hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

五嶋みどり

2013-07-09 08:41:35 | 音楽鑑賞
 日曜夕のクラシック、今回は五嶋みどりのブラームス・バイオリンコンチェルトでした。

 4大バイオリンコンチェルトの一つと言われていますが、ブラームスのバイオリンコンチェルト、
ブラームスらしさが出ていて、ゆったりとした気分で曲が体全体を包み込んでくれるように
感じます。

 4大バイオリンコンチェルトの中では、ベートーヴェンのそれに近い雰囲気があるように感じます。

 さて、ソリストの五嶋みどり、言わずと知れた天才少女もずいぶんベテランの域に達し、演奏スタイルも
個性的になってきた気がします。

 相変わらず、粘るような独特の響きは健在です。いつ聴いても凄い!と思いますね。

 NHKのBSの録画でしたが、TVへの登場も久しぶりの気がします。
なお、指揮は巨匠メータ、オーケストラはミュンヘンフィルという豪華な組み合わせです。

 10年以上前ですが、アバド・ベルリンフィルと組んだ、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト
も凄い演奏でした。その演奏を録画したVHSビデオは大事な宝物です。

 それと、五嶋みどりさん、生で聴いた数少ない有名な演奏家の一人です。これが会社のメセナ活動の
行事として行われたもので、この時聴いたその凄い響きは今も頭に残っています。

 ところで、このメセナ活動、その後も数回続いて、チョン・ミュンフン、みどりの弟の五嶋龍の
演奏も聴くことが出来ました。


 蛇足ながら、考えるといい会社でしたが、オーナーが亡くなり、引き継いだ雇われ社長の経営失敗で、
事実上倒産して仕舞いました。倒産1年前に私の方は引退していましたが、同僚がずいぶん多く退職を
余儀なくされました。