hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

技術力向上&子育て支援

2013-10-05 10:19:06 | つぶやき
 消費税の3%UPが確定しました。

 全額福祉目的税、ということですから、年金100%生活者(現在赤字状態ですが)の我が家としては
反対は出来ないのでしょうね。
 「消費税上げなければ、年金は減らしますよ!」、ということでしょうから(最も少し減るようですが)。
 もっとも、円安と消費税で物価は上がって、年金は少なくとも増えることはないので、この先、年寄りは
ともかく我慢しなさい、ということなんでしょうね。

 政府の経済シナリオはこんなことなんでしょうか?

 ①消費税を上げて、財政の健全化を図る
 ②日銀にお金をジャブジャブ市中に出させて、企業に設備投資をドンドンさせる。
 ③公共投資と企業減税で、企業の売上増と投資・収益改善・企業体質強化を支援し、同時に賃金を上げさせ、
  個人消費を向上させる。
 ④以上の結果で、財政の健全化と景気の回復を図る。

 で、考えてみると、こんな具合にうまく行くのだろうか?

 この中で、ポイントは②の企業体質強化支援と個人消費の向上かと思いますが、いずれも????ですね。

 まず、企業体質強化策は、一時的なカンフル剤にしかならないと思われます。それはグローバル化にあります。
国際競争に勝てなければ、今や企業は存続できません。
 個人消費も、おそらく賃金増分の多くが預金に回ることになると予測します。過っての所得倍増計画や列島改造論
時代とは、国民の生活レベルが数段違っています。ほしいものは一応そろっている現状で、何を買わせようとしているのか
安倍さんに聞きたいですね。

 ともかく国としての基礎体力を付けることが一番重要です。私が安倍さんなら、こんな策を実行しますね。

 ①国を挙げての徹底した技術向上策の実行
 ②ともかく、人を増やす、子育て支援策の大胆な実行

 もっとも、この策、時間がかかります。その間、国民が我慢できるか?それ以前に日本が持つか?原発問題もあり、
貿易収支が悪化しています。国際競争力が無くなった日本に未来はありません。
 今の日本、危機的な状況にあり、それに対する非常に大きな挑戦をしています。もっと、そのことを説明する
必要もあるんでしょうが、そうすると、大きなマイナス心理が働くことを政府は危惧しているんでしょうね。

 「欲しがりません。勝つまでは!」違う意味で、今、その時期が来ています。