編集ソフト 「ファイナルカット7」で編集できる手順が整いました。ヤレばできるんです

ソニーのビデオカメラ　Z150で撮影したデータを
どうしても、ファイナルカット7で編集したかった。
（以下　FCP7）

最近のメモリーカードに収録するビデオカメラは
MXF形式という複雑な感じで収録されるため
単純に編集ソフトで読み込めない事がある。

編集ソフトがFCP7のような、仕様が古いタイプだと
なおさらであり、編集時に収録したMXFデーターを
QuickTimeなどに変換するか、
MXFデータを読める仕組みを編集ソフトに
組み込むかの2つしかない。

で、両方、試してみたが
前者では、私にとって手間がかかるし
変換するソフトが高価だったり、ソフトの特性で
映像や音声の変換後のクオリティーがあまり綺麗じゃなかったりと
感じることがあった。

で、後者になると、ビデオカメラメーカーから
ホームページ経由で、編集するソフトに組み込むプラグイン　データを
引っ張り出して組み込む、ここに行き着くまでの時間が
長かった。

具体的には、、、

ソニーのホームページにある
「Content Browser」のMac版をPCにインストール。
これだけである、
あとは、FCP7を立ち上げて「フィアル」の「読み込み」欄に、インストールした「Content Browser」が
現れるので、それを選択してContent Browserが立ち上がる。

それだけである。

で、一番大切なのが、このContent Browserを使う場合でも
カメラで収録する、映像の形式がソフトで対応できないと
根本的に読み込めない。

FCP7では、カメラ収録で言うところの「MPEG HD422」もしくは「MPEG HD420」という
MPEG2形式でしか読み込めないため、カメラ側でどちらかに設定する。

FCP7のバージョンは、7.0.3というバージョンが最終らしいが
もしかしたら、さらに新しいバージョンがあるのなら
「XAVC Long」も読めるらしい。現時点では検証できなかったので
折を見て研究していきたい。

そして、Content Browser 画面で、収録したメモリーカードを指定すると
ソフトのブラウザーにサムネイルとして画像が表示されるはずだが
なぜか、直接メモリーカードを読み込めなかった。

方法として、Mac本体のSDカードスロットに直接差し込んだ。

PCの画面上に、SDカードも認識され内部のディレクトリーも表示されるが
直接読み込めない。仕方ないので、一旦、外部のHDDにディレクトリーを崩さず
そのままデータコピーする。

で、Content Browserからデータの収録先を指定すると
ここで初めて、収録したものが確認できるようになる。そしてContent Browser で読み込み
Content Browser の「プレビュー」画面　中央やや右側に5か所の
クリックする項目があるので、「フィナルカットへ登録」をクリックできれば、
そのまま、FCP7の「ブラウザ」画面にデータが添付される仕組みである。

これができると、FCP7のタイムラインに貼れて編集できる仕組みである。

でも、データ処理がが遅いためか、
再生だけに発生する、横方向のチラチラノイズが時折入る
気になるが、再度、同じ場面を再生しても同じタイミングで再現しないので
FCP7での再生における固有の問題かと思う。

この現象がプレビュー画面だけではなく、タイムラインでの再生でも
見受けられるので気になる。おそらく、FCP7よりエンコードして
書き出せば、ノイズは出ない（関係なくなる）と思う。

と、ここまで行き着いた。

でも、FCP10とプレミア、とこの機会に触れてみて
使いやすい方に乗り換えてる予定でもあるが、
長年付き合ってきた、FCPシリーズが好きなので
データ編集（MXF形式での読み込みと編集）が、
出来ることを証明したかったのである。