気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

母さんへ~電話ができないから手紙を書くね (^.^)/ ✉26

2021年09月19日 | 母への手紙

 今年も秋の彼岸の時季になりました。

居なくなってしまった母さんへこうやってブログで手紙を書き始めもう26回目になります。

返事のない手紙だけれど、自分でこんな返事かな・・・と想像をしています。

でも時おり、本当に逢いたくなります。

もう詮方ない事と思いつつも、七夕伝説のように一年に一度でもいいから逢いたいです!

それなのにお墓参りさえできない今の現実。

「現実は厳しいのだよ。」と何事も楽観視できなかった母さんの声が聞こえてくるようです。

そう実際には、七夕の二つの星は光のスピードにしても約14年かかり、一年に一度は会うことは無理なようです。

もちろんその日が雨だとしたら逢えない・・・。現実なんて・・・そう、そういうもののようです。

現実といえば、昔、若いころ松本清張や夏木静子などにハマって、推理小説ばかり読んでいた時期がありました。

人間のドロドロしたところに起きる事件を「ふ~む。なるほど、そうなるね。」なんて読んでいました。

でもここまで生きてきて、そういった事は小説の中だけでなく現実でも起こりうることだと気づいてしまい、

もう(嫌)…というか…もう(いい~や)になったようです。

そんな私は、このごろ、とてもファンタジーが好きになりました。それもアニメと青春ものです。

若い人が恋愛して結ばれる、または切ない別れ・・・。そこで、ジ-エンド(the end)。

その先を見なくてもいいのです。それでいいのです。ある意味嫌なことへの思考のシャットダウンです。

この間、ママにこんな話をしたら、「じゃぁ、お義母さんの好きなコナンはどうなんですか?」って質問されました。

「そう!そう来たか…。」

そこで、「コナンはアニメですから、ほとんどが殺人事件の話でも、ある意味ファンタジーなのです。」と言った私に、

ママは理解しがたいといったような、不思議な顔をしていました。

「ファンタジー【fantasy】とは、超自然的、幻想的、空想的・・・ほら…コナンは当てはまります。」

???…。

まぁ私の理屈がめちゃくちゃなので・・コナンを見ていないママには筋道がとおらず理解しがたいのかもしれません。

      

の仕事が8月末からリモートより出勤に変わったことは前の手紙で書きましたが、

出勤しはじめてすぐ社内でコロナ感染者が出たため9月5日にPCR検査をしました。

リモートならスルーできたことで、仕事とはいえ出歩くことはリスクなのですね。

その日は菩提寺のお坊さんがお彼岸の法要に来られる予定だったのですが事情をお話し、お断りしました。

なので、今年は秋彼岸の法要はありません。義母さんが亡くなってから23年目、はじめてのことです。

幸い陰性だったので家族みんな一安心しましたが、コロナが蔓延している状況はあまり変わっておらず油断できません。

昨日も二回目のコロナワクチンの接種をしました。12歳から接種できるようです。

子供の接種には慎重な親も多いようなのですが、家は医療従事者のママに全ての判断は任せています。

これでもし家族内クラスターがあったとしても、「ワクチンのまだ打つことのできないを守ることができる」とママは言っていました。

でも、二回のワクチンを接種してもその時できた抗体は徐々に減ってくるらしいし(しかも高齢者から…)心配です。

コロナとの果てしない戦いにならなければいいなと思っています。

       

見出し写真の白い彼岸花は以前に写したお隣のもので、今年はそこに家が建つためにもうありません。残念です。

家の庭もこの頃、花が少なくなってきました。

でも6月に買った黄色いバラがまた咲いてきました。

 アスターは仏花にはよいです。来年はもっと種を蒔こうと思います。

 ニャンコ先生が庭のバラを見ています。

が出勤になって、昼間はひとりになってこんな風に遊んでいます。

また、緊急事態宣言が延長され、隔日登校も9月末までになったと時々ボードゲームで遊んでいます。

私は(赤ちゃん返り)ならぬ(子供返り?)でしょうかねぇ、母さん。


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