JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

土踏まず(アーチ部)の痛み

2015-04-10 | 臨床・治療
すみません、また自己治療記録です。
腰痛が引いたと思ったら、また追いかけてくるかのように左の土踏まず(経穴でいうと「公孫」とか「然谷」のあたり)の痛みが出てきた。
歩行時も気になるし、しゃがんだり膝をついて足指をたてる姿勢をとると痛みが増強する。腰痛を庇った姿勢からきた下肢下腿への負担によるものと推測。
こういうとき、痛む現場(公孫・然谷)を直接押すとはっきりとそこが痛いので「ここが現場」として鍼や灸をここに行なってもなかなか早期には改善しないことを経験します。ポイントは下腿の脾経(特に漏谷から三陰交にかけて)。押し探ると心地よく痛む部分を拾うことができます。また、太谿や復溜などの腎経ラインにも圧痛を検出できます。
ここに鍼。気持ち良い。気持ちが良いのでいっぱい刺激してしまう。結果、腰の時と同じように鍼響感が残る。脚が重い(土踏まずは楽になったけど下腿全体が重い)。
※ちなみに患者さんにはここまでしません。ご心配なきよう。重くなってもその重さを「快」として捉える自分だからやってしまうだけです。

施術したのが9日の23時くらい。帰宅して就寝するまで重さ感有り。
10日起床時、立ち上がってみると重さ消失。痛みも消失したまま。終了。

ひとこと。痛くなったら早めにお手入れ。長引かさないコツです。




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最高のレベル(不妊鍼灸ネットワーク)

2015-04-10 | 不妊治療
不妊鍼灸ネットワーク会長の中村一徳先生の松山でのご講演と実技の動画を拝見しました。
中村先生のご講演は岐阜の日鍼会全国大会のご講演で感銘を受けて以来です。
視聴を許可された動画9つある中、まだ2つしか見れていませんが、なんというか…本当にすごいと思いました。大阪や京都でご講演を拝聴した三瓶先生、木津先生、神奈川県鍼灸師会でご講演いただいた小井土先生も同じくです。ご自分が学ばれたこと、臨床から得た生の情報、技術、科学的なデータなど惜しげもなく披露公開してくださいます。
こちらのネットワークに出会う前は、いろいろな文献を読み込み、講演・講習会などから得た情報から自分で確立した施術法をおこなっていましたが、こちらのネットワークの考え方や臨床力を知ったら取り入れざるを得なくなりました。それほどに素晴らしい。自分の臨床能力をどんどん上げて、より高い効果を「一刻も早く」提供したい。もっと力をつけたい。そういう気持ちを高めてくれます。

純粋に学ぶ気持ちのある人には出し惜しみのない学と術の提供、本当に頭がさがります。

受付をおくなどして条件を早くクリアし入会申請を出さなければ。








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