この一週間で数冊の本がやって来ました。
新町と松倉豊後守重政400年記念誌 記念事業実行委員会編
5年ほど前に出版されましたが、
五條新町の400年の集大成です。
郷土歴史家の最高の成果だと思います。
450ページの歴史書なので簡単には読めませんが
ポチボチと読んで行きたいと思います。
出版後、新町は重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
飛鳥の風土 明日香民俗調査会
10年ぼど前に出版された本で私にも十分読める本です。
今井町史 今井町史編纂委員会編
これは古本に属しますが、昭和32年に出版されたものが
昭和53年に復刻されたものです。
橿原市今井町の歴史が全部分かる貴重本です。
四季模様 抓揉貢 風景出版社
大和の風景を撮影する第一人者 抓揉さんの作品集です。
本屋で見るうちにどうしても欲しくなった本です。
N西さん、抓揉さんありがとうございました。
重要伝統的建造物群保存地区
奈良県には3ヶ所あります。
◯橿原市今井町
◯宇陀市松山
◯五條市新町
今井町は保存整備がかなり進んでいます。
ここ一年ほど行っていませんが
電柱などの地下への埋没はかなりの範囲で行われていました。
宇陀市松山は電柱の黒塗りだけで整備途中です。
五條市新町は新しい指定だけにこれからだと思います。
九州の旅では重要伝統的建造物群保存地区が2ヶ所ありました。
指定が早かったので整備が進んでいました。
特に飫肥は指定が早く、京都の清水辺り(産寧坂)、祇園などの一年後です。
知覧は飫肥の4年後の指定です。
この2地区を巡って、
奈良はなんて整備が遅れているのだろう、と思いました。
文化財の多い奈良ではの迅速な整備が望まれますが、
資金不足なんでしょうか。
九州の旅から
昼寝
スフインクス
驟雨
田舎家
苔むす石仏
さそり座沈む