hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

パワハラ

2013-07-03 09:32:51 | 思い出
 


 最近は、セクハラに代わって「パワハラ」が話題になってきているようですね。

 引退して3年ほどになりますが、現役時代に会社で問題になったことはないので、
おそらく、最近の話題なんでしょう。

 今朝のネットニュースで驚いた記事をみました。

 「「顛末書書き直せ」何度も命じた会社に賠償命令」というものです。

 安全作業の違反をした運転手さんが、会社から4回顛末書の書直し命令を受けて、
これが過剰だと、会社を訴え勝訴したという記事です。

 これ、今流に言えば「パワラハ」ということなんでしょうかね。

 現場作業者の運転手さんに、文章力を求めるのは酷な気がしますが、書直しで
反省させる意図が会社にはあったのだと思います。特に運送会社ということで
安全教育は重要との認識が会社にはあったのでしょうね。

 文章の書直しで思い出すのは、新人時代です。
 鬼のように恐ろしい部長のもとで仕事をしていたのですが、提出した報告書など、
数度の書直しは当たり前でした。
 しかも、最初の2,3回は、何の指摘もなく突き返されます。どこが悪いのか分からないので
適当に直して再提出すると、ひどく叱られて、また突き返されます。
 こんなことが繰り返され、最後は直属の上司の指導ももらってやっとOKが出るといった具合です。

 考えてみると、そんな教育が出来た当時は、まだまだ余裕のあった時代なんですね。
今なら、それこそ、記事のようにこれも「パワハラ」となるんでしょうかね。

 4回程度の書直しで訴えられて、敗訴となると、会社での教育方法、真面目に考えると
やたら難しいものになりますね。

 おそらく、回数よりも、都度安全担当者が、ネチネチと嫌がらせの様な事をしたんでしょうね。
丁寧に指導していれば、おそらく訴えるなんてことはしないでしょうから。
 それと、運転手のバックに、けしかけた黒幕の存在も考えられますね。

 
 冒頭の写真は、近くの義姉の家に咲いた「ダリア」です。昨年、私が庭に植えたもので、
今年も咲いてくれました。