今日もせっせとミジンコ作り٩( 'ω' )و

今日は2店舗分ながら11個。
さてさて、こちらのミジンコさん。
社内のお遊びスペースにて継続養殖しておる訳ですが、殖やし方をエンドユーザーさんへ
どう説明すべきか悩んでる販売スタッフさん多数(*´-`)
やり方は沢山ある。
ググレカスと言ってしまっては終わってしまう🥺🥺
簡単っちゃー簡単なのだけど
継続的に繁殖させるにゃ
難しいけど2〜3回までなら増やせる方法などもありまして、結局のところ使うグッツややり方で継続繁殖を阻害するリスクレベルが変わって来るんです。
全部口頭で説明しても、なかなか1回聞いただけじゃワケワカメであろうし何度も説明するのは面倒だし悩ましい_(┐「ε:)_
そんな訳で一般販売員が一般的な飼育規模のエンドユーザー向けに説明するならば
やはり手っ取り早いのは市販の繁殖キット使ってね( ゚д゚)であろう。
あんなもん、たけーよ!と思う人も多々居るであろうがな、そこそこな継続繁殖をミジンコ繁殖素人がチャレンジするならば失敗リスクの少ない内容なのだよ。
頭の中の知識として繁殖ルーティーンを知っていても、実践経験が少ない人には特に資材代が高いと感じるであろうが、おっさんみたいに継続的に繁殖させてる人からしたら
繁殖失敗リスクを上手く回避してるから面倒事が無くて良いなぁと思えちゃう。
結局のところ、繁殖失敗したら終わりだもんね。
失敗リスクの要因を取り除く為の手間を考えたら、タイムイズマネー的にもアリ。
もちろん、前提として必要とされる繁殖量がおっさんの場合は卸業務の都合上多く、尚且つ絶対に欠品は避けなければならない事情も有りますので市販キットは使ってませんが
それでも使用する資材には価格追求に特化する事なく、手間暇を削減できる物を選んでます。
タイムイズマネーだいじ🥺🥺🥺
そんな訳で無難なのはカミハタとかが販売してる市販キット推奨でええと思う。
もしくはスマホ検索して自分でも工夫してしてみーや٩( 'ω' )وでも。
逆に予算は無いけど時間はある子を相手にするならば、よりコスト重視どころがほぼ無料で継続繁殖させられる組み合わせを紹介しつつ、その代わり殲滅するリスクも紹介する感じが理想であろう(*´-`)
で、ワタスの繁殖場はと言うと
今こんな感じwwww
梅酒作るガラス瓶を3つと
突発的なミスによる殲滅で在庫無しを
回避する為の予備としてペットボトル2本。
基本は梅酒用のガラス瓶3つをローテーションして養殖してますね。
ペットボトルの方は順次殖え過ぎたらシジミ水槽へ餌として撒いてます。
冬場も増やす為にシートヒーターが1枚入ってますが、今の時期はもう電源抜いてる。
なにせ、社内が熱帯魚ストックの温室ですからね。
安定して25℃ほど有りますから。
で、基本ルーティーンとしては下記となります。
1・梅酒用ガラス瓶にメダカファームからアオコ水を持ってきて入れる。
2・そこに種親のミジンコを入れる。
3・数日でミジンコまみれ。完成٩( 'ω' )و
4・日々の出荷で減ったアオコ水を、日々補充する。
5・日々爆殖してミジンコまみれ。
6・いつの日か、抜け殻、寿命をまっとうしたミジンコ死体などが沈殿して水質が不安定になると耐久卵を産み出す。その割合が目視で確認できるレベルになったら一旦完全にリセット。ちなみにこれを見逃すと1日でミジンコ殲滅する日が訪れて困った事になりますから、リスク回避のためにも3個の瓶を使ってます。
これが基本ルーティーン٩( 'ω' )و
ほぼ、アオコ水の輸送の手間。
しかーーーし、殲滅リスクはこれだけでは無いのです(*´-`)
例えば輸送してきたアオコ水の PHが低い場合、足し水の翌日に殲滅しますww
これを回避するにゃ、日々PH測定してから輸送するアオコ水を運ぶのが確実だが面倒でしょ(*´-`)
面倒だから初めから輸送に使うアオコ水を作る野外ケースにはメダカを少なめに入れてある種親ケースに限定し、そこだけは放置プレーな他の野外ケースと違って水換えもして水質の安定を担保する為の手間をかけてます。
それをやっていても、結局は測定してないからダメな時はダメなんだけどね_(┐「ε:)_
100%の安心が欲しけりゃ毎日PH測定すべし。
その他のリスクとして、ヒドラの混入や発生。これ最悪。少数でも混入したらミジンコがどんどん食べられるのか、触手の毒でやられるのか知らんけど殖えなくなります。
しかも、徐々に減るから気がつくのが遅れちゃう。
遅れた状態で種親ミジンコの移設なんてしちゃったら移設先も殖えなくなって悲しい地獄ループ(*´-`)

先と同じ画像ですが、右隅の水が透明な梅酒用ガラス瓶。ヒドラ発生中でミジンコ殲滅中。。。
ヒドラの持ち込み回避の為に

定期的にミジンコネットも買い替えているが
混入する時は混入するのです🥺🥺🥺🥺
アオコ水の輸送前と後に2度のミジンコネットを使った濾過をしててもね(*´-`)
これも手間。。
そしてヒドラは小さく目視で確認漏れする事もあるから、何度もこすり洗いしても透明度を保てるガラス瓶は必須なのです。
ペットボトルでも良いのだがすぐに透明度が落ちてしまうと、ヒドラを始めとする混入生物の発見などでリスクが上がる(*´-`)
あとはアオコ水と種親ミジンコの入ってる水の水温差も極めて大事で、必ず半日〜1日かけて同じ水温にしてから混ぜる。
これサボって水温がグッと下がると
季節勘違いするのか耐久卵産んで親が殲滅する(*´-`)
基本は簡単な流れながら、それを継続的に失敗をせずに行い続けようと思うと、単発から数回の継続繁殖とは違った手間がかかっておるのです🥺🥺🥺🥺🥺🥺
市販キットはそれらの手間とリスクをカットする為に、雑菌や他の生物の混入を避けるような作りになってますから、そーゆー点をワタス視点で見ると上手くリスク回避してんなーと思うのです。
世の中何事も、時間と手間と勉強をしてローコストで楽しむか、金で解決するかのバランスで成り立ってますな٩( 'ω' )و