たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!ドキドキ文芸部絶賛プレイ中♪

プラネテス8巻、2回見ました。

2005年11月06日 21時13分29秒 | TVアニメ鑑賞記録
 実は一気に8、9巻と最終話まで一気に見てしまったんですが…。
余りにも内容が濃くて把握し切れなかったのと、25話に感動してボロ泣きした為書けませんでした(汗)。
 
 という事で、改めて見直して感想を書いています。お陰で少しは分かってきたかな。それ程多くのキャラクターが一度にアクションを起こして物語を急加速させた訳です。ホントにスゴいわ(感嘆)。

 21話「タンデム・ミラー」
 フォンブラウン号を狙うテロが少しずつ動きを見せ始めます。そういう色んな事情は抜きにして(しちゃいけないんだけど/汗)、宇宙を目指す同志だと信じていたハキムがテロリストだと知り激しく動揺するハチマキがキモ。エンジンの爆破は止められないわ、ハキムは取り逃がすわで屈辱と悲しみで彼の心は千切れそうになります。これでもかとばかりに追い詰められて(自ら追い詰めて)行く様は本当に壮絶の一言です。一方のタナベもデブリ課に左遷されて卑屈になっているクレアに、「甘い、世間知らず」と突っ込まれてしまいます。クレアが今ある自分の有様を他人のせいにするところ、某マンガの某キャラに重なってしまったりして…(汗)確かに他人に責任を押し付ければ楽になれる事もあるからね…。問題はそこから変われるかどうかということなんでしょう(これも某マンガからの受け売りかもしんない/汗)。後小ネタでは、フィー姉さんの久々ニコチン切れの表情が見られて大拍手♪あれサイコ~っす!

 22話「暴露」
 テロ関与の疑いで事情徴収されるクレア(「中途半端に優しくして…!」はやっぱ某キャラとかぶる)。貨物担当に格下げされていらだつチェンシン(ハチマキに言葉で殴られたのが効き過ぎ)。他、国際会議が宇宙で開かれるとか、テロの仕込が着々と進んでたとか色々ありましたが(またこれかい/汗)。ハチマキは、父親のように慕っていた(変な父なら健在)ギガルトの死にショックを受けてもう爆発寸前。ハキムの事もあったからもう誰も信じられなくなってしまったのですね。それが証拠に、悪魔の声というか闇の部分(というか弱い部分)に負けてせっかく会いに来たタナベに酷い言葉を投げつけます。でもそれって、寂しくて優しさが欲しいのを誤魔化す為に強がって見せているだけ。宇宙に行く!という強い意志があると信じ込む弱い心の現われなのですよ。絶対これ、タナベだからこんな酷い事言えるんだと思うもんね(甘えとる!)。そういう男のダメダメな部分をカッコよく見せている演出がまた嬉しい。そんなヤツなら普通見捨てちゃったって誰も責めないと思うんだけど…タナベは偉い!あとエーデルが超カッコ良かった~実はタナベ応援団団長?(笑)

 23話「デブリの群れ」
 テロリストの狙いは国際会議ではなく、フォンブラウン号。周到に用意された計画で次々と破壊と殺戮が行われます。崇高な思想によって行われたとしても、所詮人殺しには変わりないのに…(それが証拠に突入メンバー殆ど死亡)。いつしかテロに身を投じているクレアは、その思想を信じつつも心の何処かでは空しさを感じていたのかもしれません。ハチマキは、ハキムとの因縁を断ち切る為に待ち伏せ。銃を構えたその目はカンペキにイッちゃってます…。自分が弱くない事を証明したい一心なんだよね。でもそれが逆に弱さを表している事も気づかないところがイイです。こんなに極端に走れる事は世間一般では当然出来ませんから(当たり前!/汗)。一方、タナベは血まみれに怯えつつもハチマキ捜索。これってまずありえないけど、捜してもらってる人はホント幸せもん♪
コメント