夏休みの時期、アトラクションを撮影する案件が多く、このような形でセッティングしているんです。

特撮、と言う程、華やかではありませんが。
子供達の夏休み特集として、
アトラクションを紹介する撮影を
多数、担当してます。

日々、関東圏のアトラクションを研究する中で、
いかに、短時間でセッティングし、綺麗に取り外しができ、
尚且つ、アトラクションが動いていること時は、絶対に外れて
落下しないことが求められます。

短時間のセッティングをウリにはしていませんが、
目安としては、3分で取り付け、1分で外すことが
求められます。

取り付けも、ただ、ガムテープで貼るというお気軽さではダメで、、、
自身（自社で設けている）数ある項目の中で、、、

取り付ける場所の下地（FRPボディー）の下地の養生をどのように貼るか？

アトラクションがどのように挙動するのか？

挙動した時、周りの景色が綺麗に感じられるか？

同乗者の表情が逆光になりづらく、確実に撮影できるか？

取り付けるカメラの解像度やアイリスは固定できるか？

など、30項目ほどを自分としてチェックポイントがある。


大抵は、一般のお客様が乗車する
営業時間内の撮影が多いのですが、
撮影内容によっては、レポーターが乗ったりするので
営業時刻前に撮影をすることも少なくありません。

とにかく、落ちないこと、傷をつけないことも
求められ、この撮影をし始めて15年間

無事故で撮影を敢行できています。










上記の写真は、カメラ固定の一部です。
大筋でこのように固定して、さらに目立たないように
「企業秘密の化粧固定」を施します。これをすると、ほとんど周りと同化して目立ちません。
目立たない撮影こそ、「美徳」として価値を上げます。（持論で恐縮ですが。。。）


まぁ、簡単そうに見えるが、
15年の実績があるので、アトラクション側からも撮影に関して
私の指名も少なくありません。

アトラクション側から「玉田氏を知っていますか？」と、打診があるということなんですが、
不慣れな人が取り付けると、傷をつけられたり、落下したりして
コンプライアンス的にシビアな昨今、確実にできる人を求められているからなんです。

一応、そのようなネットワークも確立しているので、
年間を通じて、春季と夏季に指名されて撮影することが多いです。

私としても、絶対に落下させないノウハウと実績はありますが、
万が一のことを備え、「撮影保険」も完備してます。

保険を使わないよう、日々、「絶対」を求め
アトラクションの研究を行っています。

応用として、レーシングカー、ヨット、はしご車、人力車への実績もある。

まぁ、ドローン撮影のように派手さはないけど
研究する価値と面白さはあるので、この撮影も楽しく請け負ってます。