先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

ピアノ弾きの宿命

2009-07-29 00:20:35 | レッスン日記
先日、フルートの方の伴奏あわせをしてきました。
お互いにお互いの楽器の話になり、

「ピアノの人ってホールごとにピアノが違って、大丈夫なんですか?」

というような趣旨のことをきかれました。

いや、本当はできることなら、自分のピアノで弾きたいです!!!

世界的なピアニストなんかだと、ピアノも自分のをホールに持ってきて、
自分がいつも頼んでいる専門の調律師さんにピアノを調律してもらって、
本番を・・・なんてこともありますが、
ほとんどのピアニストは、そのホールの所有しているピアノで
本番を弾きます。

ホールで弾く場合は、たいていリハーサルがあるので、
そのときに、

「ああ、このピアノはこんな感じなのね」と本番前に触ることができることも
ありますが、困ったのは、学生時代の試験。


試験だから、その場の一発勝負!!

音を出すまで、感触がわからない。
これは、結構どきどきでした。


そうしたなか、つかんだコツ。

それは、

ピアノによろしくお願いしますの気持ちを持つ!!!


ピアニストはピアノがなくてはお話にならないわけですし、
そのピアノを自分が征服してあやつるよりも、
そうした気持ちの方が、私は結果的にいい演奏ができた気がします。

私だけかもしれませんが、悩んだときには、ピアノにお願いしてみては??

コメント
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