最近知り合ったY氏がヘビメタについて非常に造詣が深いということを知り、
我が家でヘビメタについての講義を開いてくださることになりました。
ヘビメタです。
ヘビーメタルです!
私のヘビメタの知識は
・「タモリ倶楽部」の空耳アワーで登場することが多かった
・「タモリ倶楽部」でヘドバン特集を組んでいたことがある
・「デトロイトメタルシティ」というヘビメタ漫画がある(未読)
あとは、
・妹の親友が高校時代「聖飢魔Ⅱ」のファンだった
・彼女は友人とバンドを組んでドラムをたたきながら、叫んでいた
くらいの知識しかありません。
こんなので講義を頼んでいいものかどうかちょっと迷ったのですが
(たまに、クラシックやジャズに詳しい人が素人に厳しいことがあります。。。)
快く引き受けてくださいました。
ということで、講義です。
2時間にわたる、熱い、愛のこもった講義でした。
しかも!!!
Y氏オリジナルの資料(ヘビメタの変遷が一目でわかるグラフ含む)や動画を駆使した講義。
いやあ、あれがあるとないでは理解のしやすさが段違いでした。
これらによって、私たちが一般にヘビメタをイメージしているものがどういった流れで生まれていったのかが
よくわかりました。(Y氏の言葉を借りれば、「extrem化」)
こう、やっぱりどんどん新しいもの、というかある方向性に発展していきつつ開拓されるんだな、と。
BPM(曲のテンポ)がどんどん時代とともに速くなるというのはだいたいどの音楽ジャンルも一緒だと思うけれど、
それが、今の打ち込みとかではなく、人力であの高速ドラムをたたくって、冷静に考えるとすごい技術だなと思う。
しかも、一曲の間ずっと。
あとは、サブジャンルがすごい多くて多様性に富んでいるのもびっくりでした。(クラシック音楽の中の「古典派」「ロマン派」「国民楽派」みたいな感じ)
フォークロア×ヘビメタ、とかクラシック×ヘビメタとか。ただ、しっかり二つの要素がその曲を聴くと理解できるっていうのが、面白いなあ、と思いました。
ジャズとかクラシックも幅広いけれど、その辺はちょっと違うのかな、と。ジャズとかクラシックはいろんなものを飲み込むけれど、結局はジャズで、クラシックになってしまうように私には思えるので。
また、好き勝手やっているようで、意外と即興要素は少なくて、ギターソロなんかもほとんど決まった型をやっている、というのも意外でした。
なので、Y氏によると今後のヘビメタの展望としては、即興要素が入ってくるのではないかと。
確かに、ドローンメタルなどは、それをやりやすそうではありました。
あとは、PVが意外と面白かったり、日本のレコード会社がなぜそんな邦題をつけた??!!と思うようなすっとんきょうな題名があったり。
また、バンドメンバーが大きな犯罪をおかしているひとも結構いて、ただ服役後またバンド活動に復帰できている、というのがお国柄なのかな、とも思いました。
(さすがに来日はできないみたいですが)
日本だったら、まずありえない話に思います。
とまあ、盛りだくさんでした。
今回は話題に上りませんでしたが(そんな時間がなかった!)、ファンの作法みたいなものもちょっと興味がでてきました。
自然発生的にでてきたのでしょうが、いろんなものがあるみたいです。
そんな熱い2時間でしたが、一番印象的だったシーンは、Y氏は紹介するいろんなタイプのヘビメタ曲のどれにも深い愛をお持ちで、
動画を紹介しながら、しみじみと「やっぱり、いいですねぇ、この曲。。。」とおっしゃるシーン。
やっぱり愛があるものに対しての講義ほど、聞いていて興味惹かれるものはないなあ、と思いました。
Y氏、本当にありがとうございました!
我が家でヘビメタについての講義を開いてくださることになりました。
ヘビメタです。
ヘビーメタルです!
私のヘビメタの知識は
・「タモリ倶楽部」の空耳アワーで登場することが多かった
・「タモリ倶楽部」でヘドバン特集を組んでいたことがある
・「デトロイトメタルシティ」というヘビメタ漫画がある(未読)
あとは、
・妹の親友が高校時代「聖飢魔Ⅱ」のファンだった
・彼女は友人とバンドを組んでドラムをたたきながら、叫んでいた
くらいの知識しかありません。
こんなので講義を頼んでいいものかどうかちょっと迷ったのですが
(たまに、クラシックやジャズに詳しい人が素人に厳しいことがあります。。。)
快く引き受けてくださいました。
ということで、講義です。
2時間にわたる、熱い、愛のこもった講義でした。
しかも!!!
Y氏オリジナルの資料(ヘビメタの変遷が一目でわかるグラフ含む)や動画を駆使した講義。
いやあ、あれがあるとないでは理解のしやすさが段違いでした。
これらによって、私たちが一般にヘビメタをイメージしているものがどういった流れで生まれていったのかが
よくわかりました。(Y氏の言葉を借りれば、「extrem化」)
こう、やっぱりどんどん新しいもの、というかある方向性に発展していきつつ開拓されるんだな、と。
BPM(曲のテンポ)がどんどん時代とともに速くなるというのはだいたいどの音楽ジャンルも一緒だと思うけれど、
それが、今の打ち込みとかではなく、人力であの高速ドラムをたたくって、冷静に考えるとすごい技術だなと思う。
しかも、一曲の間ずっと。
あとは、サブジャンルがすごい多くて多様性に富んでいるのもびっくりでした。(クラシック音楽の中の「古典派」「ロマン派」「国民楽派」みたいな感じ)
フォークロア×ヘビメタ、とかクラシック×ヘビメタとか。ただ、しっかり二つの要素がその曲を聴くと理解できるっていうのが、面白いなあ、と思いました。
ジャズとかクラシックも幅広いけれど、その辺はちょっと違うのかな、と。ジャズとかクラシックはいろんなものを飲み込むけれど、結局はジャズで、クラシックになってしまうように私には思えるので。
また、好き勝手やっているようで、意外と即興要素は少なくて、ギターソロなんかもほとんど決まった型をやっている、というのも意外でした。
なので、Y氏によると今後のヘビメタの展望としては、即興要素が入ってくるのではないかと。
確かに、ドローンメタルなどは、それをやりやすそうではありました。
あとは、PVが意外と面白かったり、日本のレコード会社がなぜそんな邦題をつけた??!!と思うようなすっとんきょうな題名があったり。
また、バンドメンバーが大きな犯罪をおかしているひとも結構いて、ただ服役後またバンド活動に復帰できている、というのがお国柄なのかな、とも思いました。
(さすがに来日はできないみたいですが)
日本だったら、まずありえない話に思います。
とまあ、盛りだくさんでした。
今回は話題に上りませんでしたが(そんな時間がなかった!)、ファンの作法みたいなものもちょっと興味がでてきました。
自然発生的にでてきたのでしょうが、いろんなものがあるみたいです。
そんな熱い2時間でしたが、一番印象的だったシーンは、Y氏は紹介するいろんなタイプのヘビメタ曲のどれにも深い愛をお持ちで、
動画を紹介しながら、しみじみと「やっぱり、いいですねぇ、この曲。。。」とおっしゃるシーン。
やっぱり愛があるものに対しての講義ほど、聞いていて興味惹かれるものはないなあ、と思いました。
Y氏、本当にありがとうございました!