斜陽館(2023/5/22)iPhone写
今回は5月22日~25日(3泊4日)の夫婦ふたり旅。
前回は2016年だったので、ふたりでの旅行は前回より7年ほど経つ。
🔗前回のブログのリンク(妙高高原/新潟)
ほんとうは3年前、私の退職を機にどこかへ旅行しようとの計画はあった。
が、コロナの影響で延び延びになり…その間、夢だけは膨らんでいざ行くとなると、あっちこっち沢山の候補地があがって迷った末、
68歳で黄泉へ旅たったお義母さん(夫の母)が生前、旅行でいちばん「綺麗だったぁ~」・・・と言っていた
《5月22日》一日目
保土ヶ谷駅7:26➜東京駅8:03(横須賀線/津田沼行)
新幹線の乗車時間より1時間ほど早く東京駅へ着いたので、一休みすることに…
【ファイブクロスティーズコーヒー】
夫は20年近く東京の職場へ通っているので「東京駅は庭だ」と言っているくらいで、去年迷子になった私とは違って東京駅は良く知っている。
近くにもう一軒おいしいコーヒーのお店があるらしい。☕
新青森に着くのがお昼過ぎとなるのでお弁当も東京駅で調達した。🍱
東京発9:08➜新青森12:29【はやぶさ・こまち11号】
東北新幹線【はやぶさ・こまち】は連結されていて、盛岡駅で切り離され【はやぶさ】は新青森へ【こまち】は秋田へと向かう。
私達の乗る「はやぶさ」はグリーンの方
11:00 2時間経った頃(一関市-舞川付近を走行)
田園風景が一面に広がっている。ちょうど田植え時のようだ。
11:14 花巻と盛岡の間付近を走行中、東京駅で買ってきたお弁当を広げ昼食を摂る。
12:29 新青森駅着
新青森駅(西口)➜斜陽館(太宰治記念館)へはタクシーを利用(夫が事前に予約していた青森タクシー)
途中はこんな風景のところや緑一色の山中をただひたすらに走る。
対向車は時おりあっただけだった。
途中でピンクの花があちこちに咲いているので気になり、運転手さんに尋ねると
「よく見ますが名前は知らないので、止めるので見て下さい」と言うので車を降りて見た。
タニウツギらしい!数十メートルごとに咲いていた。
緑の中でピンク色が映えて美しい。
みんなのブログでよく見かけるけれど「こんなに綺麗な花だったんだ…」と思った。
13:50 五所川原/金木(かねぎ)町【斜陽館】へ着く。
この道の反対側に津軽三味線会館があり、演奏時間が14:00からあるというので斜陽館見学の前に行ってみることに・・・
【津軽三味線会館】(入場料600円/一般)
ここは予定外だったけれど、三味線やその歴史等を紹介する展示物などもあり、
夫は津軽三味線の生演奏がある宿が取れなかったので、ここで聞くことができて喜んでいた。
最後に雪を見立てた紙吹雪が舞うなかの「津軽じょんがら節」は圧巻だった。
【斜陽館】(入場料600円/一般)
斜陽館は写真撮影が蔵の中以外はOKだったので沢山写してしまった。
写真も撮りきらないほど広いお屋敷だった。この後スマホの電気が無くなった。
明治の大地主、津軽源右衛門(太宰治の父)が建築した入母屋造りの建物で、明治40年6月に落成する。※パンフレット
東京三鷹の禅林寺にある太宰治の墓には文学散歩と称して、高校生の頃に訪れたことがある。
向かいには森鴎外の立派な墓があり、比べると太宰の墓は普通?でも供えられたお花の数は圧倒的多かった記憶がある。
森鴎外よりも人気があったようだ。(今もあるのかもしれないけれど…)
私は太宰の自堕落的な作品があまり好きでなかったが(太宰ファンにはごめんなさい🙇)この生家を見て案内を聞いて少し(チョッピリ)理解ができたような気がした。
今読んでみればまた違うのかもしれない。
近くに「疎開の家」があったようで行って見たかったけれど、電車の時間が来るのでパンフレットだけ貰って金木駅まで歩いた。
なにしろ電車1本逃したら、次は何時か分からず?もしかしたら無いかもしれないので!
この頃少しずつ旅をしているのでこの感覚が分かってきたようだ。
15:50 金木駅着
いよいよ1日目の宿泊地【鰺ヶ沢温泉】へ向かう!
【走れメロス号】に乗って!
金木駅16:12➜津軽五所川原16:38(津軽鉄道)➜五所川原17:18➜鰺ヶ沢(JR五能線)
続く・・・