🔗前回のブログ
伏見稲荷大社・今熊野観音寺を後にして、次に向かった運転手さんおすすめの紅葉スポットは
【雲龍院】真言宗 泉湧寺(せんにゅうじ)派 別格本山/本尊は薬師如来
泉湧寺別院とも呼ばれ「悟りの窓」と呼ばれている丸窓が有名らしい。
そしてサスペンスの女王、京都をこよなく愛した作家、山村美沙さんのお墓があるという。
今熊野観音寺を出てから10分程で着いた。
ここはさんお気に入りのお寺なのか?・・・門を潜ったあたりからとても饒舌になった。
山門を潜ると石畳の道(丸く綺麗な剪定のツツジに目が行く👀)
石畳の左側には【衆宝観音(しゅうほうかんのん)】
衆宝とはたくさんの宝があるということで、一人でも祈れば他の人も救われると言われている仏様らしい。
その先の門をくぐり右側に曲がると拝観受付があり、靴を脱いで院に上る。
(拝観料は¥400)
さんが「お抹茶体験もできる」と言うので聞いてみると今はお休みしているということだった。
コロナもそうだけれど「混み合うと対応が行き届かないから」ということが理由らしかった。
ちょっと残念だったけれど奥へと進む。
廊下を歩くと何となく足もとでキュンキュンととても可愛らしい音がする。
これって鶯張り?と思ったけれど「お寺の奥さんのブログ/寺庭婦人(じていふじん)」に、
鶯張りでなく、音がするので廊下を直したけれど、何故か今も残る不協和音だということが書いてありました。
いい感じの不協和音です!
蓮華の間(色紙の景色)
とても美しいので、よく写せなくて悔しい感じがする。
カメラを持っている人が多くいることに納得!…とiPhoneのせいにする私…
ここは一枚ずつ見ると左から 椿・灯篭・楓・松 と眺めることができるらしい。
微妙に灯籠と松が怪しいかな…と思う?
雲龍院のポイントという全体の案内を貰った。
悟りの間【悟りの窓】
悟りの間【迷いの窓】
丸窓の【悟りの窓】は、禅の世界では「悟りの境地」を表し、四角い窓の【迷いの窓】は人生の苦しみ「生老病死四苦八苦」を角で表しているらしい。
月窓の間(悟りの間襖隣り)からの眺め。モミジが美しい。
霊明殿の石灯籠(皇族ゆかりの院ということで砂に描かれた紋は菊の花。霊明殿には歴代の天皇・皇后の位牌が安置されているとのことだ)
その後、廊下より庭木を見て廻る。
白い山茶花(椿だと思ったけれど、花びらが散っているので山茶花?手前の木は南天?シャクナゲ?)
さんがシャクナゲの木が無くなっているとさかんに言っていた。ここに大木の美しいシャクナゲがあったらしい。
千両
【大輪の間】にはこんな掛け軸もあった。
さんが懸命に説明してくださったけれど右側の方しか分からなかった。
右のほうは、
「ち」が5個で「稚児」
「も」が5個で「いつも」
「の」が3個で「飲み」
「た」が8個で「たや」
「稚児の酒いつも飲みたや」となるそうだ。
鎌倉時代の大工さんの落書きだそうだ。大工さんお見事!
左側の答えは「禁酒」らしが・・・何が何だか???
これでは禁酒できないかもしれない。
その他、見どころがいっぱいの【雲龍院】だった。
ちょっと私たちは遅かったけれど、11月23日までは夜間ライトアップもされていたという。
さん「雲龍院ではちょっと喋りすぎたでしょうか?」と言っていた。
でも知識のない姉妹ふたり「半日なのに紅葉スポットを3か所も見ることができ、いろいろと教えて下さりありがとうございました」だった。
こうして洛南京都見学も、雲龍院を出るころには少し暗くなりかけていた。
時間をみると16:30頃だったのでそのまま宿泊先の「リーガロイヤルホテル京都」までタクシーで送ってもらうことにした。
いよいよ明日は熊本だ!ほぼ移動日なのだけれど!
に続く・・・
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