感謝
2018-01-07 | 雑件
昨日の診療中、玄関扉のドア鈴が鳴った。
次の予約の方はすでに待合室でお待ちになっていたので、
「飛び込みの方かな?」
と思って受付に行くと、そこに玉川病院東洋医学研究センター2期の大先輩、萩原芳夫先生のお姿が。
あまりに驚き、つい大きな声を出してしまいました。
私は20期なので、萩原先生とは研修当時の病院先でお会いすることはありませんでしたが、
OB会や代田先生のご法事などでお会いするとたくさんお話しくださり、いつも応援してくださる有難い方なのです。
治療が一段落するまで1時間近くも待合室でお待ちいただき、近くの喫茶店に行きました。
私が今年の年賀状で書いた「昨年はいろんなことが重なり、落ち込み、大変だった」という内容を読まれ、
わざわざ埼玉の戸田から元気づけにやってきてくださったのでした。
本当に、涙がでるほどうれしかった…
こんな自分のために、わざわざ大先輩が自家菜園で収穫された大きなネギをたくさん抱え、遠くから電車で。
そのお気持ちが嬉しく、そのあとは近年なかったくらいの元気がでて仕事をすることができました。
萩原先生は、灸に魅了され「お灸」一本で勝負されてきた先生。
お話を伺うといつも灸治の新しい視点を与えてくださいます。
似田先生とご相談し、現代針灸研究会講習会で特別講師としてお呼びして、ぜひ会員のみんなに灸治専門で勝負されてきた先生の
臨床から得た「お灸の良さ」「凄さ」「適応」などをお伝えていただきたいと思う次第です。
さまざまな症状に対して似田先生には「鍼」、萩原先生には「灸」での効果的なアプローチを伝授いただき、
施術の幅を広げられたらと思います。
本当に昨日は感動した日となりました。
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