、私は、春になって暖かいからといっても、濡れるのは嫌なので、粋な人にはなれそうもありません。
私が思いつくのは村下孝蔵さんの【春雨】です。
YouTube/風の風来坊さんからお借りしました。
「春雨」村下孝蔵(黒島結菜)
「公衆電話…レコード…」昭和の懐かしい雰囲気が漂います。
MVの女性(結菜さん)はスマホを持っていましたが・・・
でも、この【春雨】はちょっぴり悲しい曲ですね~。