hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

父からの手紙:第19回(1993年8月2日)

2013-10-29 09:12:36 | 父からの手紙


 父からの手紙19回目をお届けします。

 父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。

 ①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
 ②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
 ③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
 ④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
 ⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘  ’で囲みました。


 1993年8月2日(葉書) 父80歳

 “義母宛のお中元の礼状”

 暑中御見舞申上ます。

 長い梅雨期も漸く終り、八月を迎えましたが、今年は台風も多く、不況の上に、
盛夏も短かいとも云われて忌ますが如何でしょうか。

 昨日は、梅園小学校でソフトボール大会が擧行され、KK“姪”達梅二は一回戦で
敗退致しました。次日曜日(八日)、七尾“義姉の実家”の恵美ちゃん(末娘)の
結婚式が有り、丁度夏休みですので、KKも連れて六日出発するとの話、TS“義姉”から聴きました。

 私も、盆の墓参にだけは行く予定にして居ります。

 先日は、海苔御送付戴き厚く御礼申上ます。

 校野球が始まるので楽しみにして居ります。

 八月二日

 取急ぎ御礼右まで “原文は縦書きです”

                                     敬具


∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ ∞∞∞ 

 冒頭の写真は、父が造ったカエルとカメです。
 それぞれ実際のモデルがいました。カエルは実家の縁の下の住人、カメは私が近くの
池で捕まえてきたものです。
 形見であるとともに、昔を懐かしく思い出させてくれます。