マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

旅路

2012-10-24 13:29:49 | 最近の読書
最近、ブログ更新のペースが少し落ちてます。
おかげさまで元気なのですが、ついつい後回しに。

そんなわけで覚え書きがてら、レポートの課題図書「宣教学入門」の中から。
教会の宣教を神の三位一体という視点で論じています。
宣教の関心事を神の国であるとし、御国の宣言、御国の現存、御国の先行の3つの要素から成るとしています。

その中でも再確認しておきたいことです。
第6章 聖霊の証しを担うこと ー 行動に現れた希望としての宣教 より。

「教会は宣教を自らの思い通りにすることはできないのである。別のお方[聖霊]が宣教を支配しているのであって、そのお方のなさる新しい御業は、繰り返し教会を驚嘆させ、教会が語るのを止めさせて、耳を傾けるようにさせるのである。聖霊ご自身が宣教の主権者であるがゆえに、教会はただ聖霊に耳を傾ける僕であることしかできないのである。全くのところ、聖霊ご自身が、教会の宣教の旅路において教会の前を行く証人なのである。教会の証言は二次的であり、派生的なものである。教会は聖霊の導きに従う限りにおいて、証人なのである。」(p104)

「教会の宣教は、軍事作戦や、商品の販売促進キャンペーンのような仕方で行われたり、あるいは、宣教の成否がそのような仕方で計られたりすることはない」(p106)


聖霊が私たちの間で働いておられることを認め、注意深く見極めて、信頼し従うものでありたいと思います。
また、最近の祈祷会では、教会形成をテーマに学び、考えているところでもあります。
主のみこころにかなう歩みへと整えられますように。

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